<元ネタ大捜査線>パロディ漫画特集!41 Pt.

パロディとは、特定の事物を風刺・批判する意図をもって模倣することです。ところが、漫画におけるパロディは“元ネタが解かる読者にはより楽しめるギャグ表現”という捉え方が一般的なのではないでしょうか? 風刺とか批判とかの要素がまったく無いとは言えませんが、それよりも元ネタに対するちょっと歪んだ愛情や尊敬を示していると思うのです。というわけで今回は、元ネタへの愛に溢れた「オマージュ」が頻出する作品をピックアップしてみましょう。

作成日時:2015-12-22 19:35 執筆者:マンガペディア公式

『けっこう仮面』

覆面以外はほぼ全裸という漫画史上最もセクシーなヒロインが活躍する学園ギャグ。タイトルにもなっている謎のヒロイン・けっこう仮面自体が『月光仮面』のパロディであり、さらに毎回登場する敵役も有名漫画の主人公たちのパロディとなっている。

『炎の転校生』

親の都合で転校を繰り返す主人公の少年が、転校先の学校を巡る様々な陰謀に立ち向かうアクション・コメディ。具体的な作品ではなく、特撮ヒーローものや熱血スポーツものといったジャンルそのものをパロディ化するギャグが多用されている。

『ケロロ軍曹』

侵略軍の尖兵として地球にやってきたはずが、その文化に魅了されてしまったエイリアン・ケロロ軍曹と、その配下の隊員たちが巻き起こすドタバタ騒ぎを描いたギャグ漫画。藤子不二雄作品および機動戦士ガンダム(特にガンプラ)に関するパロディ表現が顕著だが、それ以外にも有名漫画、アニメを元ネタとするギャグが多用されている。

『電脳なをさん』

パソコン、IT業界のニュースやゴシップをネタとした短編シリーズ。1回2ページ1話完結式のギャグ漫画で、多くの回が有名漫画や特撮番組などのパロディとなっている。非常にマニアックなネタが多く、読者の知識量が試される一方で、あからさますぎる下ネタや繰り返しギャグも非常に多い。

『怪人アッカーマン』

宇宙一の性豪にして全宇宙指名手配のワイセツ犯である怪人アッカーマンの活躍を描く、下ネタ満載のSFお下劣ナンセンスギャグ。SF作品を中心に、映画、TV特撮、アニメ、漫画などのパロディがこれでもか! と詰め込まれており、当時のSFファンから喝采を浴びた。

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