妊娠・育児などのエッセイマンガは、経験があってもなくても共感、または楽しめる作品が多い。今回は、そんな妊娠・育児のあれこれを面白く、時には厳しく、時には赤裸々に綴ったエッセイマンガを紹介する。
育児を終えた人も、育児中の人も、育児をしたことがない人も共感・応援・爆笑したくなるようなエッセイマンガを紹介する。
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妊娠・育児などのエッセイマンガは、経験があってもなくても共感、または楽しめる作品が多い。今回は、そんな妊娠・育児のあれこれを面白く、時には厳しく、時には赤裸々に綴ったエッセイマンガを紹介する。
「すいません 育児ナメてました」――。29歳で息子「ごっちゃん」を産んだ作者が日々の育児の大変さに焦ったり慌てたり動揺しながらも母親として確立していく様子と、「ごっちゃん」の成長ぶりを描く。作者は『海月姫』『東京タラレバ娘』などで知られる「東村アキコ」。本作は作者の出産エピソードに始まり、育児中の苦労、作者曰く「ごっちゃんのクソばか行動」などが丁寧に描かれている。何より「ごっちゃん」の反応を描く作者の観察力と画力に脱帽。「2歳児のする顔か?」と思うコマが随所にあり笑いを誘う。育児のハウツー本ではないが、育児を終えたお母さんや育児中のお母さんは「あるある」と共感出来るかもしれない。
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結婚6年目の作者「三豊ちぇり」は、10ヶ月の不妊治療の末、双子を妊娠した。喜びも束の間、初めての育児は苦労も倍。本作はほのぼのとした絵柄で綴られていく実用エッセイマンガである。双子を産む際のリスク、育児休暇を取る夫、どちらの実家にも子育てのヘルプをお願いしなかったなど、本作で参考になる解説や出来事が載っている。双子の子育ては苦労も倍だが、嬉しいことも倍なのかもしれない。双子の子育てをしている人におすすめしたいマンガである。
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作者は「坂井恵理」。子どもを望んではいなかったが、39歳独身にして突如妊娠。親になることに戸惑うものの、ゆっくりと妊娠生活を楽しむ作者。しかし、妊娠7ヶ月目にして胎児死亡宣告を受ける。本作は、死産を経て再び妊娠・出産するまでに起きたことや考えたことが綴られているエッセイマンガだ。経験者にしか分からない苦労が赤裸々に描かれており、テンポよく読めてしまう。死産のエピソードも衝撃的なのだが、注目したいのは「第4話子どもが欲しくなかった理由」だ。このエピソードは、恐らく大抵の女性から共感されることだろう。
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ADHDと診断された作者が、発達障害グレーゾーンの息子たちを懸命に育てていくエッセイマンガ。作者は「モンズースー」。本作は「Amebaブログ」「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした」で掲載していたブログが同サイト内の総合ランキング1位を獲得し、書籍化されたもの。息子の発達が少し遅れていることから始まり、作者自身も障害を抱えていたと判明するまでの様子が赤裸々に綴られている。未来が怖い、人目が怖い、集団が怖いと絶望的になりながらも、前を向いてひたむきに生きていく作者の姿に勇気づけられる。本作の他にも『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 入園編』があるので、こちらもあわせて読みたい1冊だ。
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5歳の息子から理不尽な仕打ちを受ける作者「横山了一」が描いたマンガ。父親の視点で描かれる子育てエッセイマンガは珍しいのではないだろうか。表紙をめくると、まずは「ゆうた」くんが生まれた日のエピソードが紹介されている。しかし、その時から既にヒドい扱いを作者は受けていたようだ。以降、少し気の毒になるエピソードが綴られていくが、全体を通して「息子が可愛い」という作者の愛が感じ取れる。
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