ちょっと頼りない兄が魅力的！オススメ漫画５選126 Pt.

本漫画作品の「ちょっと頼りない兄」は、上杉達也だ。達也と弟の和也は一卵性の双生児。ところが和也が中学時代から野球に打ち込んでその頭角を現し、女子からも人気者であるのに対し、達也は部活もせずに自堕落な日々を送り、女子からもどちらかといえば嫌われ者。そんな様子だったので、達也は「弟に長所を全て取られた出がらし」などと揶揄されていた。もっとも、達也自身はそんな評判など何処吹く風だ。そんな達也だが、本当に考えなしなわけではなく、むしろ弟想いの良い兄だ。達也は和也と、幼馴染の南の幸福を第一に考え、一歩引いた立場であろうとしていた。ところがそんな達也の平穏な日常は、ある日を境に一変していくこととなる。

本漫画作品に登場する「ちょっと頼りない兄」は、主人公・東和馬と共に「パンタジア」南東京支店へ入店したパン職人・河内恭介だ。彼は、弟と妹がいる三人兄妹の長男である。彼の父親もパン職人だったが、工房の火災で死亡。憧れていた父と同じパン職人になるため、恭介は弟と妹の世話を焼きながら腕を磨き、「パンタジア」の門を叩いたというわけだ。そんな恭介だが、目的のためにはなりふり構わないところがある。入店試験の際、和馬を強敵と感じた彼は、卑怯な手段で妨害に走る。さらに若干メンタルが弱く、困難に直面すると心が折れやすい面がある。当初は頼りない面が目立つ恭介だが、努力を重ねて徐々に成長。物語になくてはならない存在となる。

本漫画作品に登場する「ちょっと頼りない兄」は、5年3組の生徒である木村克也だ。克也には3歳年下の妹・愛美がいる。愛美は強く兄を慕っており、世界一のお兄ちゃんだと公言している。克也も愛美のことを溺愛しており、妹にはとても優しく接している。そんな克也だが、愛美のために行き過ぎた行動に出ることがある。あるときは愛美が欲しがっていたゲームを買うため、神社からお賽銭を拝借してしまい、妖怪に襲われるという騒動を巻き起こしたことも。そういった騒動中、克也は情けない姿をさらすことはあるものの、妹のため自らの身を危険に晒すことを厭わない。克也は頼りないところもあるけれど、尊敬すべきかっこいいお兄ちゃんなのだ。

本漫画作品に登場する「ちょっと頼りない兄」は、主人公・高森奈緒の兄・修輔。彼は性的なことに興味津々で、１８禁のDVDや本、ゲームを大量に集めている。これだけなら年頃の男子としては珍しくはないが、修輔は妹にまでその興味を向けているのだ。傍らで眠る妹の唇に思わずキスしそうになる、スカートから垣間見えるパンツを凝視するなど、その行動は紛うことなき変態だ。とは言え、そんな修輔の行動も仕方ない部分がある。実は妹の奈緒自身が修輔に恋愛感情を抱いており、無邪気で無防備な妹を装いながら巧妙に兄を誘惑しているのだ。そんな奈緒は、ある日兄の部屋で彼が隠していた秘密を発見。それをきっかけに、彼女の誘惑は過激さを増していく。

本漫画作品の「ちょっと頼りない兄」は、主人公・田処志乃の兄・保だ。彼は中学時代、部活での挫折をきっかけに不登校となり、引き籠りとなってしまった。そんな兄が通っていた中学に進学した志乃は、居心地の悪い3年間を過ごすこととなる。引っ越しを機に地元を離れた志乃は、兄の存在を隠し、周囲には一人っ子だと偽って高校生活を送っていた。ところが、その兄が突然「脱・引きこもり」を宣言。部屋を出て、志乃の通う学校やバイト先などに出没する。志乃にとっては迷惑この上ない行為である。しかし「目の前にあるのは壁ではなく扉だと思うことにした」という保の言葉に、志乃も徐々に兄と正面から向き合おうと考えるようになる。