秋と言えば「読書の秋」。今月マンガペディアにアップされた作品の中から、秋の夜長を楽しみながら読んでいただきたい作品をピックアップ!
9月にマンガペディアにアップされた作品の中から、特におすすめの作品をご紹介!
出典:小学館
秋と言えば「読書の秋」。今月マンガペディアにアップされた作品の中から、秋の夜長を楽しみながら読んでいただきたい作品をピックアップ!
出典:マンガペディア
大手銀行に勤めるエリート営業社員で、結婚して専業主婦になりたい高梨あすか。大人気のイケメンアナウンサーで、絶対に結婚したくないという名波竜。正反対の価値観を持つ2人が次第に惹かれ、つきあい始める。仕事と結婚に関する、さまざまな価値観を持つ登場人物とともに描かれるラブストーリー。2017年にテレビドラマ化された。
結婚がメインテーマの作品だが、主人公2人の職場である金融業界とテレビ業界について、綿密に描かれていることも本作の魅力だ。作者・宮園いづみは、連載開始にあたり、テレビ局のアナウンサーをはじめ、多くの関係者に綿密な取材を行ったと、コミックスのコラムなどで記している。この作品の登場人物は、それぞれ結婚について独自の価値観を持っていて、それがリアリティあふれる舞台設定と相まって、読者の心に迫る作品となっている。今回のマンガペディアの加筆では、そういった作品の舞台裏についても触れているので、是非読んでみて欲しい。
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男子高校を卒業後、伊豆にある大学に進学し、楽しいキャンパスライフを送ろうとした主人公。下宿先となるダイビングショップの前でとびきりの美少女と出合うが、直後にいかにも体育会系という雰囲気の、屈強な全裸の男たちの騒ぎに巻き込まれる。伊豆の海を舞台として、恋と、男くさいスキューバダイビング部の活動とが織りなす、破天荒なキャンパスライフを描いた作品。2018年にアニメ化された。
タイトルの元ネタであり、主人公・北原伊織が下宿するダイビングショップ「Grand Blue」の店名は、ダイビング映画の名作として名高い『グラン・ブルー(Grand Blue)』と同じ。この映画同様、本作でもスキューバ・ダイビングについて極めてまじめに、詳細に描かれている。だが本作で最も印象的なのは、体育会系部活特有の、飲み会をメインとした男の世界が、迫力満点の筆致で描かれるところにある。美少女が絡む恋愛的な要素もあるのだが、男の世界とこうしたエピソードが混然となった熱いストーリー展開が魅力だ。マンガペディアでは、第11巻までのあらすじを、各巻に掲載されている番外編も含めて詳しく紹介している。
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主人公の女子高校生・小暮奈緒は、入学直後のある日、不良として有名な男子高校生・鬼瀬大雅にいきなり告白される。報復を恐れて、渋々付き合い始める奈緒だったが、一緒に行動するうちに彼の優しさに触れ、惹かれていく。2人のぎこちないラブストーリーを軸に、叔父や友人たちとの人間関係が描かれていく作品。2018年に映画化された。
夢と希望に満ちた高校生活となるばずだったのに、いきなり不良に告白されるという衝撃の場面から、物語が始まる。さまざまな人間関係の問題もあり、2人の距離はスムーズには縮まらない。事故や怪我などの大きいアクシデントや、迷子や道案内といったお邪魔イベントなど、色々な問題が2人に降りかかる。主人公が運命に振り回され、天国から地獄へ、そして再び天国へと向かう本作の展開は、まさにジェットコースターラブストーリー。マンガペディアでは各巻ごとに登場人物の関係なども含めたあらすじを掲載。本作のストーリーを楽しむ一助になるはずだ。
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フランスの有名な詩人・ボードレールの著書を愛読する、文学少年・春日高男。彼は、通っていた中学校の教室で、思いを寄せていた同級生・佐伯奈々子の体操服を偶然発見し、盗んでしまう。それを目撃した女子生徒・仲村佐和は、これをネタに、自分に従属するよう、高男に契約を迫る。閉鎖的な地方を舞台に、中学生独特の感性がぶつかり合う姿を描いた衝撃作。2013年にテレビアニメ化された。
文学に傾倒し、それを拠りどころとして、周囲と距離を置こうとする主人公・春日高男。周囲の目や言動は気にせず、自分の思ったままに行動する、中村佐和。美少女で成績も優秀、社交的な佐伯奈々子。まったく異なるタイプの3人が深く関わっていくなかで、それぞれの意外な本質が浮かび上がり、同化、反発を繰り返しながら、思いもよらぬ方向に話が進んでいく。前半は、一気に破滅へと突き進む中学生時代。後半は、3人が別の土地へと散って、落ち着いた生活を取り戻したところから始まる高校時代が描かれている。マンガペディアでは全11巻のあらすじを紹介している。
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剣と魔法のファンタジーの世界。魔王は世界を支配するためにお姫様をさらって人質とした。さらわれたお姫様は悲嘆にくれながら、救い出される日を心待ちにしていた、というのはよくあるシチュエーション。ところがこのお姫様は、囚われの身という立場を存分に堪能していた。ファンタジー世界を新たな感覚で描いている作品だ。
「人の国の姫はいただいた! 返してほしくばこの世の支配を全て魔の物に引き渡せ!」という魔王の宣言から始まる本作の主人公は、”お姫様を救い出そうとする勇者”ではない。幽閉されたお姫様、その人だ。さらわれるまでは公務で忙しかったが、囚われの身となった今は、寝ているだけの毎日。そんな状況を活かして、お姫様は、魔王城を好き放題に遊びまわった。ロールプレイングゲームやアニメ作品で定番の要素が散りばめられ、それらのパロディとしても楽しめる作品だ。マンガペディアの今回の加筆では、単行本の装丁のヒミツにも触れているのでチェックしてみて欲しい。
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