赤坂アカの代表作で、3作目の連載作品。名門私立校「秀知院学園」を舞台に、生徒会副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行の恋愛模様を描いた物語。二人は互いに好意を抱いているものの、プライドの高さゆえに自分から告白できず、相手に告白させようと策を巡らせるところから物語が始まる。そして、生徒会書記の藤原千花や会計の石上優など、周囲の人々との交流を通じて話が展開されていく。やがて、四宮家の後継者問題が浮上し、かぐやと白銀の関係に大きな転機が訪れる。本作は、心理戦を取り入れた学園ラブコメディで、各話完結型の構成を基本とし、生徒会メンバーの日常エピソードと恋愛模様が交互に描かれる。財閥系企業が影響力を持つ現代日本社会を背景に、超名門校としての秀知院学園が設定されており、生徒会という組織を通じて学園内の階級社会や人間関係が構築されている。集英社「ミラクルジャンプ」2015年6月号から2016年2月号にかけて連載の後、同社「週刊ヤングジャンプ」2016年17号から2022年49号まで連載。2017年に第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第1位、2020年に第65回「小学館漫画賞」一般向け部門を受賞。2019年1月からテレビアニメ版が放送され、同年9月と2021年8月に実写映画版が公開。2023年4月にテレビアニメスペシャル版が放送された際は、先行して2022年12月に劇場公開された。