女の子のお願いやワガママ、無理無茶無謀な命令まで全力で叶えてしまう。そんな尽くし系男子が登場する漫画をピックアップ。彼女のためなら東奔西走。女の子ならずとも尽くされてみたいかもしれない。
愛、性格、忠義心、様々な理由から尽くし系男子たち
出典:小学館
女の子のお願いやワガママ、無理無茶無謀な命令まで全力で叶えてしまう。そんな尽くし系男子が登場する漫画をピックアップ。彼女のためなら東奔西走。女の子ならずとも尽くされてみたいかもしれない。
出典:マンガペディア
囚われの身でありながら「極上の眠り」を追求する姫を巡るファンタジーコメディ。かつて、人と魔がともに存在した時代。魔物によって人間の国から攫われたカイミーン王国・スヤリス姫は、魔王城で暇を持て余していた。スヤリス姫にできるのは、「寝る」ことだけだ。しかし、魔物用の寝具は、人間の姫にとって快適とは言い難かった。スヤリス姫は、自らが理想とする眠りを求め、魔物たちから寝具の材料をかき集めていく。スヤリス姫による、快眠のためのDIYが始まった。
主人公であるカイミーン王国のスヤリス姫は、魔物に攫われた「悲劇の姫」だ。しかしスヤリス姫は、囚われの身ではあるものの、魔物から虐げられるどころか、とても丁寧に扱われている。スヤリス姫はそれをいいことに、安眠できる環境を作るため、魔王城で自由気ままに材料の収集を始める。そんな彼女に尽くすことになるのは、魔族の王である「魔王タソガレ」と、彼の忠実な部下である「あくましゅうどうし」だ。タソガレは、スヤリス姫を攫ってきた負い目から、何かと彼女に気をつかう。だが、マイペースなスヤリス姫が原因で、魔王としての威厳はどこへやらといった具合に、タソガレはいつも不憫な目にあうのだった。あくましゅうどうしは、目を離すとすぐに死んでしまうスヤリス姫を蘇生するのに大忙しだ。やがて魔物たちは、時に暴走するがどこかにくめない、可愛らしいスヤリス姫との暮らしを、楽しいと感じ始めるのだった。
出典:集英社
美形の男性が好きな女子高校生と、ぽっちゃり男性とのほのぼのラブコメディ。主人公の16歳の少女・佐久間花凛は、幼い頃に、栗色の髪のハーフの美少年と結婚の約束をした。ある日、花凛は親の紹介で、花凛の理想どおりの男性だという相手とお見合いをする。髪はふわふわ栗色で、優しい目元で背が高く、エスコート上手。そんな理想どおりの相手と思いきや、花凛の前に現れたのは、くまのようなぽっちゃり男子だった。しかも彼が、かつて結婚を約束した美少年だと判明する。
主人公・佐久間花凛は、美形の王子様との恋愛を夢見る少女だ。花凛は、理想の男性の条件にぴったりという杜野拓眞とお見合いする。拓眞は、条件はぴったりだが、くまのようなぽっちゃり男子だった。さらに拓眞は、幼い頃に花凛が結婚の約束をした美少年であることもわかる。花凛は、理想と現実の差に戸惑う。一方、拓眞は、幼い頃に自分をいじめから護ってくれた花凛を一途に思い続けてきた。だが、花凛から「理想の男性とは違う」と言われ、ダイエットをし、スラっとした美形の男性に変身する。しかし、痩せ続けることは、製菓会社の御曹司として製品の試食役を務める拓眞の仕事に、支障が生じてしまう。拓眞は、大好きな花凛のために、痩せたり太ったりと大忙しの尽くし系男子だ。友達として接する中で、花凛は拓眞の内面に惹かれていき、ぽっちゃり姿にも魅了されていることに気づいていく。
出典:集英社
憧れの年長の執事と結婚することになった女性の、数奇な運命を描くラブストーリー。主人公の女性・茉莉は、母の入院費と借金返済のため、クリーニング店で毎日必死に働いている。そんな茉莉の心の支えは、クリーニング済みの品を届けるために訪れる、藤堂家の執事たちとのやり取りだ。なかでも茉莉は、藤堂家を執り仕切る年長の執事頭・常盤のことが気になっていた。ある日、茉莉の母が借金を残して死去する。途方にくれる茉莉に、常盤は借金の保証人になると茉莉にプロポーズする。
主人公の女性・茉莉が恋する藤堂家の執事・常盤は、父親ほど年の離れた男性である。藤堂家には3人の執事がいるが、その中でも常盤は最年長で、家人からの信頼も厚い。クリーニング店に勤める茉莉は、クリーニング済みの品の配達で藤堂家に行き、常盤に出会ったのだった。茉莉は、ストーカーと、亡くなった母が残した借金に悩まされていた。常盤はそんな茉莉を守るため、「既婚者の肩書きと借金の保証人」を得るための結婚を提案する。戸惑いながらも、結婚を承諾した茉莉。その後、茉莉が藤堂家の跡取りであることが判明。常盤は、結婚の事実を伏せて、ひとつ屋根の下で、茉莉に執事として尽くしてくれる。常盤以外の、若く美形な執事たちも茉莉に尽くしてくれるのだが、茉莉が恋するのは常盤だけ。そんな尽くし系男子・常盤が、かつて茉莉の母親に仕えていたことが判明する。年の差カップル&執事が好きな人に、特にお勧めの作品だ。
出典:マンガペディア
少年少女の目線を通して、現代の社会問題を描き出す学園ストーリー。主人公の小学生の少女・倉田紗南は、幼い頃から劇団に所属し、テレビでも活躍する人気子役だ。順調そのものの人生を送る紗南だが、私生活では、学校のことで頭がいっぱいである。男子を仕切る少年・羽山秋人のせいで、クラスが学級崩壊の危機にあるからだ。出演したテレビ番組で、紗南が思わず羽山のことを愚痴ったことから、クラスの男子と女子の全面戦争に発展する。1996年にテレビアニメ化された。
本作の主人公・倉田紗南は、明るく元気で、正義感にあふれた少女だ。しかし紗南は、壮絶な過去を抱えており、繊細で傷つきやすい一面を持っている。そんな紗南には、訳アリなマネージャー・相模玲がついており、彼女の仕事から日常までを支えていた。玲は、とある理由からホームレス同然になっていたところを、幼い頃の紗南に拾われた。そして、紗南の恋人兼世話係として、倉田家で一緒に暮らすようになる。玲は、紗南への恩義から、彼女をとても大切に思い、尽くしている。しかしその行動は、実は「恋人」とは少し違っていた。尽くし系男子・玲と紗南の不思議な関係だけでなく、当初いがみ合っていた少年・羽山秋人と紗南の恋も描かれる。学校、恋、友人、家族と、小学生が置かれているリアルでシリアスな実情を、紗南はパワフルに笑い飛ばしていく。
出典:講談社
恋愛無関心少女と、重い愛をぶつける少年との初恋を描くラブストーリー。主人公の高校1年生・日生ほたるは、恋愛にまったく興味がない少女だ。ほたるは、恋人に振られて雪が舞う中ベンチで佇む、眉目秀麗な同級生の少年・花野井に、何気なく傘を差し出す。花野井は、そんなほたるの行動をきっかけに、彼女に恋をする。翌日、ほたるに告白をする花野井。誰かを特別に想う気持ちがわからないほたるは、花野井の言動に戸惑うのだった。
主人公の少女・日生ほたるに恋する花野井は、頭も顔も偏差値80オーバーの、学校内の有名人だ。しかし花野井は、付き合う相手からいつも「愛が重い」と言われ、振られてばかりの尽くし系男子。独特の感性と言動から「変な奴」と思われている花野井には、友人もいない。一方、ほたるは家族や友人に恵まれていて、恋愛が、それ以上に特別なものになると思えずにいた。それゆえ、花野井からの告白を、ほたるは即座に断る。だが、ほたるの何気ない言葉から花野井は髪を切り、ピアスを外す。さらに、ほたるが眺めていたポスターの商品をプレゼントする。そうやっていつも尽くし過ぎて、恋愛相手に逃げられてしまう花野井。そんな彼にほたるは、自分に尽くすより、花野井の好きなものを大事にして欲しいと言う。対極的な2人の恋愛模様から目が離せない作品だ。
49 Pt.
57 Pt.
36 Pt.
74 Pt.
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