ピアニストが活躍する漫画！オススメ５選0 Pt.

二葉は、ひとりでも聴いている人間がいると緊張して手が震え、呼吸困難に異常発汗などを併発、酷い演奏になってしまうピアニスト。二葉は大雪のため特例措置の動画受験で白城音楽高校に合格したものの、入学後の成績は悲惨そのもの。2年への進級すら危うい状況に陥っていた。そんなある日の放課後、練習室で二葉がひとりでピアノの練習をしていると、突然ひとりの男子生徒が乱入する。彼の名は一ノ宮王輝。両親ともに音楽家のサラブレッドで、「ピアノの皇帝」と渾名される学園のアイドルだ。王輝は二葉の演奏を気に入り、彼女があがり症を克服するための手助けを申し出てくる。この日を境に、二葉はドSな一ノ宮先輩に振り回されていくこととなる。

のだめは譜面を完璧になぞる、所謂コンクール向けの演奏は苦手。しかしのだめの演奏は、歌うように（カンタービレ）紡ぎ出され、型にはまらない魅力に溢れていて、未熟ではあるものの輝く個性を備えたピアニストだ。のだめはその演奏ぶりと同じく、天真爛漫な性格の持ち主だが、心の奥底には大きなトラウマを秘めていた。一方、のだめの先輩である千秋真一は、世界的なピアニストを父に持つ音楽エリート。真一は幼い頃に出逢った世界的指揮者のヴィエラに憧れ、指揮者を志す。ところが真一は事故で受けたトラウマのせいで飛行機にも船にも乗れず、世界に羽ばたくことが出来ないでいた。互いに欠陥を抱えるふたりの出逢いを皮切りに、壮大なドラマが幕開く。

和音はピアノに関しては教会の老神父から手解きを受けただけの素人だが、ピアノを弾く楽しさを忘れずにいた。一方、両親共に音楽家だった弘之は、幼少からピアノの英才教育を受けて音大に進学。弘之は端正なルックスも相まって、「ピアノ王子」と持て囃されるようになる。だが、弘之自身はその重圧から、ピアノを弾くことを苦痛に感じていた。大きく異なる生い立ちをしたふたりは、東京で運命の再会を果たす。ところが、弘之は和音のことをすっかり忘れていた。ショックで落ち込む和音の前に現れたのは、何と偉大な音楽家、ショパンの幽霊。何故か和音のピアノの音色を気に入ったショパンは、彼女に協力し、弘之との関係を深める手伝いをしていく。

柏木リサが新たな顧問となった合唱部は、しばらく女子ばかりの状態が続いていた。ところが、柏木を目当てに6人もの男子が入部。さらに、合唱部に注目するもうひとりの男子生徒がいた。それが主人公の桑原サトルだ。もっとも彼が気にしているのは顧問の柏木ではなく、女子部員の長谷川コトミ。コトミは人柄の良さと容姿を兼ね備えた校内の人気者だが、実はサトルだけが知る黒い部分を心に秘めていた。紆余曲折を経て、サトルも合唱部に入部する。不純な動機で入部した男子に対する女子部員の反発。それぞれに悩みを抱える部員たち。波乱含みの空気が漂う中、合唱部はNHK全国学校音楽コンクールを目指していく。思春期の男女のさまざまな思いが交錯する青春群像劇だ。原作のベースとなったのはアンジェラ・アキの名曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」のテレビドキュメンタリー。

主人公である環奈は、心から好きだというものに出会うことなく、これまでの人生を過ごしてきた。そのため男性との恋愛も上手くいかず、26歳の現在もバージン歴を更新中。そんな環奈は、美貌と実力を兼ね備えた若手筆頭のピアニスト、凱のマネージャーとなる。コンサートのリハーサルで凱と初顔合わせをした環奈は、彼の演奏に雷に打たれたような衝撃を受ける。凱の奏でる音色は全身が溶けるように官能的で、環奈は衝動に抗えず思わず彼に抱きついてしまう。ところが、当の凱自身は、女性に本気の情熱や恋愛感情を抱いたことのない男だった。かくして恋愛に不器用な男女の、一風変わった恋愛劇が幕開く。