畑健二郎の代表作。現代日本を舞台に、男子高校生のハヤテが両親の残した1億5680万4000円の借金を返済するため、大富豪の三千院家で執事として働く姿を描いた物語。借金取りから逃げる途中でナギと出会ったハヤテは、誤解から彼女の専属執事になる。物語では、借金取りとの対峙やナギの財産を巡る騒動、そしてハヤテの過去が掘り下げられ、ハヤテとナギの主従関係を軸に、メイドのマリアや同級生のヒナギクといったサブキャラクターとの交流が描かれる。本作は、ギャグとシリアスな要素のバランスが絶妙なラブコメディ。「執事」という職業をコミカルに扱いつつ、借金や家族問題など、現実的なテーマを融合させている。また、富豪社会における独特な価値観や慣習が物語に組み込まれ、執事という職業の特殊性が詳細に描かれている。小学館「週刊少年サンデー」2004年10号に『ハヤテの如く』のタイトルで読み切りが掲載されたのち、2004年45号から2017第20号まで連載。2007年に第53回「小学館漫画賞」少年向け部門最終候補に選出。テレビアニメ第1期が2007年4月から、第2期が2009年4月から、第3期が2012年10月から、第4期が2013年4月から放送。アニメ映画(劇場)が2011年8月に公開された。