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可愛らしい絵柄+切れのあるネタ!「水あさと」特集オススメ漫画5選41 Pt.

水彩画風の柔らかなタッチの絵と、切れのあるシュールなネタが特徴的な漫画家・水あさと。今回は、水あさとが描いたオススメ漫画を5つ紹介していく。水あさとだからこそ表現できる、魅力的な世界観を堪能しよう。

作成日時:2020-12-08 19:00 執筆者:マンガペディア公式

可愛らしい絵柄+切れのあるネタ!「水あさと」特集オススメ漫画5選

出典:集英社


『阿波連さんははかれない』

『阿波連さんははかれない』

出典:集英社

人との距離をはかるのが苦手な少女と隣の席の少年の交流を描いた、青春コメディ漫画。阿波連(あはれん)さんこと阿波連れいなは、他人との距離をはかるのがとにかく苦手な女子高生。彼女の隣の席の少年・ライドウは、彼女との間に物理的にも心理的にも距離を感じていた。そんな二人だったが、ある日、阿波連さんの消しゴムをライドウが拾ったことがきっかけで、急接近する。その時その時で距離感が近すぎたり遠すぎたりする阿波連さんに、ライドウは翻弄される。

隣の席でありながら、やけに阿波連さんが遠く見えるライドウ。入学以降話しかけて返事がきたこともなく、ライドウは阿波連さんとの間に様々な意味で距離を感じていた。ところが、その遠かった距離が、ライドウが阿波連さんの消しゴムを拾ってあげたことがきっかけで大きく変わる。今度はやけに距離が近くなったのだ。話すときはやたらと顔を近づけてくるし、教科書を忘れたと言うので一緒に見ようとすると、腕にピッタリとひっついてくる。近づいたのは物理的距離だけではない。ライドウは阿波連さんから一緒にお昼を食べようと誘われたり、一緒に帰ろうと誘われたりする。ところが翌日、阿波連さんはまた元の遠い距離に戻っていた。極端な距離を行ったり来たりする二人の様子を見守ろう。


『デンキ街の本屋さん』

『デンキ街の本屋さん』

出典:KADOKAWA

とある電気街にある架空の書店を舞台にした、青春ラブコメ漫画。主人公は黒髪メガネの学生・海雄(うみお)くん。彼は電気街にある書店「COMICうまのほね」でアルバイトをしている。海雄くんを取り巻く職場の人たちは皆、互いをあだ名で呼び合っており、それぞれが何かのファンだったりマニアだったり、個性的なキャラばかり。海雄くんは年下の先輩女子に仕事を教わりながら、賑やかな毎日を過ごしていく。2014年10月にテレビアニメ化された。

名作書籍からいわゆる薄い本まで取り扱う「COMICうまのほね」には、個性豊かな従業員たちが集まっている。海雄の教育係である非オタのひおたん。漫画家志望のメガネ女子・先生。唯一の10代店員である腐ガール。写真好きで常に一眼レフを持ち歩いているカメ子。うまのほねの正社員であるカントク。豊富な漫画知識を持ち、客の求める漫画を的確に見極めて薦めることができる男性店員・ソムリエ、といった面々だ。バイトとして雇われてまだ日の浅い海雄は、濃すぎる面子と楽しく交流しながら、真面目に業務に取り組んでいく。本作では、書店員の仕事を覗きながら、不器用な彼らの恋模様を見守ることができる。仕事にも恋にも夢にも一生懸命な若者たちの様子は微笑ましく、見る人を和ませてくれるだろう。


『異世界デスゲームに転送されてつらい』

『異世界デスゲームに転送されてつらい』

出典:KADOKAWA

目つきの悪いサラリーマンが異世界に転送されてしまうところから始まる、社畜ギャグコメディ漫画。主人公は社畜サラリーマンの氷見(ひみ)。ストレスのたまる生活をしている彼の口癖は「疲れた、死にたい」だった。いつものように上司に注意され、口癖をぼやいていた氷見は、突如異世界に転送される。氷見を異世界に喚んだのは、マントを纏った骸骨の死神のメイ。メイの目的は、死にたい人間たちを集めて、彼らに生き残りをかけた「シニガミゲーム」をさせることだった。

死神に生き残りをかけたデスゲームへの参加を命じられ、青ざめる人々。その中で、氷見だけは冷静だった。氷見は死神に対しゲームのルールについて細かく質問し、ルールに穴があると徹底的にそこを指摘。正論で殴ってくる氷見に動揺した死神は、自身のうっかりで折角集めた人間たちを元の世界に帰してしまう。実は死神の正体はメイという気弱そうな少女で、死神として仕事をするのは今回が初。ろくに仕事の仕方も教えてもらえず困っていたようだった。この出来事をきっかけに、氷見は度々メイに喚ばれるようになり、彼女の死神としての成長を手伝わされることになる。異世界を取り上げながら、異世界モノを小馬鹿にしていくスタイルが清々しい作品だ。


『マジカルシェフ少女しずる』

『マジカルシェフ少女しずる』

出典:amazon

弁当調理に特化した超能力を持つ者たちに囲まれ一人の少女が奮闘する、異色の料理ギャグ漫画。不況によって生まれた「大弁当時代」。主人公の西ノ森しずるは、幼い頃に別れた母親を探し、弁当調理に特化した「能力(ツールズ)」を持つ者たちが通う「国立大勉富(だいべんとう)学園」、通称ベンガクに通い始めた。しかし彼女はベンガク生でありながら能力を持っていない。そのため周囲からは疎まれており、ある日ついに、生徒会長から退学をかけた弁当勝負を挑まれてしまう。

不況が続き様々な節約術が開発された世界。節約術の中でも特に注目され、大流行したのが弁当だった。国民の自炊の腕前は一気に上昇。やがてその中から、料理に特化した超能力「能力(ツールズ)」を持つ人間たちが現れる。能力を持つ人間たちは、超エリート校「国立大勉富学園」に集められた。しずるもこの学校の生徒なのだが、彼女には同校の生徒なら当たり前に備わっているはずの弁当調理に特化した能力がない。代わりにしずるは生徒会長との勝負で「変身」という能力を開花させた。この能力は、かつて伝説の料理人と呼ばれた母から教わった料理の知識を数分間だけ思い出せるというもの。料理を続ければ母にまた会えると信じ、しずるは周囲に蔑まれながらも諦めず、数々の料理勝負に挑んでいく。


『男三女四』

『男三女四』

出典:講談社

ちょっぴりお馬鹿な男子高校生3人と、女子高生4人のハチャメチャな日常を描いた青春コメディ漫画。3人の男子高校生、グシケン・カデカル・ウエズ。4人の女子高生、ずけらん・アゲナ・ツハコ・マエシロ。この7人は同じ新島高等学校1年A組に在籍している仲良しグループだ。彼らの日常は、変態チックかつアブノーマルな話題で溢れている。今日も7人はそれぞれの個性を爆発させながら、愉快な学生生活を繰り広げるのだった。

本作の特徴は、登場するキャラクターたちの会話が下ネタで溢れているということ。例えば第1話では、男子3人が紙の一巻きで何回尻を拭くかというくだらない話題で盛り上がる。驚くべきは、そこに女子生徒のずけらんが現れ、嫌悪感を示すことなく自然に会話に入る点だ。しまいには便座にどう座るかにまで話が及び、それだけで1話が完結する。基本的にほとんどの話がこのノリで進んでいく。ツッコミ役はいるのだが、ボケる側の個性が強烈すぎて、ツッコミが追いつかない。かと思えば、なんだかんだで青春らしいこともしている7人。ときめきそうでときめけない、ほんのりと香る恋愛要素も本作の魅力だ。下ネタ、変態ネタに耐性がある人はぜひ手に取ってもらいたい。


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