病弱な女性キャラ10選256 Pt.

病弱でかまってあげなければ何ともならない女性が存在する。そんな病弱キャラの烙印を冠する女性キャラ10人を抽出し、皆でかまってあげよう!!

病弱な女性キャラ10選

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概要

これ以上ないほどに特徴的な病弱なキャラとして存在感満載の女性キャラ10人をここに一気に紹介する!!

『妖狐×僕SS』より「白鬼院凜々蝶」

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この作品の主人公で15歳の少女。身長145cmにして黒髪ストレートの腰まであるロングヘアが魅力的な美少女であるが、家庭的不幸と病弱な体質から人付き合いを極端に嫌い、口を開くと悪態をついてしまう。そんな自分を変えるために妖怪が住まうと噂のある「メゾン・ド・章樫」で一人暮らしを始めるが、そこで出会う妖怪に変化した者達との交流を描く物語であるが、とにかく主人公の言動とその言動に対する反省の気持ちのギャップが切なくもあり、愛おしくもある。常に温度・熱気を感じさせない、正に妖怪のような存在の主人公であるが、その本性も物語が進む中で明らかになって行く。普通の日常系物語とは一線を画する舞台設定も巧みで、時に期待通り、時に期待を上手に裏切って展開される物語の進行は圧巻で目が離せない。また妖怪である寮の住民たち、各キャラクターたちも決しておどろおどろしいものではなく、むしろ美しさを伴っていて絵的にも素晴らしい。あらゆる点において美しい作品と言える。

『結城友奈は勇者である』 より 「東郷美森」

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主人公「結城友奈」と共に鎮守様に選ばれた勇者で交通事故で足を悪くして車椅子での生活を余儀なくしている。しかし勇者に変身後は車椅子を必要とせず、チームの要として八面六臂の活躍を見せる。主人公とは家がお隣り同士で互いの絆は強固なものがあり、互いに支え合って困難を乗り越えて行く姿を見ると胸が熱くなる。口数は多くないが、話す会話には気品もあるが古風さもあり、育ちの良さを感じさせる。少し浮世離れしたマイペースな所もあるが、それもまた彼女の魅力となっている。そして当人が車椅子生活になった原因は続編『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』につながり、明らかになるが、その凝った深い設定に壮大な物語である事が見て取れる。この深さにハマったらもう抜け出せない魅力ある作品になっている。最後に余談であるが、このキャラの担当声優「三森すずこ」と混同して「東郷三森」と表記すると間違いになるので注意したい。

『魔法少女リリカルなのはA's』 より 「八神はやて」

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主人公「高町なのは」と同級生の少女で幼少期から車椅子生活を送っている。両親は物心つく前に亡くしている天涯孤独の身でありながら、強く明るく生きている姿には拍手を贈りたい。自分が彼女と同じ立場であった時、彼女と同じ様に振る舞えるか甚だ疑問である。よって、そんな彼女を応援してしまうのも自然な流れと言える。そんな逞しい彼女の実例・証拠として料理が得意で、主人公達に料理を振る舞う機会も多く、微笑ましいシーンになっている。そんな主人公たちを後ろから支える存在と思わせておきながら、実はラスボスにも立ち向かえる戦士として活躍する姿も見せてくれる。この超展開には誰もが熱くなるのは間違いなく、ある意味、主人公をも凌駕する存在でもある。そして、その活躍は誰もが支持し、人気キャラとして認知され、『リリカルなのは』シリーズの常連キャラとして確固たる地位を築いているのは、嬉しくもあり、誇らしくもある。色々と見習いたいキャラでもある。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』 より 「ナナリー・ランペルージ」

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主人公「ルルーシュ・ランペルージ」の実の妹で、「ルルーシュ」の親友にして汚れた英雄「枢木スザク」の幼馴染でもある。皇族であり、幼少期に母親が殺される場に居合わせて、その際に足を負傷し、車椅子生活を送るようになり、更に精神的ショックから目が見えなくなっている。主人公はこの妹が幸せな生活を送れるように世界を一変しようと立ち上がる事になるので、この物語の核心となる人物でもある。しかし、時代を変えるには、まだまだ多くの血を流さずには実現できず、「ナナリー」もその犠牲となる。そんな波乱の展開が重層的に描かれる物語であるが、やはり「ナナリー」も結果的には死んでおらず、天寿を全うする事となるが、これも確実視してはいけない。まさに世が世なら皇妃様として我が世の春を謳歌していたかもしれない人生が一変した事は本人にとってどのような物であったかは計り知れないが、兄と共に命の重さを感じて生きた人生としてはこれ以上のものはなかったであろう。真のヒロイン像を見た気がする。

『あんハピ♪』 より 「久米川牡丹」

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主人公「花小泉杏」と同じクラスで同じアンハッピーな人間で虚弱体質の持ち主。握手しただけで骨にヒビが入ったり、常備薬でお腹が膨れるほどの病弱少女。眼鏡キャラでもあるが、常に包帯姿が痛々しいキャラでもある。よって激しい運動や動きは苦手でおっとりしている事が多い。そんな自分の弱さを理解しているのか、温和で思いやりがあり、その心配りと器量良しな点は好感度が高い。しかし、ほぼ必ず何かをすると本人の身体の何処かがダメージを受けるので、静かにしていて欲しいとも切に願ってしまう。そして、明るく社交的ではあるがネガティブ思考でもあり、自虐的でもあり、そこがまた何とも言えぬ守ってあげたくなる気持ちになり、心揺り動かされる。それでも何故か楽しく試聴できる作品であり、全ては登場キャラの全員が明るく人生を楽しんでいる姿を拝めるからである。「病は気から」とは正にこの事であろう。視聴者の心を癒やしてくれる素晴らしい作品であり、キャラ達である。

『じょしらく』より「安落亭苦来」

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女流落語家の4人組の一人で不幸キャラとしての立ち位置にいる。黒髪ストレートの腰まであるロングヘアで前髪はかき上げている。顔色が悪いことが多く、名は体を表している。ネガティブ思考で鬱のような状態に陥る事も多いが、逆に躁の状態に入ると誰も止められない情緒不安定なキャラでもある。細身で華奢な所もかまってあげたい派からの支持は高く、多くのコアでディープでマニアックな方向性を持つファンの心を掴んでいる。自分の世界に入り込む事も多く、数多くの想像妊娠疑惑を巻き起こし、周囲を困惑させている。それでも他のメンバーとの協調性が保たれているのが不思議でもあるが、これは互いの落語家のネタを探す探究心の一端かもしれない。つまりプロ意識が高いと言えるが、実際に落語を披露しているシーンはほぼ皆無で楽屋ネタで楽しむ作品になっている。その点ではネタに困らないキャラであり、良くも悪くも不幸が絵になり、いじり甲斐のあるキャラと言える。

『WORKING!!』 より 「小鳥遊泉」

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主人公「小鳥遊宗太」の姉で4人の姉妹の中の次女で28歳。小説家で常に部屋に引き篭もっている。これは仕事のためでもあるが、虚弱体質でもあり、対人恐怖症でもあり、ネガティブ思考でもある為に自然の成り行きでこの生活環境に至っている。黒くて長い髪と黒一色のゴスロリ衣装がお気に入りでとにかく画面が暗くなる存在。小説は本人の性格とは真逆の清く美しい恋愛小説を書いているが、売れているのかどうかは不明。喋り声も元気や力がなく、喋ることすら面倒に感じている様子。おそらく3分以上歩いた事が無く、外出時には姉妹の他の誰かが「泉」を荷車や台車に乗せて運んでいる。現実味のない、あり得ない存在に思えるが、似ているキャラや視聴者は多いかもしれない。人によっては憧れの存在かも知れないが、出来ればもっと普通で前向きな生活を選択して生きて欲しい。そして更に出来ればちゃんと結婚して新たな人生を築いて欲しい。

『半分の月がのぼる空』より「秋庭里香」

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この作品のヒロインで17歳。先天性の心臓の病を持ち、病院で主人公「戎崎裕一」と知り合い、残り僅かな人生を謳歌し、主人公に多大な影響を与える存在。ちょっとわがままで気が強くて関わりにくい性格であるが、これは強く生きたい自分の気持ちを絞り出している姿であり、その真意が読み取れた時、この女性に対する考え方や接し方も大きく変わってくる。主人公もその理解者の一人で、それ故に主人公の人柄に惚れ、好感度が高まり、感情移入もしやすくなっている。三重県伊勢市を舞台にした物語で、伊勢の美しい山地や海辺や街並みが随所に紹介されていて、聖地巡礼の地にもなっている。元々はラノベ小説であり、アニメ化だけでなく実写ドラマ化もされていて、その作品の入口は広い。不治の病を持つ者を扱ったお涙頂戴の王道物語であるが、王道故に期待通りの感動物語であり、久しぶりに大泣きしてみたい方には無条件でお薦め出来る作品になっている。

『ニセコイ』 より 「橘万里花」

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主人公「一条楽」の通う高校に転校してきた同級生で、実は親同士が勝手に決めた許嫁であるが、主人公は知らずに話が進んでいた。警視総監の娘でもあり、任侠一家の主人公の家庭とどうやったら仲良くなれるのか不思議であるが、そこはラブコメのお遊び要素として深く考える必要はない。生粋の日本人であるが名前からもじって「マリー」と呼ばれている。明るくハイテンションで主人公にまとわり付く元気娘であるが、実は虚弱体質で激しい運動は出来ず、無理をするとすぐに倒れ込んでしまう。しかし、そんな姿を見せずに主人公の恋敵を前にして一歩も引かずにアタックして行く姿勢には自然と頭が下がる。気に入ったら一直線で気に入らないなら眼中に入らないほどの真っ直ぐさと極端さは分かりやすくて心地良いほど。それでいて、しおらしさもあり、目の離せない存在になっている。どうしても「桐崎千棘」「小野寺小咲」の次の三番手に位置づけられるキャラであるが、十分にメインヒロインをはれるキャラであり、人気の高いキャラになっている。

『アルプスの少女ハイジ』より「クララ・ゼーゼマン」

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主人公「ハイジ」はスイスの山小屋生活を送っているが、ドイツ・フランクフルトに住む「クララ」は身体が弱く、車椅子生活が長く続き、静養のためにスイスを訪れ、元気娘「ハイジ」と知り合う事となる。金髪美少女でハイジとの対比も絵になるが、最も有名で感動的なのは「クララ」が車椅子から立ち上がるシーンで、アニメ史に残る名シーンでもある。30年以上前のアニメ作品になるが、この名シーンは今後も長く伝説の如く語り継がれ、紹介され、多くの人の心を掴んで離さないであろう。あまりに有名すぎて紹介するのもおこがましいが、それでも「クララ」抜きで病弱キャラを語るのは片手落ちとしか言えない。今更ながらでも取り上げたい。そしてこれまた今更ながらであるが、主人公は「ハイジ」であり「クララ」は途中から登場する脇役キャラであるが、この作品を歴史的名作に持ち上げた最高の助演女優と言っても過言ではない。「クララ」よ、永遠なれ!!

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