見知らぬ他人同士が、ある日突然親子になったら!? テレビドラマ化で話題を集めた『義母と娘のブルース』をはじめ、ともに暮らすことで心を通わせ変化していく、義理の親子の関係を描いた5作品を紹介。
家族だけど他人。義理の親子を描いた作品特集
出典:ぶんか社
見知らぬ他人同士が、ある日突然親子になったら!? テレビドラマ化で話題を集めた『義母と娘のブルース』をはじめ、ともに暮らすことで心を通わせ変化していく、義理の親子の関係を描いた5作品を紹介。
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妻を亡くし、男手ひとつで娘のみゆきを育てる会社員の宮本良一。病気で余命わずかと判明した彼が、娘を託せる相手として選んだのは、取引先の部長でキャリアウーマンの岩木亜希子!? 良一亡き後に残されたのは、仕事はできるが常識外れの新米義母と、難しい年ごろの娘という奇妙な“家族”だった。2018年にテレビドラマ化されたハートフル4コマ作品。
自分の死を前にして、娘のみゆきを託せる相手を探した良一と、仕事一筋に生きたがゆえの孤独さに耐え兼ね、彼らを家族として求めた亜希子。利害の一致により仮面夫婦となった男女、とその娘という“ワケあり”家族が題材ながら、全編にコミカル&ハートフルな描写が貫かれているのが本作の魅力。エピソードの中心となるのは、家事もできず、世間知らずな亜希子の不器用な母ぶりを描くコメディ部分だ。しかし、良一の死という期限付きの共同生活の中で彼と亜希子が心を通わせる場面や、後に残された亜希子とみゆきが、ぎこちなく母子の絆を育んでいく様子など、ほろりとさせられるエピソードも全編に盛り込まれている。
出典:マンガペディア
中年男の高梨陣平は、死別した妻の連れ子・美久と二人暮らし。二人の関係は悪くないが、血が繋がらない男女の生活ゆえに、互いに何ともいえない気持ちを抱いていた。それは親子としての愛なのか、それとも異性として愛なのか? 『タッチ』、『みゆき』のあだち充が送る微妙な親子のコメディ。1998年にテレビドラマ化された。
青春漫画の名手であるあだち充が「親子」をテーマに描いた漫画。血のつながらない兄妹を描いた同作者の『みゆき』にも似た雰囲気で、血のつながらない親子の微妙な関係を描いている。家族愛のような、恋のような、判別しがたくもある“もどかしさ”とともに描かれる日常からは、不思議な感覚が呼び起こされ、読む者をクスっと笑わせる。テレビドラマでは、田村正和が不器用ながらも優しい父親・陣平を演じている。こちらも必見だ。
出典:マンガペディア
言わずと知れた「週刊少年ジャンプ」の看板作品。海賊王ゴールド・ロジャーの遺した秘宝「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」をめぐり、モンキー・D・ルフィとその仲間たち「麦わらの一味」が、世界中の海を舞台にバトルと冒険を繰り広げる壮大な活劇漫画。「週刊少年ジャンプ」誌上、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長期連載となった。
『ONE PIECE』の作中で「血がつながらない親子」と言えば真っ先に思い浮かぶのが「白ひげ海賊団」の面々だ。世界最強の男と言われた団長の"白ひげ"ことエドワード・ニューゲートは、自分の団員たちを「息子」と呼び、心から愛した情け深い男。ルフィの義兄・エースも、彼を「親父」と呼び敬愛した。「マリンフォード頂上戦争」では息子・エースの危機に白ひげが総力を挙げて海軍本部を襲撃し、凄まじい激闘が繰り広げられた。この事件は、暗躍した黒ひげによるものというより、”白ひげ”とエースの「親子の絆」がもたらしたものとも言えるかもしれない。
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仕事に打ち込みすぎて妻から離婚を宣告された正太郎は、オレンジ屋根の可愛い家を購入して、妻に戻ってきてもらおうと画策。しかし、そこには離婚したばかりの別の家族、菜摘と娘たちがいた。ひょんなことから始まる、ハートウォーミングなホームドラマ。
まじめ一徹、有休無消化で働き続けてきた主人公の正太郎。しかし性格は良く、包容力もある。一方、同居することとなったヒロインの菜摘も、やや世間知らずだが器量はよく、一度決めたら猪突猛進する思い切りの良さを持ち合わせている。離婚経歴を持ち、それぞれ二人の子どもを持つなど共通項が多い二人。血のつながらない家族同士が、ふとしたきっかけで「家族ごと」距離を縮めていく様子が描かれる。他にあまり類をみない癒やし系の作品だ。
出典:マンガペディア
祖父の葬儀に訪れた三十路の独身男・河地大吉(ダイキチ)。そこで彼は、祖父の隠し子・鹿賀りんと出会う。彼女が親戚中から疎まれ、施設に入れられそうになる様子を見かねたダイキチは、自分が引き取ると宣言。かくして、しっかり者の女の子・りんと、男やもめのダイキの互いに不慣れな共同生活が始まる。2011年にテレビアニメ化および映画化された。
小学校入学直前のりんがダイキチに引き取られ、家族としての絆を深めていく様子が描かれる前半と、高校生になったりんがダイキチへの恋心を自覚し、ふたりの恋愛が描かれる後半の大きく2つのパートから構成されている。前半は、心を閉ざしていたりんが、初めての子育てに戸惑いつつも、彼女を第一に考えるダイキチの優しさに触れ、明るさを取り戻していく展開が見どころ。一方で後半は、それまで家族として接してきた、思春期の少女と奥手な中年男による、ちょっと複雑で真面目な恋の物語である。ともに暮らした10年の間に培われた互いを思いやる気持ちが、ただの恋愛ドラマにはない温かみを感じさせてくれる。
83 Pt.
38 Pt.
43 Pt.
123 Pt.
123 Pt.
2007年~2016年『ONE PIECE』シリーズ映画作品
285 Pt.
2000年~2006年『ONE PIECE』シリーズ映画作品
1,014 Pt.
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