『嘘喰い』主人公・斑目貘とギャンブルを繰り広げる強キャラ5人0 Pt.

実写映画が2022年2月に公開された人気作『嘘喰い』は、主人公・斑目貘と凄腕ギャンブラーたちとのギャンブルを描いた作品。すぐれた観察眼と並外れた洞察力を持ち、相手の嘘やブラフ、イカサマを見抜き喰食らい尽くすことから「嘘喰い」と呼ばれている伝説のギャンブラーである貘は、仲間の梶やマルコと共に、賭博組織倶楽部「賭郎」の頂点である“お屋形様”と対決する「屋形越え」を目指し、命を削って強者たちとの勝負に挑み続ける。
貘は目の前に立ちはだかるギャンブラーたちに勝ち続け、目標である「屋形越え」に一歩一歩近づいていく。本記事では、貘とギャンブルを繰り広げた強者たちを紹介する。

作成日時:2022-07-30 19:00 執筆者:マンガペディア公式

『嘘喰い』主人公・斑目貘とギャンブルを繰り広げる強キャラ5人

出典:集英社


強者① 九重大郎(第四話)

貘と「廃ビル脱出勝負」を繰り広げた元傭兵の快楽殺人者で、廃ビル「九重ビル」のオーナー。通称「Q大郎」。見かけは杖をついた柔和な老人だが、実は数々のギャンブラーたちを自身のビルに招いて脱出勝負を持ち掛け、手下たちを指揮して殺しを楽しんでいた。作中での貘の本格的なギャンブルの最初の相手であり、この勝負で貘はギャンブラーとしての実力をまざまざと見せつけることになるのだった。
貘と梶を自身の廃ビルに招いたQ大郎は、勝負を仕切る「賭郎」弐號立会人・夜行妃古壱を呼び、貘と「賭郎」会員権と1千万円を賭けたルール無用の「廃ビル脱出勝負」を行う。貘が勝つ条件は、死なずにビルを脱出すること。貘を殺すために銃器を装備した刺客たちを差し向けるQ大郎だったが、貘の策謀によって次々に返り討ちにあい、ついに最終兵器である「廃ビルの悪魔」と呼ばれるロデムを投入する。幼いころから兵士として教育され、脳細胞の実験によって反射神経と身体能力が極限まで高められているロデムを指揮し勝利を確信したQ大郎だったが、実はロデムは貘の作戦で無力化されており、逆に自身が命を賭けてビルの中を逃げ回るはめに。最後はロデムから本来の人格に戻った「マルコ」により失神させられた。


強者② 佐田国一輝(第35話)

「廃抗のテロリスト」編で貘と「首吊り遊戯ハングマン」勝負を繰り広げた革命家。無精ひげに眼鏡をかけた賭郎会員で、専属立会人は拾號立会人の目蒲鬼郎。日本から北に亡命しており、テロ活動の資金を得るために賭郎会員となり、数日で数々の賭郎会員を喰い潰した。その神がかり的な実力に、他の賭郎会員たちからは遠巻きに様子を見られていたが、「手っ取り早く金になりそうな」会員と勝負させるように貘から依頼された壱號立会人・能輪美年のセッティングにより、貘との勝負に挑むことになる。
貘とは富士山の麓の廃抗で、負ければ首を吊られるババ抜き勝負を繰り広げた。実は全盲で人工視覚によって視界を再建しており、カードを引く際には天井に設置されたカメラの映像を視覚に繋ぎ、貘の手札を盗み見るイカサマを行っていた。だが、イカサマを見破った貘にババを引かされ、勝負に敗北。夜行妃古壱との號奪戦に敗れた目蒲と共に首を吊られ、生への未練を叫びながら絶命した。


強者③ 雪井出薫(第83話)

甚平を着た青年で、貘と「迷宮(ラビリンス)」対決を行った賭郎会員。嗜眠性脳炎を患っており、10年ほどの間、昏睡状態にあった。賭郎を通じてギャンブルで対戦相手のアリバイを奪い、官僚やエリートによる犯罪のスケープゴートを作り出す「懲役ギャンブル」の実行者で、人生の空白を埋めるために思い出を賭ける「0円ギャンブル」でカモを騙し、犯罪者に仕立て上げていた。「懲役ギャンブル」の際は、お互いがメモ用紙に書き込んだ迷宮のゴールを目指す「ラビリンス」と呼ばれる卓上ゲームを用いる。
斥候として乗り込んできた梶に「ラビリンス対決」で勝利した後、賭郎会員であることを隠して現れた貘と再び「ラビリンス」で勝負する。一度目の対決では貘に敗れたが、さらなる大金を賭けた二度目の対決で勝利。だがそれは貘の計算通りであり、負けた貘獏から過去に「屋形越え」で敗北した思い出をアリバイとして押し付けられてしまう。「屋形越え」の思い出を返すため、梶のアリバイと10億円を賭けた三度目の対決に臨み、油性ペンと特殊なメモ用紙を用いたイカサマで勝利を確信したが、イカサマを利用した貘に再び敗北。「屋形越え」敗北の代償として貘の代わりに命を取り立てられることになるが、再び嗜眠性脳炎が発症。この状態を「死んでるようなもんじゃねぇ?」と提案した貘により、取り立てを逃れた。


強者④ ビンセント・ラロ(第324話)

「ダイヤモンドのカットの最高形」を意味するアメリカの犯罪組織「アイデアル」のボス。長髪にスーツ姿の男性。「アイデアル」は世界中の反政府組織やゲリラの資金運用、犯罪組織の乗っ取りを生業としており、「賭郎」を手中に収めようとする。その目的を成し遂げるために「屋形越え」の権利を求め、貘と水の中で空気を賭ける「エア・ポーカー対決」を行った。
どちらかが溺死するまで終わらない「エア・ポーカー対決」では、貘と熾烈な読み合いを繰り広げた末、最終5回戦を前に空気チップ「Bios」の数で優位に立つことに成功する。5回戦では、並外れた観察眼と思考力で貘の狙いが「Bios偽装による酸素切れ勝ち」にあると確信し、ポーカーの役で勝負する道を選択したが敗北。最後は、一旦は潔い死を選ぼうとしたものの水面に浮上しようとする貘を見て考えを翻し、足を掴んで道連れにしようとするが、それはすべてを読んでいた貘の罠であり、潔く死を受け入れようとする姿が嘘だと暴かれた末に苦悶の中、溺死した。


強者⑤ 切間創一(第13話)

倶楽部「賭郎」を統べる“お屋形様”と呼ばれる青年。前髪の一部を立てたオールバックの髪型で眉間のほくろが特徴。聡明な頭脳と冷静な判断力を持つ。政府や司法、メディアのエリート達を集め賭郎を通じて国家を操る目論見を立てる一方で、宇宙人の真似をしたりゴルフで相手の妨害をしたりと子供じみた言動を取る一面もある。かつて貘の「屋形越え」を受けて立ったことがあり、「30分以内に上空を飛行物が横切るか」という賭けで勝利している。突発的に記憶が失われる症状があり、記憶のない間は「蜂名直器」という名で呼ばれることもある。貘が「屋形越え」で敗れる以前には貘と行動を共にしていた時期があったが、その時の記憶は失われていた。
貘とは「エア・ポーカー対決」の後、「プロトポロス編」で訪れた島の塔で命を賭けた「ハンカチ落とし」勝負を行う。お互いに1分以内に相手がハンカチを落としたタイミングを当てるこの勝負で、並外れた聴力による「エコロケーション」を駆使しつつ、読み合いでも貘を上回り勝利寸前まで追いつめた。だが1分の時報が二度鳴る「閏秒」を利用した貘の作戦の前に敗北。臨死薬を注入され一時死ぬことになったが、その後復活し再び貘に代わって“お屋形様”の座についた。



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