日本史オススメマンガ7選70 Pt.

日本史を舞台にしたオススメマンガを7つ紹介する。

日本史オススメマンガ7選

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概要

日本史を舞台にしたオススメマンガを7つ紹介する。

『花の慶次 -雲のかなたに-』

「隆慶一郎」の歴史小説『一夢庵風流記』を原作とした「原哲夫」による歴史マンガだ。戦国時代末期から江戸時代初期を舞台としており、戦国時代の英雄達が一同に会し、天下一の「傾奇者」である「前田慶次」を中心として最後の戦人たちの生き様を描いている。『週刊少年ジャンプ』では歴史物はヒットしないという前例を覆した代表的作品の筆頭として挙げられている。本作は主人公「前田慶次」の強烈ともいえる個性とその魅力が直結している事が大きな特徴といえよう。江戸時代に庶民の間で英雄視された実在の人物「前田慶次郎利益」を「原哲夫」が見事なマンガ的アレンジを加えることで、戦闘シーンの迫力に加え時代の英雄達の心を引きよせる人間的魅力を全ての話数で見事に表現せしめたと言えよう。作中では今日でも語り継がれるような名台詞のオンパレードであり、「虎はなにゆえ強いと思う?もともと強いからよ」と自称する「前田慶次」の強さが納得できる物語構成、キャラクター描写で、長年に渡り愛される本作を是非とも一度ご覧いただきたい! 

『義風堂々‼ 直江兼続 -前田慶次 月語り-』

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本作は、『花の慶次 -雲のかなたに-』のスピンアウト作品にあたる。「前田慶次」の莫逆の友「直江兼続」を主人公に据えた物語で、『花の慶次 -雲のかなたに-』内で語りつくせなかった後半の重要人物「直江兼続」の「前田慶次」との初めての出会いや、彼の出生の謎についての物語が主となっている。隠棲した「慶次」が語り手として若き日の「兼続」のことを回想する、という形式を取っている。本作は一貫して「義」を守る事を描いており、その行動理念に従った「直江兼続」の活躍と彼の最大の理解者である「傾奇者」「前田慶次」が言葉ではなく、互いの行動を持って信頼しあう漢同士の友情を描いている。なお、スピンアウトながらも作中のエピソードである佐渡攻め・聚楽第の謁見・小田原攻めは『花の慶次 -雲のかなたに-』とは違う内容になっているが、独自の面白さを演出しているともいえる。

『バガボンド』

本作は、バスケットマンガの金字塔『スラムダンク』を手がけた「井上雄彦」が「宮本武蔵」の半生を描いた傑作マンガだ。剣豪「宮本武蔵」を主人公とし、剣士として自己を確立しようと奮闘する様子や、巌流島で「武蔵」と決闘したことで有名な「佐々木小次郎」を筆頭とする、「武蔵」と関わる複数の武芸者が描かれている。本作は「宮本武蔵」を中心とした物語構成だが、2017年時点では大きく3部構成となっており、それぞれに別々の主人公を設け、「宮本武蔵」の元へと集結していく様子が描かれていて、それぞれ読者が感情移入しやすいようになっている。ただ、強さを求めて切った張ったをするのではなく、剣に生きる剣豪達一人一人が人を斬るということ、自身の強さの意味、そして生きるという事の意味を問いかける哲学的作品となっている。命の価値が今ほど重くなく、死がもっと身近だった時代を舞台にそれぞれが剣の「意味」を考え、読者もまた考えさせられる内容となるだろう。

『シグルイ』

本作は、「南條範夫」の時代劇小説『駿河城御前試合』の内容に感銘を受けた作者「山口貴由」が、編集部に直談判をしてマンガ化された経緯を持つ作品である。『シグルイ』というタイトルは、武士道の真髄を説いたと言われる書物『葉隠』の一節、「武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの」に由来する。本作は、『駿河城御前試合』の第一話を中心に展開されているが、作者による奔放な脚色がなされており、元々文庫版だと35Pほどの短編だったが、壮大に深堀がされておりほとんど別物に近い作品となっている。登場人物は総じてみな怪物じみた能力を持っており、作中で説明される剣技も理屈はわかるが、それを実践できるのはこの登場人物だけだというのも面白い。明らかなフィクションの中に説得力を持っているのも本作の魅力と言えよう。主人公である隻腕の剣士「藤木源之助」と盲目の剣豪「伊良子清玄」との長きにわたる因縁の決着の行方が最終巻の最後までわからない。一度読み始めたらラストまで止まらない面白さが本作には詰まっている。

『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』

本作は「山田風太郎」の小説『甲賀忍法帖』を原作として、「せがわまさき」がマンガ化した作品である。主に「甲賀卍谷」の「甲賀弦之介」を中心として描かれ、敵対する部族「伊賀鍔隠れ衆」の想い人「朧」と再び出会うまでに、様々な忍者達が個性的な忍術合戦を繰り広げている。どちらかが死ななければならない非情なる殺し合いにおいて、愛する二人の結末がどうなるか?単行本も全5巻と読みやすい文量となっているため、別の媒体で本作を知った人達にこそ是非とも原作マンガの本作を観て頂きたい。

『Y十M 〜柳生忍法帖〜』

本作は「山田風太郎」の時代劇小説『柳生忍法帖』を原作とし、『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』に引き続き作画を「せがわまさき」が担当した時代劇マンガで、「因果応報」をテーマに、江戸初期を舞台に繰り広げられる壮大な復讐劇である。タイトルの「Y十M」とは主人公である「柳生十兵衛三厳」から(Y=柳生、十=十兵衛、M=三厳)つけられた。本作では武芸の覚えすらない女達が「柳生十兵衛三厳」の指導の元、復讐を遂げていき、暗君「加藤明成」を追い詰めていく過程を描いており、序盤の苛烈なまでの「加藤明成」の残虐非道ぶりを描いているからこそ、物語が進むにつれ読者がそれらから来るカタルシスを得られる明解な構成となっており、作画担当「せがわまさき」の綿密な書き込みのおかげで分かりやすい内容となっている。無謀ともいえる状況で、いかにして、復讐を遂げていくかを気になる方は本作を早速読んでみよう!

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

本作は、『週刊少年ジャンプ』で連載された明治初期を舞台とした作品で、連載前は「ジャンプで歴史物は受けない」と評されていたが、その前評判を見事に跳ね返し人気を博した。作中では「赤報隊」や「新選組」、「大久保利通暗殺事件」など、史実や実在人物を物語に絡ませている。本作は日本国内だけでなく海外でも高い評価を得た作品であり、海外での題名は「剣心」の頬の十字傷に由来する『Samurai X』の題で発表された。このネーミングは作者も気に入っており、後の連載作品『武装錬金』にも「ソードサムライX」として登場している。歴史物を題材にしたマンガの代表的な作品であり、様々な作品や媒体への展開もされ、近年では『るろうに剣心 -キネマ版-』として新たにリメイクもされている。幅広い年齢層に支持され続ける本作を改めて注目していただきたい‼

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