駆け引き、障害、好きの定義……。ラブコメディを中心に、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いたマンガ作品を紹介する。
恋に障害はつきもの。一筋縄ではいかない恋愛模様を描いたマンガ作品を紹介する。
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駆け引き、障害、好きの定義……。ラブコメディを中心に、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いたマンガ作品を紹介する。
理系の最高学府、「国立彩玉大学」。理工学研究科の「池田研究所」に所属する「氷室菖蒲」は、ある日「雪村心夜」に「……私貴方のこと好きみたい」と告白する。しかし、彼から返ってきた言葉は「“好き”の定義は何だ?」。研究に情熱を注ぐ理系女子と理系男子が恋に落ちたらどうなるのか?笑いありキュンキュンありの実験理系ラブコメディ。本作は、『COMICメテオ』で連載されているwebマンガ。作者は「山本アリフレッド」。大学の研究所を舞台に、個性的過ぎる理系たちが“恋の定義”について様々な実験をしていく。少し難しい単語や計算式、考察などが出てくるが、それもこの作品の面白さのひとつである。人によっては、この2人はどう見ても両想いなのにどうして付き合わないのか、ともどかしくなるかもしれない。
家柄にも容姿にも恵まれ、小学生ながらハイスペックな少年「柳尚人」の前に、「九条美琴」が転校してくる。勉強や運動とあらゆることで惨敗。人生初の挫折を経験し雪辱を誓った。同じ学校へ進学する中、「惚れた方が負け」という言葉を耳にし、「尚人」は「美琴」を自分に惚れさせようと奮闘する。本作は『LaLa』で連載されていたマンガ。作者は「天乃忍」。少女マンガでは珍しく男性視点で描かれているのが特徴だ。自覚していない恋心を抱え、惚れさせようと行動を起こす主人公に魅力を感じる人は多いことだろう。
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将来を期待された秀才が集う「秀知院学園」。生徒会副会長の「四宮かぐや」と生徒会長「白銀御行」は、互いに惹かれ合っている。しかし高すぎるプライドが邪魔をして素直になれず、何も進展がないまま半年が経過していた。いつしか2人は、“如何に相手に告白させるか”を考えるようになってしまった。“恋愛は告白した方が負け”、天才たちの恋愛頭脳戦が幕を開ける。本作は『週刊ヤングジャンプ』で連載中のマンガ。作者は「赤坂アカ」。天才たちが至極真面目に真剣に駆け引きをしている姿が笑いを誘う。2人の会話の切り返し、テンポ、展開、どれをとっても面白いラブコメディである。毎度描かれる「本日の勝敗」も見逃せない。
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「私立フォード学園」には、別校舎にいる家柄・頭脳・顔よしハイスペックな男子との恋愛フラグを断ち切るため、「女子は全員マスク着用」という校則があった。幼馴染み、風紀委員、弓道部……。3組の恋愛模様が交差するラブコメ。本作は、『ガンガンONLINE』で連載されていたマンガ作品。作者は「ミキマキ」。素顔は可愛い普通の女子高生が馬、狐面、電子レンジなどのマスクを着用するギャップと、笑いを誘うインパクトのある画面が本作の特徴。また、馬のマスクを被っている「相沢花鳥」のストーリーでは、驚いた時の声が「ひひーん!」、「穴があったら入りたい」を「穴馬になったら走りたい」など馬にちなんだギャグが散りばめられている。ギャグに振り切れたラブコメが読みたい人にはおすすめだ。
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「東和国」と「ウェスト公国」、敵対する2つの国の生徒が通う名門寄宿学校「ダリア学園」。「東和国寮」の1年生リーダー「犬塚露壬雄」は、「ウェスト公国寮」の1年生リーダー「ジュリエット・ペルシア」に想いを寄せていた。ある時「犬塚」は「ペルシア」との決闘中に告白。無事付き合うことになるが、この関係が他人にバレたら裏切り者として学園に居場所がなくなってしまう。2人は敵対関係を続けながら、密かに交際を始めていく。戯曲『ロミオとジュリエット』を基に繰り広げられる学園ラブコメディ。本作は『週刊少年マガジン』で連載中のマンガ。作者は「金田陽介」。不器用ながら真っ直ぐに気持ちを伝える「犬塚」の格好良さと、凛々しくも時折少女らしい顔を見せる「ペルシア」の可愛さが本作の魅力。様々な障害はあるが彼らの相思相愛ぶりは見ていて微笑ましい。
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