ぜひ読んでほしいオススメの長寿マンガ10選!114 Pt.

10年以上の連載されているorされていたマンガの中から、オススメの10作をピックアップ!

ぜひ読んでほしいオススメの長寿マンガ10選!

出典:Amazon.co.jp

概要

世代を超え、多くの読者層に愛されている長寿マンガの数々。今回は、10年以上の連載年数を誇るマンガの中からオススメの10作品をご紹介していく。

『名探偵コナン』

天才高校生探偵「工藤新一」は、謎の集団黒ずくめの組織に毒薬を飲まされてしまい、体が縮んで小学生の姿になってしまう。「新一」は、正体を隠すために「江戸川コナン」と名乗り、幼馴染「毛利蘭」の父が営む「毛利探偵事務所」に身を寄ることに。「コナン」は、元の体に戻るために数々の難事件を解決しながら、黒ずくめの組織の謎に迫っていく『名探偵コナン』は、単行本総発行部数1億5千万部以上。作者「青山剛昌」だけでなく日本を代表する人気マンガである。週刊連載という毎回限られた時間の中で、数話にわたって解明されていく複雑な謎を何百と展開してきた作者の力量の高さには頭が下がるばかり。またアニメ版も高い人気を誇っており、放送年数はこちらもゆうに10年を超えている。さらに、毎年新作を公開している劇場版は20作を超えていて、後悔の初めの週には必ずと言っていいほど興行収入の上位にランキングされてている。本作は、老若男女問わずその名を知らない人はいないとって言っても過言ではない作品だろう。

『ONE PIECE』

長寿マンガの紹介で、なくてはない存在なのはこの『ONE PIECE』も同じである。世界のすべてを手に入れた海賊王「ゴールド・ロジャー」が処刑場で言い残した「ひとつなぎの大秘宝」を求め、多くの海賊たちが海を闊歩する「大海賊時代」。その時代を生きる一人の少年「モンキー・D・ルフィ」が、海賊王になるためにひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を探し、仲間たちと共に航海の旅をしていく本作。「東の海」で始まり、「グランドライン」に「レッドライン」と海の世界を旅していく世界観の広さに加え、食べたものに特殊能力を与える「悪魔の味」を活用したオリジナルのアクション要素、さらに個性的なキャラが数多く登場することで常に先が気になってしまう秀逸作品。単行本の巻数も90巻に迫っているほか、関連グッズや他コンテンツとのコラボにも非常に人気が集まっているレジェンドマンガだ。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

破天荒な警察官「両津勘吉」が起こす騒動を描いたギャグマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。略称『こち亀』で多くの読者に愛された作品で、1976年の連載開始から40年以上にわたって連載されたのちに2017年に連載を終えた。この作品が持つ「少年誌の最長連載記録」はギネスブックに認定されており、不滅の記録になるのではと噂されるほどの偉大なものとなっちる。作者「秋本治」の連載デビュー作にして代表作でもあり、長期連載のため作風が途中で大きく変わっているところもある。特に絵柄は、連載初期では劇画タッチだったものが徐々にシンプルな絵柄へとなっているのが特徴的だが、時事ネタや流行を取り上げることが多いほか、作者の趣味である車やミリタリー、オモチャ関連のエピソードが多い。物語の舞台となった葛飾区には、主人公の「両さん」の銅像が建てられるなど地域の活性化にも一役かっている素晴らしい作品だ。

『DEAR BOYS』

過去の暴力事件により廃部寸前まで追い込まれていた「瑞穂高校」バスケットボール部。そこへ、インターハイ優勝校である「天童寺高校」バスケットボール部のキャプテン「哀川和彦」が転入、そして入部。彼の実力と熱意により、残っていた4人の部員と共に「瑞穂高校男子」バスケットボール部が新たに活動を開始し全国制覇を目指していくスポーツマンガ『 DEAR BOYS』。主人公の「哀川」はバスケのセンスが素晴らしいだけでなく、チームの輪をとても大切にする人格者でもあり、またビデオショップでのアルバイトで生活費を賄いながらマンションで一人暮らしをしている真面目な性格も光る少年。そんな彼を中心としたバスケ部の軌跡をぜひ見届けてほしいと思う。ちなみに、連載当初と比べ現在はバスケットそのものの公式ルールに若干の変化があり、作中でもそれを踏まえた内容となっている。読み進めていく中でその違いにも注目してみてはいかがだろうか。

『GANTZ』

主人公「玄野計」たちは黒い玉「ガンツ」の呼び出しに応じ東京タワーの見える部屋に集められ、その都度標的となる宇宙人を示される。宇宙人に立ち向かうのは死に直面した者ばかりで、なかにはイヌなどの動物も存在し、ミッションを強制的に課された面々の存亡をかけた戦いを描いていくSFアクションマンガ『GANTZ』。作中に描かれている多彩なアクション要素に加え、“なぜガンツが存在するのか、なぜ「計」たちは集められたのか”という謎も、作品が進む中で解明されていくストーリー性を持った作品だ。ちなみにTVアニメ化を果たした以外にも、トップアイドルの一人「二宮和也」が主人公役で出演した実写劇場版も好評を博し、シリーズを分けて放映されたことでも有名。原作の映像版の細かな違いを探しいくのも面白いと思う。

『あたしンち』

高校1年生の「みかん」は、恋に友情に多感なお年頃。しかし、個性的すぎる母や父を前に夢見る乙女でいる余裕はなく、家ではツッコミ役に回る方が多い。弟の「ユズヒコ」は思春期まっただ中で扱いがちょっぴり面倒くさい。何気ない日常の中でも、そこには「タチバナ家」オリジナルのルールやこだわりが溢れており、友人家とのギャップに「みかん」のショックは増すばかり。「タチバナ家」のメンバーが織りなす日々をイキイキと描いた日常系マンガ『あたしンち』。読売新聞の日曜版に18年にわたり掲載された作品で、「第42回文藝春秋漫画賞」も受賞している。掃除は表面だけ、物の名前もいい加減に覚えるなど、家族全員が認める大雑把、でも自信に満ち溢れ、基本自分のことには甘めだが、内弁慶である母が物語の中心ではあるが、他の家族の各々の日常にスポットを当てたストーリーも数多く描かれている。家族四人はぞれぞれ違った性格の持ち主なので、自分の推しメンを見つけてそのキャラが中心となっているストーリーを探してみることもオススメしたい。

『クッキングパパ』

「金丸産業」営業二課で働く「荒岩一味」は、会社では仕事をバリバリこなす有能なサラリーマンだが、家庭ではキャリアウーマンである妻の分まで料理に勤しむ「クッキングパパ」であった。彼が作るアイデアと愛情に満ちた料理は、家族を、さらには彼らを取り巻く人々をも幸せにしていく。そして今日もおいしさに心が満たされる料理が作られるのであった。一介のサラリーマンである「一味」とその家族を中心に、料理そのものよりも、作って食べることの楽しさ、素晴らしさを描いたグルメマンガ『クッキングパパ』。「一味」は仕事に関しては部下に厳しい一面も見せるが、性格はいたって温厚。基本的にははにかみ屋で、仕事以外で人前に立つことはあまり好まないところも。料理人はこの「一味」が中心だが、中には遠出して地方の美味しい料理を楽しむストーリーもあるので、実際のメニューの候補として読んでみることもオススメしたい。

『はじめの一歩』

主人公「幕之内一歩」が、プロボクサーとなって数々の強敵と対戦していくボクシングマンガ『はじめの一歩』。「戦いを通して、強さとは何か?」という哲学的なテーマと、登場キャラクターの人間ドラマが色濃く描かれていることも特徴で、「一歩」も最初はいじめらっ子だったという背景を持っている。そんな彼が、プロボクサーの「鷹村守」と出会い、幼い頃から実家の釣り船屋を手伝い鍛え上げてきた足腰の強さと秀でたバランス感覚を武器に強敵を立ち向かっていくサクセスストーリーは必見である。もちろん「一歩」だけでなく、彼のライバルや同ジムの先輩たちにスポットを当てた試合も多数収録されている。試合で使用される会場のほとんどが実在の施設であり、後楽園ホールや両国国技館など、ボクシングにゆかりのある試合会場が登場しているので、純粋なボクシングファンも楽しめるマンガだと思う。

『賭博黙示録カイジ』

「カイジ」こと「伊藤開司」が、友人の保証人になったことで多額の借金を抱え、返済のために様々なギャンブルに挑んで行くシリーズマンガの1作目『賭博黙示録カイジ』。本作に続き、『賭博堕天録カイジ』『賭博破戒録カイジ』と頭のタイトルを変え長きにわたり連載が続いている作品で、実写映画化を果たし際には俳優「藤原竜也」が主演を務めたことでも話題を集め二度の映画化を果たした作品だ。原作者「福本豊」がの作品に数多くみられるギャンブル要素を多分に含んだ作風で、「限定ジャンケン」や「Eカード」など本作オリジナルのゲームで登場人物が生死をかけ挑む姿にハラハラしてしまうことは間違いなし。一度読み始めたら先が気になり中々途中で止めることが難しい作品なので、長期休暇の際に一気読みしてみてはいかがだろうか。

『リアル』

荒んだ生活を送る少年「野宮朋美」は、ある日ナンパした少女「山下夏美」とバイクに乗っていた時に事故に遭遇、高校を退学となってバスケをする場を無くしてしまった。その上、「夏美」への罪悪感を感じることとなったこの「野宮」の他、チームメイトとの不仲を抱える車椅子バスケットボール選手「戸川清春」、また別の事後で下半身不随という障害を負った「高橋久信」と、三人の主人公がそれぞれ車椅子バスケットボールを通じ障害者の抱える問題、仲間との絆や夢を描いたスポーツマンガ『リアル』。誰にとっても実際に起こり得る“リアル”な問題に対して作中の登場人物たちがどう向き合っていくかを色濃く描かれており、「第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」も受賞している作品だ。作者は『スラムダンク』でも有名な「井上雄彦」で、同時期に執筆している『バカボンド』もシリーズを通して人気の高い作品である。

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