女子だって野球がしたい！女子野球漫画オススメ５選0 Pt.

本作は大正乙女たちが野球で男子に挑んでいく物語。主人公の小梅はある日、親友の晶子から野球がしたいと相談された。理由は晶子の婚約者である岩崎荘介から「女性は表に出るべきではない」と言われたからだった。野球部で活躍する荘介に野球で見返してやりたいという晶子。ルールもわからず、さらに女子が野球をする時代ではなかったので道具も男物しかない。だが徐々に仲間が集まり、後援者を募って道具をしつらえ、練習に励んでいく。晶子がピッチャーを務め、小梅は捕手として彼女とバッテリーを組み、そしてチームのブレインとなった川島乃枝の元、男子に勝つための研究と特訓を始める小梅たち。やがて彼女たちは、強い絆で結ばれた本物のチームになっていくのだった。

本作は一度あきらめた野球に再び向かう主人公の活躍を描いた青春物語。女子小学生の蓮は優れた投手で、同じ少年野球のチームで切磋琢磨していた藤枝逸人と次の試合で勝つ約束をしていた。だがその約束は果たせず、蓮は野球を続けることができなかった。その後、逸人は同じ高校の野球部でエースとして活躍。その姿を横目に見て蓮は鬱屈した想いを抱いていた。だがある日、万帆から女子硬式野球部の勧誘を受ける。最初は断っていたが、ひょんなことから逸人と勝負することに。逸人との勝負で改めて野球が好きなことを再確認した蓮は女子野球部に入部する。だがそんな女子野球部に廃部の危機が迫る。部の存続条件は男子野球部との勝負に勝つことだった。

女子プロ野球チームの快進撃を描いたスポーツ＆コメディ作品。とある田舎の高校で生物教師をしていた主人公の広岡真理子は、研究好きな性格から野球部顧問を任された際に無名の高校野球部を甲子園まで導いた（前作『甲子園の空に笑え!』より）。その手腕をかわれ、日本初の女子プロ野球チーム「メイプルス」の監督に任命される。広岡はかつて甲子園で競い合った名門校の監督である高柳邦彦に声をかけ、コーチを依頼。そして彼らがテストして選出したメンバーはお嬢様学校出身のバッテリー桜子＆薫子、プロ野球選手の夫の浮気で愛想をつかして出てきた紘子、四つ子姉妹や海外からの助っ人など。個性豊かで男顔負けの実力者たちが集いメイプルスの結成となった。

本作は女子硬式野球部をテーマにしたコメディ。部活動の入部先を検討していた正清は、幼馴染のハクが「女子野球部のマネージャーっていいな」という言葉を、彼女の入部先だと思って「いいじゃないか」と肯定した。だがそれは正清のことで、成り行きで正清は女子野球部のマネージャーとなったのだった。だが正清は手先がとても器用で、超家庭的な男子。そのため洗濯や道具の手入れを当たり前のようにしたら、部員からとても感謝され褒められたのだった。そのことがきっかけで正清は正式にマネージャーとして入部することに。可愛い女の子だらけの野球部だが、下心のない正清は部員たちの「おかあさん」的ポジションとなって部を支えていくのだった。

本作は硬式野球ではなく、女子スポーツの中でも定番のソフトボールを題材にした作品である。試合で連敗続きの弱小であった桜井高校ソフトボール部。そんな部にひとりの選手が加入したことにより逆転劇が起こる。主人公の千秋はケンカや飲酒、タバコやバイクの無免許運転など数々の非行で周囲から問題視されている不良少女。しかし彼女は野球に天性の才能があった。最初は遊び半分だったが、試合を重ねる内に真剣に野球に取り込むようになる千秋。そんな千秋の過去の素行を知る校長らがソフト部を潰そうと画策することもあったが、彼女たちは周囲に助けられて、素晴らしいチームへと成長していく。