ほったゆみと小畑健の代表作の一つ。現代日本を舞台に、小学6年生の男子、ヒカルが平安時代の天才棋士、佐為の霊と出会い、囲碁の魅力に引き込まれて囲碁界を駆け上がっていく姿を描いた物語。祖父の蔵で古い囲碁盤を発見したことで佐為の霊と出会ったヒカルは、佐為の指導のもと囲碁にのめり込み、プロ棋士を目指すようになる。一方、佐為もヒカルを代打ちとして再び囲碁を打つ機会を得て、自らが目指す「神の一手」を追求していく。本作は囲碁という静的で専門的な題材を扱っているが、囲碁を知らない読者でも理解できるよう配慮されており、囲碁漫画、スポーツ漫画、そして少年の成長譚の要素を併せ持つ。平安時代から現代まで続く囲碁の歴史と伝統、段位制度やタイトル戦などの競技システムが物語に組み込まれ、「神の一手」という究極の目標を軸に、時代を超越した囲碁への探求心が描かれている。集英社「週刊少年ジャンプ」1999年から2003年まで連載。2000年に第45回「小学館漫画賞」少年部門、2003年に第7回「手塚治虫文化賞」新生賞を獲得。テレビアニメ第1期が2001年10月から放送。ゲームボーイアドバンス向けのゲームが2001年10月から3作品発売された。