1980年代~90年代の『週刊少年ジャンプ』の黄金期。アラサー以上の年代の人には懐かしく、その時代を知らない若い人にとっては、「具体的にはどの作品が含まれるの?」と疑問に思うことだろう。今回は『週刊少年ジャンプ』の黄金期の中で、特に人気があった作品を紹介する。
三大人気少年マンガ誌の一つ、『週刊少年ジャンプ』の黄金期(1980年代半ばから1990年代半ばまで)が本当に凄かった!! 誰もが知っている作品が目白押しで、どれを読んでも面白い!! 今回は黄金期を代表する作品をまとめてみた。
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1980年代~90年代の『週刊少年ジャンプ』の黄金期。アラサー以上の年代の人には懐かしく、その時代を知らない若い人にとっては、「具体的にはどの作品が含まれるの?」と疑問に思うことだろう。今回は『週刊少年ジャンプ』の黄金期の中で、特に人気があった作品を紹介する。
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人里離れた山奥で暮らす、シッポの生えた少年「孫悟空」が、世界中に散らばった七つ集めるとなんでも願いが叶うと言われる「ドラゴンボール」を探しに来た少女「ブルマ」と出会い、「ドラゴンボール」を巡る旅に出て様々な強敵と戦う冒険バトルマンガ。
1984年から1995年まで連載された、80~90年代の黄金期の『週刊少年ジャンプ』の誰もが知る代表作。単行本、完全版の発行部数は全世界で累計3億2000万部を超える国民的作品。
2013年には、「鳥山明」自身が脚本を担当した、17年ぶりとなる完全新作劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 神と神』が公開。国内動員240万人、興行収入は29億円以上に及ぶ記録的なヒットとなった。
TVアニメが1986年から放送がスタートし、1997年で一端シリーズが途切れるも、2009年から原作準拠に再編集された『ドラゴンボール改』が放送された。
また完全新作アニメとして「鳥山明」原案の『ドラゴンボール超』が2015年7月からフジテレビで放送中だ。
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神話の時代より女神アテナに仕える「聖闘士(セイント)」。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。彼らは天空に輝く88の星座を守護として、その星座を模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。
そして現代。七歳の頃からの厳しい修行を終え、アテナの聖闘士となった少年「星矢」が、同じアテナの聖闘士たちと共に地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる――。
1986年から1990年までの連載。「車田正美」作。80年代『週刊少年ジャンプ』の看板作品の一つ。
「アテナ」「ポセイドン」「ハーデス」などギリシャ神話をモチーフにしたバトルマンガ。本編終了後、現在もスピンオフや派生作品が多く作られる程の人気作品。それぞれの聖闘士に必殺技があり、当時主人公「星矢」の必殺技「ペガサス流星拳」を真似した子供たちも多かった。
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1980年代後半の東京新宿を舞台に、“美女と自分の心を震わせることができる”依頼人の仕事のみ引き受けるスイーパー。通称「シティーハンター」の「冴羽獠」と相棒の女性「槇村香」の活躍を描く。
1985年から1991年まで連載されていた、「北条司」の代表作。TVアニメでは「TM NETWORK」が主題歌を担当し人気を集めた。
主人公の「冴羽獠」は裏社会No.1の実力者だが、美女にとことん弱く、普段はふざけた行動も多い。
劇画風の絵柄やハードボイルドな内容、もっこりという下ネタは『週刊少年ジャンプ』らしからぬ、大人っぽい作風の作品であった。続編として、掲載雑誌を変えた『ANGEL HEART』がある。
数々の実在する銃が登場し、裏社会との戦いを描くハードボイルドな作風と、「獠」が女性に下心を持った時にズボンの股間が膨らむ〝もっこり″の表現や「香」が「獠」に制裁を食らわせる時に使う100tハンマーなど、ハードボイルドとコメディのギャップ、それに刑事物ドラマの様な人情物テイストが魅力的な作品だ。
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南葛小学校に転校してきた11歳の「大空翼」は、「ボールは友達」が信条のサッカー大好き少年。引っ越し当日、南葛小と修哲小のサッカー場争いに出くわした「翼」は、修哲の凄腕ゴールキーパー「若林」に決闘を申し込む!
1981年から1988年まで連載された、主人公「大空翼」の成長と活躍を描く、「高橋陽一」の大人気サッカーマンガ。連載当時に、それまで日本ではマイナーなスポーツだったサッカーの人気に火を付け、その影響は海外にも及び、『キャプテン翼』に影響を受けたサッカー選手は国内外問わず数多くいる。
連載終了後、時を経て1994年から1997年までFIFAワールドユースの選手としての活躍を描く『ワールドユース編』も連載。また続編、派生作品も掲載雑誌を変え、数多く作られている人気作品だ。
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時代錯誤で軍国主義のスパルタ教育を行う「男塾」。主人公「剣桃太郎」はヤクザの事務所にひとりで突撃しろと言われるが――。
1985年から1991年に連載された「宮下あきら」のアクションマンガ。掲載雑誌を変えて続編も今だに作られている人気作。
作中出てくる男塾のシゴキや特有の制度、明らかに死んだと思われるキャラが復活するなど、とにかくハチャメチャな展開が繰り広げられる。
例えば、男塾名物「直進行軍」は棒を倒して倒れた方向へ行進していくのだが、例え前に民家があっても民家を破壊して直進し続ける。同じく男塾名物の「油風呂」は金だらいで沸き続ける油の中に座り、油の中に葉を浮かべ上にローソク一本を立て、動けば倒れて引火するのでローソクが燃え尽きるまで身動きができない。等、とにかく荒唐無稽な設定ばかりだ。
「ワシが男塾塾長江田島平八である! 」という台詞で有名な塾長「江田島平八」は作中最強人物にあたり、銃弾を素手で受け止め、生身で大気圏突入に耐えるなど、とにかく荒唐無稽なシーンばかり出てくるのが実に痛快だ。
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東京の田園調布に住む正義の超人「キン肉マン」は、怪獣退治を頼まれても、怪獣たちのほうが真面目に戦うのがバカらしいと帰ってしまう程の、ドジで臆病な負けっぱなしのダメ超人。しかしある日、キン肉星から「ミート」という少年がやってきて、自分がキン肉星の王子「キン肉スグル」であると知る。「キン肉マン」と、やがて彼との友情に目覚めた超人たちが、悪の超人と戦いを繰り広げ、宇宙の平和を目指す――。
1979年から1987年まで連載された、ギャグあり友情ありのプロレスマンガ。作者「ゆでたまご」の代表作。
物語当初は臆病で弱々しい「キン肉マン」が、師である「プリンス・カメハメ」や「テリーマン」「ロビンマスク」ら超人たちとの出会いでどんどん成長し、やがて全宇宙最強の超人にまで登り詰める成長物語であり、超人たちとの熱い友情が描かれる。
掲載誌を変えて、作者の「ゆでたまご」が描く正統な続編も連載中だ。
ギャグのテンポも秀逸で、「へのつっぱりはいらんですよ」「おお! 言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ! 」の有名な台詞のやり取りは、今読んでも思わずクスッと笑ってしまうこと請け合いだ。
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時は世紀末199×年。世界は核の炎に包まれ、文明は崩壊し、暴力と無秩序が蔓延る世界となっていた。
一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の継承者「ケンシロウ」は、攫われた婚約者「ユリア」を救いだす為、荒廃した世界でならず者らと戦いながら、かつて共に切磋琢磨した義兄弟「ラオウ」「トキ」「ジャギ」らと因縁の再会を果たす――。
1983年から1988年まで連載されたバイオレンス格闘マンガ。原作「武論尊」、マンガ「原哲夫」。
TVアニメ化され、社会現象になる程の大ヒットとなり、現在もゲームやスピンオフの作品が数多く制作されている国民的作品。
「ひでぶ」、「あべし」、「経絡秘孔のひとつ〇〇を突いた。お前はもう死んでいる」、「我が生涯に一片の悔いなし」等、誰もが一度は聞いたことがある有名な台詞やシーンばかり出てくるので、今まで読んだことがなかった人でも「これがこのシーンなのか! 」とお馴染みのシーンを楽しみながら読むことができるだろう。
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