私たちも何度もお世話になっているお医者さん。いろんなタイプのお医者さんのマンガを10作品紹介しよう。
昼夜問わず人々の命を救うお医者さん。そんなお医者さんをテーマにしたマンガをご紹介。
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私たちも何度もお世話になっているお医者さん。いろんなタイプのお医者さんのマンガを10作品紹介しよう。
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新米外科医「真東輝」は「安田記念病院」に赴任することになった。この病院は名医が多数在籍しており、誠実で確実な治療から「ヴァルハラ(神々の座す処)」と呼ばれている。「輝」の父、「真東光介」は「怪物(モンスター)」と呼ばれるほどの手術テクニックを持つ「ゴッドハンド」と呼ばれた命医だったが航空機事故にて他界。そんな父の様な優秀な外科医を目指す「輝」だが、普段はドジでおっちょこちょい。しかし、ひたむきで真っ直ぐな性格から周囲からは好かれている。患者の死に一度も立ち会った事が無いという「絶対的天運」、そして父譲りの「真眼力」を持つ「輝」は患者が生命の危機に直面した時には天才的な能力を発揮する。一見コワモテだが名医であり、生前の「輝」の父の事を知る院長やとても厳しいが素晴らしく優秀な指導医、天才的な才能を持つ最高のライバルなどに囲まれ、「輝」は外科医として成長していくのである。「輝」は父同様「ゴッドハンド」と呼ばれる日が来るのだろうか!? 「輝」の成長を見守って行きたくなる作品である。
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長野、安曇野の「山野産婦人科医院」。産婦人科医の「有吉響子」はこの病院で産まれた。父親はおらず、母親は「響子」を出産後すぐ亡くなったため、引き取り手のなかった「響子」は「山野」の養女として育てられた。東京で生活していた「響子」だったが、「山野」の急死により郷里に戻り産婦人科を継ぐ事になり、結婚して4年の夫「晃」も立場を理解してくれ安曇野に同行。しかし、「晃」は同僚と出来心から過ちを犯し、浮気相手との間に娘「優子」を儲けてしまった。身を切られる思いながらも「晃」と離婚した「響子」だったが、「晃」も「響子」に対して未練があり結局浮気相手とは破局。一方「響子」は新幹線の中で産気づいた女性の子供を取り上げたが、女性は亡くなりその子供「桃子」は周囲から引き取りを拒否されたため「響子」が養女にする事に。「優子」と「桃子」の仲立ちもあり、別れた2人は復縁。その後、実子や養子が増え合わせて6人の子供、そしてそこに「響子」の叔母「頼子」も加わり総勢9人の大家族「有吉家」が誕生したのだった。産婦人科医の「響子」の元には様々な患者たちが訪れ、様々な命のドラマが繰り広げられる。医者、妻、母、そして女性として凛と生きる「響子」。そして彼女を取り巻く「命」の物語をじっくりと読んで欲しい。
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舞台は都内総合病院の外科入院病棟。ここには個性的な医者とナースたちが数多く在籍している。主人公の「榊」は無精ひげの中年医師。気さくな人柄でノリが良いため周囲から好かれやすく、ナースたちからは殴る蹴るのツッコミが入るほど遠慮なく接してもらっている愛されキャラ(?!)。しかし、そんな「榊」だが手先が器用で施術が上手いため、患者からの信頼は厚い。他にも外科唯一の女性医師であり、高い技術を持つ知的で温和な美女、しかし医者にならなかったら「魚屋かスナイパーになりたかった」という血が大好きな「赤坂」、「榊」と同期、外科きっての生真面目な性格、しかし反面誰よりも天然ボケな「景山」などなど個性豊か過ぎる医師が勢ぞろい。そしてナースたちもボランティアが趣味で世界各国を回った経験を持つ小さく丸っこい外科病棟の母親的存在「咲坂師長」、元気がありあまっており「榊」と1、2を争う「外科のお調子者」な「山下」、腰痛持ちで「コルセッツ」というユニットを結成している「関口」&「水野」などなどこちらもかなり個性的。登場人物の紹介だけでも楽しそうな病院であることが想像出来る。手術などのシーンは少なく、医者とナースたちの掛け合いや雑談がメインのこちらの作品。彼らの日常風景を一緒に覗いてみてはいかがだろうか!?
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余命を宣告されたあなたはどこで最期の時を迎えたいだろうか!? 病院で過ごし、手厚い治療を受けて最期を迎えようと思う人も多いかもしれない。この作品の主人公は訪問医「杉本由佳」。彼女が叶えるのは余命を宣告された患者の「家で過ごしたい」という願いだ。大学病院の脳神経外科位だった彼女は家に帰りたくても帰れない患者をたくさん見てきた。そして在宅医療の部署に声をかけられ「訪問医」になる決心をする。家で素人が病人の介護をするのはいろいろと大変な事である。患者の命のために覚えなければいけない事も多く、やらなければいけない事も多い。ナースコールを押してすぐ看護師さんが来てくれるという環境とは全く違うのである。しかし、「最期の時を迎えるのは住み慣れた自分の家で、自分の家族に看取られてが良い……」「最期の時は自分がこの家で看取ってあげたい」……。そう思う患者や家族のために「杉本先生」は患者の家を訪問し、診察するのである。そして改めて患者と家族は一緒の時間を過ごし、忘れていた何かを思い出したり、家族への愛や感謝を強くしたり。そして最期の瞬間を迎えるときに看取る側も看取られる側も「笑顔」であるように。実話を元にしたこの作品はいろんな「命」への向き合い方があるのだと教えてくれるのである。
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現代の医療崩壊の最大要素の1つ、それが「医師不足」。その中でも「麻酔科医」の不足はかなり深刻。術前回診以外に患者と接する事は少なく、世間と隔絶された手術室にほとんどこもりきり。華やかな「外科医」の活躍の影に隠れ、知名度もそれほど高くない。しかし、患者の生命活動の全てを手術の開始から終了まで絶え間なく管理するというとんでもなくハードで重要な仕事、それが「麻酔科医」。民間病院の「麻酔科医」が一斉に退職し、年収3500万円で急募したというニュースがあった程、人手不足は相当に深刻である。「仁望大学付属東総合医療センター麻酔科」の駆け出し麻酔科医の「華岡ハナコ」も日々仕事に追われている1人である。激務、安月給、そして巨乳の「ハナコ」に対してはセクハラなどもあり、一度は「辞表」を提出しようとした「ハナコ」だったが……。麻酔科医が辞めていく背景を時にシリアス、時にコミカルに、そしてリアルに描いている。彼女たちの仕事が手術を受ける患者の命を一手に引き受けていると言っても過言では無い。地味な立場ではあるが、とても重要な存在「麻酔科医」。彼女たちの仕事についてもっと詳しく知りたくなること間違いなしである。
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かつて日本に「不世出の天才」と呼ばれる医師がいた。その素性は一切不明、日本の最高権威「帝都大医学部」を主席で卒業し、若くして国際レベルの活躍を見せその執刀技術は特Aランクという素晴らしい医師。しかし、彼はある日突然姿を消し、医学界のファイルから消去されて行った……。その男の名は「K」。神業の技術、天才的な頭脳、そして強靭な肉体を持つ「K」はフリーランスのスーパードクターである。どんな難しい手術も完璧にこなしてしまう「K」は常に裏社会から狙われる身であるが、世界各地を飛び回っている。闇の臓器密売、「K」を抹殺しようとする刺客、医学を悪用しようとする復讐鬼、手術不可能な病など、様々な事件や事故、陰謀や病気に立ち向かっていき解決していくのである。彼の一族は人の命を救う為に活躍し続け、その血脈は日本だけでなく世界中に散らばっている。たくましい肉体にマントを羽織る「K」、そしてその一族の活躍を存分に楽しんでほしい。
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普段は大学病院で勤務する医師「粂川晶」。普段は救命救急センターで忙しい日々を送っている「晶」は週2〜3日、ある場所で非常勤の医師として勤務することになった。その場所とは「女子刑務所」。隣町の出身ということと、大学の上司に頼まれたこと、かつ刑務所内を見学してみたかったということで「北浦刑務所」の非常勤務医となったのだが、赴任早々受刑者同士のケンカが起こり治療をすることになった。救命センターの様に命に関わるような大きな病気を持った患者はおらず、更に夜勤も無いため、同僚からは「楽な仕事」だと思われているが、「一般の病院」や「学校の保健室」とはまた異なった場所なのである。患者たちには様々な人生や事情があり、塀の中にいる人たちはいろいろな悩みを抱えて生きているのだった。「晶」は医師としての仕事を通して、彼女たちの心の中も垣間見るのであった。未知の世界「女子刑務所」で見た彼女たちの心の闇を見てしまい、故郷の空がグレーに濁って見えた「晶」。その空がいつか晴れる事を願って「晶」は診療に向かうのだった。
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2012年にドラマ化された作品のコミカライズ。原作は作者の実体験を元に描かれているリアルな作品である。大手食品メーカーに務めていたエリートサラリーマン「紺野祐太」は脱サラして医大に入り、37歳にして「東央医科大学病院」総合内科の研修医となる。同期の研修医からは指導医と間違われ、看護師長の「相澤直美」は高校の時のクラスメート。歳下の指導医に型通りの病院の体質。「裕太」が目指す「医者のあり方」は普通のやり方とは一味違っていて周囲と意見が食い違うことも多く、いろいろと壁にぶつかることも多い。何が患者のためになるのか、どのようにすればより良い治療を患者に受けさせることが出来るのか……。いろいろと試行錯誤しながら「病院のやり方」を改善して行こうとする「裕太」。37歳という年齢で今までの地位を捨てて医者になろうとするその決意の裏には何があるのだろうか? 患者の人生に寄り添う様に穏やかな笑顔で奮闘する「裕太」の第2の人生をぜひ見守ってあげて欲しい。
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0歳の時、先天性の心臓疾患の手術を受けた少年「西條命」は、自分の手術をしてくれた小児心臓血管外科医「神道護」に憧れ、彼を超える「最上の名医」になろうと心に誓った。少年時代から「神道」の元へ通い、医学の知識と技術の習得にのめり込む。ある日、友人と釣りに出かけた際に怪我で倒れた友人を「神道」からの電話の指示で救った「命」。医者は目の前の患者だけではなくその家族や子孫の繋がり、「子供のいのちを救うことはたくさんの未来を救うこと」という「無限の樹形図」について教わるのだった。十数年後、医者となった「命」は勤務先の「聖中央病院」で奮闘をしていた。医療ミスで小児科医が廃止されていたが、「命」の働きにより復活。現代の小児医学の問題を中心に、様々な患者の治療をこなしながら、「小児医療改革」を目指して行くのだった。病院の理事長には子供がおらず、「最上の名医」と認めた者に経営権を譲ると発表し院内では内部抗争が起こっていた。「権力争い」に興味のない「命」だったが、嫌が応にも巻き込まれてしまう。このままでは医療事故にもつながりかねないと危惧した「命」は「最上の名医」を目指すことになるのだった。「命」は「神道」を超える「名医」になれるのだろうか!? 「権力争い」の行方は一体!? いろいろな面で目が離せない物語である。
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2度ドラマ化され、その人気の高さがうかがわれる『コウノドリ』。「聖ペルソナ総合医療センター」に勤務する産婦人科医「鴻鳥サクラ」はジャズピアニスト「ベイビー」としての顔も持つ。しかし、「サクラ」が「ベイビー」であることは一部の人間しか知らない。温厚で優しく飄々とした性格の「サクラ」、「サクラ」の同期で5年前のある出産を機に患者の命を救うことに重きを置いた無愛想で冷血漢に見える「四宮」、若手女性産婦人科医の「下屋」、助産師で研修医時代からの「サクラ」「四宮」を知っている「小松」など個性的で頼もしいメンバーが揃っているこの産婦人科。個性的なスタッフが揃うこの病院には様々な妊婦がやって来る。出産は病気ではない。しかし、個々の状態はそれぞれ違う。何事もなく新しい命が誕生することもあれば、命の危険と隣り合わせでの出産も少なくはない。100%安全なお産などありえない。それが出産なのだ。命のドラマが描かれているこの作品を読むと、命が誕生することの奇跡に感謝したくなるだろう。「産まれてきてくれて、ありがとう」--。「サクラ」がかけるこの言葉は、全ての母親、子供たちに向けての心からの言葉に
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