家族愛を描いたマンガ10選!187 Pt.

家族の愛を様々なのカタチで描いたマンガの中から、ぜひ読んでほしいオススメの10作品をピックアップ!

家族愛を描いたマンガ10選!

出典:Amazon.co.jp

概要

多くの読者の心を掴んで離さない、家族愛をテーマにしたマンガ。今回は、数ある作品の中から10作品にスポットを当てた!

『うさぎドロップ』

三十路の独身サラリーマン「河地大吉」は、祖父の訃報を聞き駆け付けた先で見知らぬ少女と出会う。祖父「宗一」の隠し子であったその少女「りん」は、一切言葉を発しようとしない無愛想な子だったため、周囲からあまりいい印象を抱かれていなかった。そんな親族たちの思いに腹を立てた「大吉」は「りん」を男手ひとつで育てていくことを決意。その後、りんを自宅へ連れてきて、自身の家族や周囲の人々に支えられながら子育てに奮闘する「大吉」とそんな彼に心を開いていく「りん」の生活を描いたマンガだ。アニメ化の他、2011年8月には俳優「松山ケンイチ」と「芦田愛菜」のダブル主演による実写映画も公開されている。前述の通り、二人は本当の親子ではない。それでも一つ屋根の下で心を通わせていく一人の大人と一人の少女が紡ぐ絆の物語に、きっとあなたも涙するに違いない。

『甘々と稲妻』

料理シーンと食事シーンを中心に構成される内容で、1話につきひとつのレシピを紹介する形式をとっている。主にシングルファザーの「犬塚公平」が娘の「つむぎ」のリクエストと、そして彼が務める高校の女生徒でふとしたことにきっかけに共に食事を作るようになった「飯田小鳥」の要望に応え、「小鳥」の母親の料理店「ごはんや 恵」で料理と食事をする日々が描かれている。多忙な日々に追われ、自炊からはすっかり遠ざかっていた「公平」が、「つむぎ」と共に料理と食事することで親子の絆をさらに深めていくシーンや、子育ての大変な環境をリアルに描いている描写で人気を博している作品だ。また各話の最終ページには、れっきとした料理監修を招いた上で登場した料理の詳細なレシピが掲載されているので、料理マンガとしても興味を持ってほしい一作である。

『うどんの国の金色毛鞠』

香川県出身の「俵宗太」は、旅行ガイドに掲載されるほど有名なうどん製麺所の息子だったが、店を継ぐのが嫌で上京。そして東京でウェブデザイナーとして働いていた。その間に両親が亡くなり、製麺所は廃業してしまったある日、故郷に帰ってきた「宗太」は、廃屋と化した実家で、不思議な少年「ポコ」と出会う。少年の奇妙な行動に驚かされる「宗太」だったが、ふとしたことから少年の正体を知り、成り行きでともに暮らすこととなる二人の日々を描いたヒューマン家族ドラマだ。「宗太」は思春期に突入したことを機に父親との距離感の取り方が分からなくなってしまった青年。そんな彼が、「ポコ」の正体がばれないようヒヤヒヤしながら生活していく中で本当の家族の絆の大切さに気づいていく姿が感動的な作品である。ちなみに、本作がアニメ化した際に声を務めた人気声優「中村悠一」は、先に紹介した『甘々と稲妻』の「公平」役も担っているので、アニメのほうもぜひ視聴してみてほしい。

『よつばと!』

夏休みの前日に遠い海の向こうから引っ越してきた「小岩井よつば」とその父「とーちゃん」。彼女は見知らぬ土地の風景に興味津々。「よつば」のお隣の「綾瀬家」の三姉妹や、「とーちゃん」の親友「ジャンボ」たちと過ごす日々を描いた、ちょっとおかしな家族の物語だ。本作では基本的に「よつば」の目線で描かれている。外国生まれで、見るもの全てを新鮮に感じてしまう五歳児。底抜けに明るく楽しいことが大好きな「よつば」はなんでも楽しむ天才でもある。そんな彼女がいつも元気一杯に突っ走っていく姿には思わずほっこりした気持ちになってしまうだろう。実は「よつば」にとって「とーちゃん」は実の父親ではないのだが、特に厳しく折檻され、以降は同じ過ちを繰り返さないようしつける姿は本当の親子と比べても遜色ないもの。。日常の中で起こるちょっとした出来事を面白おかしく、そして時には感動的に描かれた本作を、ぜひ一度読んでみてほしい。

『あたしンち』

高校1年生の「みかん」は、恋に友情に多感なお年頃。しかし、個性的すぎる母や父を前に夢見る乙女でいる余裕はなく、家ではツッコミ役に回る方が多いという残念な環境に身を置く女子高生。また弟の「ユズヒコ」は思春期まっただ中で扱いがちょっぴり面倒くさいときた。何気ない日常の中でも、そこには「タチバナ」家オリジナルのルールやこだわりが溢れており、友人家とのギャップにみかんのショックは増すばかり。そんな個性派ファミリー「タチバナ」家のメンバーが織りなす日常の日々を、「みかん」の視点から映し出した日常系ギャグコメディが『あたしンち』だ。「タチバナ」家の面々はみな魅力的なキャラなのだが、特に個性強いのが母。頭がかなりでかく、見た目からインパクトが強い女性で、性格も基本自分のことには甘めだが、内弁慶、そして子どもたちに贅沢を許さず、貧乏性に育て上げようとするなど見どころ満載。それでも家族をとにかく愛しており、子供たちの昔の話をよく聞かせてあげたり、口数の少ない父のこともただ一人完璧に理解する。普段は騒々しいが、家を空けると家族全員を寂しくさせるほど、「タチバナ」家にとっては大きな存在となっている母の奔走ぶりをチェックしてみてほしい。

『PYGMALION-ピグマリオン-』

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大阪で開催された「全国ご当地マスコット祭り」に弟の「マコト」とそして幼馴染みの「アコ」の3人で遊びに来た青年「ケイゴ」。とても大規模なイベントを目の当たりにし、お祭りを楽しむ「ケイゴ」たちだったが、あまりの混雑した会場内で「マコト」は二人とはぐれてしまうことに。そんな中、謎のアナウンスが流れ、突如マスコットが人を襲いだすことから始まるホラーアクション作品『 PYGMALION-ピグマリオン-』。これまで取り上げてきた作品と違って本作はコメディ要素がほとんどなく、また過激な描写も多分に含んでいる。それでも戦いの中で描かれる強い家族の、いや兄弟の絆が美しいと思うので、一度手にとってみてほしいと切に願ってやまない一作である。

『3月のライオン』

15歳で史上5人目の中学生プロ将棋棋士となった少年「桐山零」。幼いころに家族を事故で亡くした彼は、棋士の家で内弟子となり、「他人の家」で育ったことで深い孤独を抱えていた過去を背負っている。成長し、「六月町」にひとりで暮らすようになった17歳の「零」が、橋を渡った「三月町」で暮らす「川本あかり」「ひなた」「モモ」の三姉妹をはじめとする人々と触れ合うことで、心身ともに成長していく人情ドラマだ。原作者である「羽海野チカ」の代表作の一つで、「第35回講談社漫画賞」一般部門、また「第18回手塚治虫文化賞」マンガ大賞など数々の賞を受賞している人気作品である。本作の中で本当の親子愛や兄弟愛がストレートに描かれている場面は少ないが、義理の親子のかたちや親を亡くしても強く生きようとする姉妹の日々などが一種の新しいかたちで綴られた感動超大作だと胸を張ってオススメしたい。

『どうぶつの国』

母親に捨てられ、タヌキの「モノコ」に拾われた赤ん坊「タロウザ」は、なんとどんな鳴き声の動物とも会話できるヒトの子どもだった。弱肉強食の世界である動物だけの国で数々の悲劇を体験し、草食動物と肉食動物が共存できる世界を模索する「タロウザ」とその仲間たち。やがて青年に成長し、故郷で動物たちの支持をより多く集めた「タロウザ」は、同じ人でありながらどうぶつの国を支配しようとする「ギラー」との決戦に挑むまでの日々を描いたSF作品。主人公「タロウザ」の成長や心境の変化が本作の醍醐味であるのは間違いないが、個人的に並行して見てほしいのがタヌキの「モノコ」。「タロウザ」を拾い、育てた彼女は本来、肉食動物に捕食される側の弱い種族。それでも必死に子どもを守るために強い勇気と力を発揮する姿がとても印象的な、理想の母親像だと思う。全14巻ですでに完結済みとそこまで長い作品ではないので、時間があれば一気読みしてみてはいかがだろうか。

『だんちがい』

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とある団地で暮らす4女1男の「仲野」きょうだいの物語。きょうだいの中で唯一男子の「仲野 晴輝」はゲーム好きなインドアな高校生。その姉で、きょうだい最年長「仲野 夢月」は多忙な両親に代わり家事をこなす、成績や運動、容姿までも完璧な高校生。2人の下には、「 晴輝」にやたら突っかかるスポーツが得意な次女「仲野 弥生」、末っ子は双子で天真爛漫な「仲野 羽月」、引っ込み思案な「仲野 咲月」がいる。クセのある妹たちに手を焼き振り回されるが、何だかんだ面倒見のいい「晴輝」を中心とした、どこにでもありそうな自然なきょうだいの日常が楽しめる。難しい要素は一切にない日常系マンガなので、気軽に読める作品としてオススメ。前述の通り、四姉妹はそれぞれ違う個性を持った面々なので、読み進める中であなたの推しメンを選んでみるのも楽しみ方の一つかもしれない。

『ばらかもん』

自尊心が高く頑固者で都会育ちの書道家「半田清舟」が送る、離島でのスローライフを描いた作品。一人では何もできないのに常に自信だけはある「清舟」と、自由奔放な島民たちとの慌ただしい毎日は見ているだけでほっこりすること間違いなし。加えて作品の舞台となっている長崎県の五島列島ならではの文化も描かれており、楽しみながら個人の知見を広げることもできる。東京で暮らす「清舟」とその両親の絆と、そして島で知り合い本物の家族のように絆を深めるまでに至った島民たちの生活という、二つの観点から家族愛を堪能することができる一作である。また本作のアニメを作るに当たり、方言監修として実際の五島列島出身者を招集。そうすることで、よりリアルに近い世界観を生み出すことにも成功している。マンガとアニメ、その両方が非常にクオリティの高い一作としてオススメしたストーリーだ。

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