この作品で登場する鍋料理は「1人鍋」だ。深夜食堂は小さな店なので、大勢で囲むような鍋料理はやっていない。しかし、注文すれば作ってくれるのが深夜食堂。「白菜と豚バラの一人鍋」というテーマで、鍋料理が登場する。店主が出したのは、一人用の小さな土鍋に、鰹で出汁を取って白菜と豚バラ肉、エノキを入れて煮込むお一人様の鍋料理だ。高知県四万十川流域で栽培されている柑橘類「ブシュカン」を絞った、自家製のポン酢をタレにする。冬に思わず食べたくなる鍋料理だ。
息が白くなるような寒い日には、暖かい鍋が恋しくなるもの。一言で鍋といっても使われる出汁や、具材、つけだれなどバリエーションは無限大。シンプルな水炊きから、近年流行の中国火鍋、何でも入れちゃう闇鍋まで、漫画に登場する5つの鍋料理を紹介するぞ。
出典:小学館
出典:小学館
とある食堂に集う人間模様を描く、グルメ系ドラマ漫画。新宿の花園エリアの路地裏にある小さな店「めしや」は、深夜0時から朝7時までの営業で、常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。メニューには豚汁定食と酒類しかないが、注文すれば色々な料理を作ってくれる。2009年テレビドラマ化、2015年映画化。
この作品で登場する鍋料理は「1人鍋」だ。深夜食堂は小さな店なので、大勢で囲むような鍋料理はやっていない。しかし、注文すれば作ってくれるのが深夜食堂。「白菜と豚バラの一人鍋」というテーマで、鍋料理が登場する。店主が出したのは、一人用の小さな土鍋に、鰹で出汁を取って白菜と豚バラ肉、エノキを入れて煮込むお一人様の鍋料理だ。高知県四万十川流域で栽培されている柑橘類「ブシュカン」を絞った、自家製のポン酢をタレにする。冬に思わず食べたくなる鍋料理だ。
出典:講談社
男性二人暮らしのカップルの恋愛を、食事を通して描くグルメ漫画。弁護士の筧史朗(通称 シロさん)と、共に暮らす美容師の矢吹賢二(通称 ケンジ)だ。2LDKのアパートで暮らすふたりの物語が、レシピを交えた食生活を中心に展開していく。カミングアウトすること、両親との向き合い方といった問題で、まだまだ社会的には困難も多いカップルながら、二人の幸せな日常を一話完結で描いている。
この作品で登場する鍋料理は「鶏手羽先の水炊き」である。新人の司法修習生との同行で疲弊してしまった史朗は、夕食の献立を考えることがおっくうになり鍋を選択。本来のレシピだと鶏ももの骨付きぶつ切り肉を使うのだが、この日は冷蔵庫にあった手羽先で代用。鶏肉と昆布でアクを取りながら出汁を取り、副菜を作りながら40分ほどぐつぐつ煮る。そして賢二が帰宅する頃合いを見て、白菜やネギなどを投入して鍋は完成。ポン酢とゆずコショウをタレに、締めは卵とじの雑炊。これだけで十分魅力的な料理だが、のちにバージョンアップした鶏の水炊きが登場。こまめな史朗が作る料理を、賢二が美味しそうに食べるほのぼのとした風景が描かれている。
出典:amazon
中華料理に特化した料理バトル漫画。主人公・秋山醤(あきやま ジャン)は、「中華の覇王」の異名を持つ秋山階一郎の孫で、天才的な料理の才能を持つ中華料理人。醤は中華料理の世界では日本一の「五番町飯店」のオーナー・五番町睦十(ごばんちょう むつじゅう)を倒すべく、同店で働き始める。そして、数々の料理勝負を繰り広げていく。続編に「鉄鍋のジャン!R頂上作戦」「鉄鍋のジャン!!2nd」があり、スピンオフの麻雀漫画もある。
この作品で登場する鍋料理は中華料理で有名な「火鍋」だ。料理人・五行壊(ごぎょう かい)との5番勝負の最終戦、「天国に一番近い料理」という課題において、五行がハクビシンを使った「火災樹(ホウツアイスー)」、通称「地獄鍋」を披露した。赤い肉の入ったスープと、白い野菜の入ったスープの2色の鍋で、芝麻醤(チーマージャン)を使ったごまだれ、唐辛子風味の醤油だれ、発酵豆腐を使った腐乳だれ、いかわたを使ったたれの4種類のたれが用意された。五行の鍋は好評を得たが、隠し味と復讐とを兼ねて番組スポンサーの愛犬を鍋に投入したことが発覚。勝負はぶち壊しになった。
出典:KADOKAWA
PCゲーム『Fate/stay night』シリーズのスピンオフ作品である料理漫画。本作は、原作ゲームの様なバトルストーリーではない。物語の舞台となる冬木市で、平和な日常を送る主人公・衛宮士郎(えみや しろう)が、その家族であるセイバーや交流のある人達に手料理を食べさせるほのぼのホームドラマとなっている。登場人物こそ「Fate」シリーズと共通ではあるが、作品の主題はあくまで料理であり、登場した料理の詳しいレシピなども紹介される。2018年TVアニメ化。
この作品に登場する鍋料理は、「寄せ鍋」だ。魔術師と召喚された英雄の戦いを描く「Fate」シリーズの中、まさかの料理漫画として始まった本作の第一話が「あったか寄せ鍋」。士郎は小雪舞うある日、温かい夕飯がいいと考えながら買い物をする。商店街で安い白菜や長ねぎを買った士郎は、ヒロインの1人であるセイバーが待つ我が家に帰って寄せ鍋を作り始める。こんぶで出汁を取り醤油、みりん、酒などで味付け、軽く塩を振った鱈の切り身、白菜、長ネギ、えのき、海老、あさりなどを炊き込んでいく。寒い日の鍋は格別で、もちろん〆(しめ)には卵雑炊。身体の芯まで暖まる、食欲旺盛なセイバーも大満足の鍋料理だ。
出典:小学館
北海道の農業高校を舞台にした、酪農青春ストーリー。主人公・八軒勇吾(はちけん ゆうご)は進学校の中学生だったが、受験競争でノイローゼになり、自身の将来に希望が持てずにいた。そんな八軒に教師は、大らかな校風の大蝦夷農業高等学校を進めた。言われるままに全国一の広大な敷地を誇る高校の酪農科学科に入学した八軒は、個性的な仲間に囲まれながら、自らの目標を見つけていく。2013年アニメ化。
この作品に登場する鍋料理は「闇鍋」だ。寮生活を送っていた八軒達は2年生になり、退寮する事になった。退寮に際して、それまで皆がため込んでいた缶詰などの非常食の処分が問題となった。そこで思いついたのが、男子だけで行う非常食を集めた闇鍋だった。八軒達は昆布でとった出汁に、鹿カレー、コンビーフ、コーン缶詰、各種調味料と、ため込んでいた食材を全部ぶち込んで行った。闇鍋は本来不味くなるのが定番だが、やたら美味しそうな匂いになり、奇跡的に美味しい闇鍋ができあがる。美味しそうな匂いに女子が気がつき、吉野まゆみがとっておきのチーズを持ち出して、寮の皆が一緒に参加する賑やかな鍋大会となった。
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