11月11日はワンワンワンということで「犬の日」。今や人類の一番のパートナーとも言われている犬。AIBOをはじめとした「ロボット犬」も登場している。ここではAIを搭載したロボット犬の数々をご紹介。あなたならどんなロボット犬と過ごしたい?
ロボット犬にも感情があるし、飼い主の思いや思い出だって宿っているんです。ロボット犬が登場する漫画を紹介!
出典:小学館
11月11日はワンワンワンということで「犬の日」。今や人類の一番のパートナーとも言われている犬。AIBOをはじめとした「ロボット犬」も登場している。ここではAIを搭載したロボット犬の数々をご紹介。あなたならどんなロボット犬と過ごしたい?
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ある日、米国国防省が開発した「超AI」が暴走した。超AIは米軍のシステムをハッキングし、核ミサイルを発射する寸前で停止。だが、超AIはネット上に逃亡。その後、一体のロボット犬・バディドッグ(通称・バド)のボディに潜伏する。現実世界での体を得た超AIが転がり込んだ先は、バドを修理運用をする「バド研究室」の室長・相沢正志の家だった。世界を滅ぼしかけた危険な超AIと、平凡なサラリーマン一家が繰り広げる日常系SF作品。
世界を滅ぼそうとした超AIが逃亡の末に潜伏したのは、ロボット犬・バディドッグ(通称・バド)のボディ。ロボット犬として転がり込んだ先は、ごく普通の家庭だ。暴走した超AIは、目的のためなら人間を殺すことを全く躊躇わない性質だった。だがロボット犬バドとして体を得たことで変わっていく。バドは現実世界のあらゆる情報を収集し分析しながら、人工生命体として「成長」していく。バドがボディの破壊とそれによる消失、すなわち「死」への恐れを持つようになるエピソードは、超AIの発達と未来を表しているようで興味深い。またバドがボディになじんでいくにつれ、犬っぽい性格に変化していく様子は、笑いを誘う。偶然バドの飼い主となった相沢正志は平凡なサラリーマンだが、胃がんになり不安に苛まれる。そんな彼のためにバドが活躍する。その高い分析能力でがんから生還する方法を探り、アドバイスするのだ。バドは相沢一家との交流の中から、人間の「寂しさ」や「嬉しさ」などを学んでいく。1つの平凡な家庭を舞台として、超AIの行く末や病気との闘いなど闘いを描く。現代社会の抱える最新の問題に光を当てた見どころ満載の作品。
出典:マンガペディア
母を亡くし、父と2人暮らしをしている小学生・日置祐太。彼はある日、押し入れの奥にしまわれていた、古いペットロボットを見つけた。それはロボット犬のラッキーだった。ラッキーは、かつて母が大切にしていたロボット犬だ。ラッキーに搭載されているAIには、母の思い出が残っていた。ロボット犬と少年の心温まるハートフルストーリー。
本作のロボット犬・ラッキーには、インプットされた飼い主の性格を模倣する機能がある。飼い主としてラッキーにインプットされていたのは、主人公・日置祐太の亡くなった母・幸子。ラッキーは、心優しく献身的だった母のように、裕太を助けるためならば、その身を犠牲にすることも躊躇わない。そんなラッキーが、母を亡くしたことで傷ついた祐太の心を、徐々に癒やしていく。心温まるストーリーだ。第1話でラッキーの顔に表示された「おめでとう」の由来を知ったら、本作に引き込まれること請け合いだ。
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マッハのスピードで地を駆け、空を飛び、人間の言葉も解するロボット犬・リープ。リープは、天才科学者が娘のために作り上げたロボット犬。悪の組織や未来人を相手に戦いを繰り広げるロボット犬・リープの姿を描いた、SF漫画黎明期の傑作。
本作の主人公・リープは、高度な知能と正義の心を併せ持つ高性能ロボット犬だ。マッハのスピードで動き、内臓した数々の超兵器で悪人をなぎ倒していくリープ。けれどリープは、最初から悪と戦うために作られたロボット犬ではない。愛犬のシェパード犬・リープを亡くし悲嘆に暮れていた1人娘・エコーを見かねて天才科学者であるオビがロボット犬として甦らせたのだ。その後、エコーが事故で亡くなったため、リープは放浪の旅に出る。本作が連載された1960年代は、東西冷戦真っただ中。当時の世相を反映するかのように、作中には様々な脅威が溢れている。リープの電子頭脳を狙う悪のテロ組織・MMM団もその1つだ。リープはMMM団と激しい戦いを繰り広げ、ついに壊滅に追い込む。だがリープの前には未来人や宇宙生命体など、次々と新たな敵が立ちはだかる。高性能ロボット犬が活躍する、初期SF漫画の傑作だ。
出典:マンガペディア
鈴木家の飼い犬・ハチは、「ロボじゃありません、犬です!」と主張するロボット犬だ。四角い箱のようなボディは、どう見てもロボット犬。しかもオーバーテクノロジーともいえる高性能を誇るロボット犬なのだ。さまざまな便利機能が搭載されているハチだが、充電はコンセントで行う。そんなハチと鈴木一家が繰り広げる、軽妙な掛け合いに笑いが止まらないコメディ4コマ漫画。
本作の主人公は、鈴木家で飼われているロボット犬・ハチ。四角い箱のようなボディを持つロボット犬だ。ハチは、その身にさまざまな機能を搭載している。だが、本人は事あるごとに「自分はロボじゃない!」と言い張っている。鈴木家の家族は、ハチに内臓された便利機能を重宝している。けれど、「ロボじゃない!」と言い張るハチは、その便利機能を使いたがらない。しかも、ロボット犬であるがゆえに食べられないペットフードの味を知りたがる。考えた末、飼い主に食べさせて味を知ろうとするなど、ハチの妙な図々しさが笑いを誘う。どうにかして犬として扱ってもらいたいロボット犬・ハチと、「いや、どう見てもロボット犬だ」とつっこむ鈴木一家との掛け合いがおもしろいコメディ作品だ。
出典:マンガペディア
200X年、世界征服を企むDr.ワイリーの陰謀により、ロボットたちが人類に反乱を起こす。そんなロボットたちの暴走を止めるべく、正義のロボット・ロックマンがロボット犬・ラッシュとともに立ち上がる。大人気ゲーム『ロックマン』のコミカライズ作品。
本作に登場するのは、ロックマンの相棒であるロボット犬・ラッシュ。ゲームでも、様々な姿に変形してプレイヤーをサポートをしてくれる優秀なロボット犬だ。ゲームシリーズの展開と合わせているということもあり、漫画版でもナンバリングによってその能力は様々だ。ジャンプ台になり、乗り物に変形し、シリーズによってはロックマンと合体したりと、その活躍は幅広い。ゲームコミック版ではラッシュを含めたロボットたちの「心」についても言及されるなど、各キャラクターの内面の掘り下げが行われている。ゲームより、さらに相棒としての印象が増したロボット犬・ラッシュの姿に注目だ。
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