この世に酒があり、酒の肴がある限り「酒」マンガもあり続ける。家飲みの時など、傍らに置いて、酒をたしなみながらページをめくる……あぁ最高だ! 本記事では酒のおともにちょうどいいマンガを紹介する。
この世に酒があり、酒の肴がある限り「酒」マンガもあり続ける。家飲みの時など、傍らに置いて、酒をたしなみながらページをめくる……あぁ最高だ! 本記事では酒のおともにちょうどいいマンガを紹介する。
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この世に酒があり、酒の肴がある限り「酒」マンガもあり続ける。家飲みの時など、傍らに置いて、酒をたしなみながらページをめくる……あぁ最高だ! 本記事では酒のおともにちょうどいいマンガを紹介する。
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大ベテラン「古谷三敏(ふるや・みつとし)」が描く『BARレモンハート』。酒のことを語らせたら右に出るものはない、ウンチク大好きなマスターがいる「レモンハート」。正直、あまり流行ってるようには見えないが、そこにはいささやかな人生があり、おおげさにいえば明日への気力を養う場所でもある。常連客でありながらいつも「ウィスキーのウーロン茶割り」を頼む「まっちゃん」と、どんな酒でも行ける口だが普段は「タンカレー」や「ボルスジュネバ」などの「ジン」を好むメガネさんがいる店だ。
マスターを慕ってくる相談者、風のうわさに「こんなBARがある」と聞きつけてくる冒険者。もちろんまっちゃんやメガネさんの交友関係でにぎわったり、マスターの古い友達が訪ねてきたりする憩いの場所。そこではみな、マスターのウンチクに耳を傾けながら、美味しい酒を飲み、そして普段の喧噪の中へと帰っていく。よくBARやスナックを「止まり木」と称するが、ここ「レモンハート」はまさしく止まり木のような店だ。ツケだって効くらしい。ここのマスターが一番うれしいのは「こんなときに、あんな日に。ぴったりの酒はないか? 」と相談を持ちかけられた時。もしそんな悩みがある時は、レモンハートの扉をたたいてみるといい。
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どこにでもいそうで、どこにもいないサラリーマン「岩間宗達(いわま・そうたつ)」。働き盛りの彼は、今夜も仕事仲間と、学生時代の友達と、そして酒場の常連たちと飲み倒す。ある程度の「酒のみの美学」をちらつかせてはいるが、その実、あまり意見に中身がなかったり、何かを間違えて覚えていたりする。最初のうちはあまり「いいキャラ」ではなかった課長の方が実は物知りで、正しいうんちくを言っている場面が多い。1回6ページのマンガの後に、必ず酒や食にまつわるコラムが載っていることやコミックの中間に「飲み歩きレポ」などが載っているのが特徴となる。
このマンガを買い始めたのは一体いつなのか、なぜ買い始めたのか定かではない。しかし、新刊が出るとつい手を伸ばしてしまうマンガの一つではある。必ずと言っていいほどビールや焼酎、日本酒を一緒に買ってしまう。作者の「ラズウェル細木(らずうぇるほそき)」は、『酒のほそ道』以外にも酒や食にこだわるマンガを執筆しており、マンガ家のなかでも指折りののんべえ・食いしん坊・健啖家ともいえるのではなかろうか。あまりに飲みすぎて、マンガの中の「そーたつ」のように二日酔いにならないことを祈っている。
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今回紹介す作品の中で、一番歴史の浅い『ワカコ酒』。実は内容としては奥が深い。「村崎ワカコ(むらさき・わかこ)」26歳が、会社帰りにやショッピングの帰りに、居心地の良さそうなお店を見つけて、酒と肴に舌鼓を打つ。稀に友人と同じ時間を過ごすこともあるが、ワカコはあくまでもひとり酒。。思えばこのマンガがヒットした理由の一つには、やはり「妙齢の女性がひとり、酒を飲み、肴を食す」ことにあるのだろう。
本作品の妙は、やはりワカコの酒と肴のチョイスにあるといえる。この食べ物には日本酒、これには赤ワイン、これには紹興酒など縦横無尽に選択する様は読む方を楽しくさせる。いつでも、ワカコと一緒に飲んでみたいと思いながら「いや、せっかくの一人の時間、邪魔はすまい」と思ってしまう。今日も街のどこかで、ワカコの「ぷしゅ~」が聞こえてくるかも知れない。
酒の飲み方には人それぞれこだわりがあるものだ。本記事で紹介したマンガは酒について理解が深まるだけではなく、楽しく飲んでいる姿に注目するのもいいだろう。今夜は飲み比べならぬ読み比べをしてみてはいかがだろうか?
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