盆ノ木至のデビュー作にして代表作。神奈川県横浜市新横浜を舞台に、吸血鬼退治人のロナルドと、些細なことで即死と復活を繰り返す吸血鬼・ドラルクの日常を描いた物語。少年救出の依頼をきっかけに出会った二人は、ドラルクの城の崩壊により同居することとなり、奇妙なコンビを結成する。そして、吸血鬼対策課の職員やほかの吸血鬼、退治人たちとのかかわりを通じ、さまざまな騒動が展開されていく。本作は、吸血鬼をテーマとしたギャグ漫画で、ホラー要素を含みつつもコメディ色が強い作品となっている。作品世界には吸血鬼対策課や退治人ギルド、吸血鬼研究施設などの組織が存在し、高等吸血鬼、下等吸血鬼、ダンピールといった種別による吸血鬼の階層社会が確立されている。秋田書店「週刊少年チャンピオン」2013年30号掲載の読み切り版を経て、同誌2015年30号から連載。読み切り版はコミックス第2巻に収録。テレビアニメ第1期が2021年10月から、第2期が2023年1月から放送。舞台が2023年6月に上演された。