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人の感情が“視”える!?人の心に触れる「テレパシー」漫画オススメ5選41 Pt.

言葉や表情、身振り手振りがなくても人の心を読み取ることができる超能力の一種「テレパシー」。今回は「テレパシー」の力を持つキャラクターが登場する漫画を5つピックアップして紹介していく。「テレパシー」が使える者たちの日常や悩みを垣間見てみよう。

作成日時:2022-08-11 19:00 執筆者:マンガペディア公式

人の感情が“視”える!?人の心に触れる「テレパシー」漫画オススメ5選

出典:小学館


『ふれるときこえる』

『ふれるときこえる』

出典:小学館

触れることで相手の心の声が聞こえるという異常体質を持つ男女が織りなす、ほろ苦いラブストーリー。泉澤噪(いずみさわそう)はバスケットボールに打ち込む男子高校生。彼は親友の白瀬拓海(しらせたくみ)や片想いの相手である結川美桜(ゆいかわみお)とともに充実した学校生活を送っていた。ところがある日、噪は肌と肌が触れると相手の心の声が聞こえるという体質になってしまい、そのせいで美桜の想い人が拓海であるということを知ってしまう。噪が急に妙な能力に目覚めた原因は、転校生・長永(おさなが)さとりだった。

雨の中、傘も差さずにお地蔵様を拝んでいた人物に、親切心から自分の傘を差し出した噪。それが全ての始まりだった。彼が傘を差し出した相手は、後に噪の学校に転校生としてやってくることになる長永さとり。彼女には触れると相手の心の声が聞こえるという能力があり、その能力が噪に感染してしまった。感染した理由は、さとりが噪に恋心を抱いてしまったため。噪が元に戻るには、さとりが噪への恋を諦めるしか方法がない。そこでさとりは、噪の美桜への恋を応援し、それを成就させることで自分の恋を諦めようとする。こうして、異常体質を持つ2人の不思議な日々が幕を開けた。それぞれの恋は一体どういう結末を迎えるのか。複雑な高校生たちの関係から目が離せない。


『琴浦さん』

『琴浦さん』

出典:amazon

人の心を読む力を持つ少女と彼女を取り巻く人々の日常を描いた、学園ファンタジー4コマ漫画。主人公の琴浦春香は、人の心を読むことができる超能力少女。彼女は自身の能力をコントロールすることができず、そのせいで過酷な人生を送ってきた。そんな彼女が転校先である翠ヶ丘高校で出会ったのが、もう1人の主人公である男子高校生・真鍋義久。彼と関わるようになったことをきっかけに、琴浦は少しずつ心を開いていく。2013年1月にテレビアニメ化された。

人の心を読む力を持っているというのは辛いことだ。それがコントロールできない力であるならば、なおさらである。琴浦は自分の意思では人の心を読むことをやめられない。しかも、聞こえてくる声が心の声なのか、実際に口に出したものなのかの区別がつかなかった。どちらの声にも反応してしまった結果、両親は離婚。琴浦は親から見捨てられ、友人もできず孤立した日々を送ることになる。琴浦には、隠された人の醜い本性が嫌でも見えてしまう。そのため、そもそも琴浦自身が人と関わることを厭っていた。本作は、そんな彼女を中心に真鍋を筆頭とする様々なキャラクターが関わっていく、ちょっぴりブラックな漫画だ。人間の醜さと向き合いながら少しずつ成長していく琴浦の様子に注目しよう。


『ラッキーボーイ』

『ラッキーボーイ』

出典:講談社

他人の心の声を聞くことができる少年と他人を不幸にする少女の恋を描いた、スマートフォン漫画アプリ発コンテンツの完全リメイク作品。高校生になったばかりの少年・小川優馬(ゆうま)。彼には普通の人にはない特別な力があった。そのうちの1つが、他人の心の声を聞く能力だ。そんな彼の前に現れた能馬優子(のまゆうこ)という少女。彼女は関わると不幸になると噂されるアンラッキーガールで、優馬は不思議と彼女の心だけは読めなかった。2人の出会いから、物語は大きく動き出す。

優馬の力は、上手く使えば金には困らない。賭け事では勝ち続けられるし、情報屋としてもやっていける。中学2年生の時点で優馬はひと財産築いており、人は彼を「ラッキーボーイ」と呼んだ。しかしその一方で、下手を打ったときの代償は大きい。中学では面倒事が起こり2回も転校してしまったため、優馬は高校では誰にも怪しまれることなく静かに生活していくつもりだった。多少の問題はあれど、比較的ラッキーな人生を送ってきた優馬。彼の前に、優馬とは真逆の「アンラッキーガール」と呼ばれる優子が現れる。正反対の2人は互いに惹かれ合うようになるのだが、果たして2人の恋の行方はどうなるのか。特殊能力を持つ2人を中心としているからこその心理描写やドラマが魅力の作品だ。


『鬼島さんと山田さん』

人の心の声が聞こえてしまう男性会社員の鬼島(きじま)と、そんな彼に想いを寄せる心の声が騒がしい山田の日常を描いたラブコメディー漫画。主人公の鬼島は、25歳のときに事故に遭って以来、人の心の声が聞こえるようになった。その力のせいで、職場で困ったことが発生している。同僚の女性・山田の自分への恋心が常に丸聞こえなのだ。当初は戸惑っていた鬼島であったが、山田の真っ直ぐな好意に触れ、徐々に自身も彼女に想いを寄せるようになる。

人の心の声が聞こえる鬼島は、山田が自分のことを好いてくれていることを知っている。もっと言えば、彼女が自分とデートをしたいだとか、もっと長く一緒にいたいだとか思っていることも全て筒抜けだ。既に山田に想いを寄せている鬼島である。彼が彼女の望んでいることを叶え、想いを伝えれば2人はあっという間に結ばれるだろう。しかし鬼島はそれをしない。本来なら聞こえないはずの心の声を聞いて行動することをズルいと思っているからだ。常に「声が聞こえていなかったら自分はこうするはず」と考えて動くため、鬼島と山田の関係はなかなか進展しない。そのじれったさが、本作の大きな魅力である。ピュアな2人が少しずつ距離を縮めていく様子に、読者はキュンとするだろう。


『妄想テレパシー』

『妄想テレパシー』

出典:講談社

地味なエスパー女子高生が自らの能力に振り回されながらも他者と交流を深めていく姿を描いた、ラブコメディー4コマ漫画。主人公の中野彩子(あやこ)は、洛中高等学校の3年生。彼女は超能力者で、他人の心の声を“視”る力を持っていた。そんな彼女に想いを寄せる少年が1人。彼の名前は戸田隼人。隼人はクールで成績優秀なため女子生徒たちからモテモテなのだが、実は頭の中は彩子に対するエロい妄想でいっぱいだった。彩子は日々、隼人の妄想に翻弄されることになる。

隼人の頭の中は彩子への好意の言葉だけでなく、エロい妄想に満ちあふれている。能力のせいで嫌でもそれを目にしてしまう彩子は、表には出さないが内心大混乱だ。そんな中、彩子は隼人とともに学級委員長をやることになってしまった。自然と2人の交流の機会は増えるようになり、また隼人に想いを寄せる彼の幼なじみ・東(あずま)まなみの存在も加わって、彩子を取り巻く環境はどんどん複雑になっていく。元々、超能力のせいで人間の嫌なところが目についてしまい、心を閉ざしがちだった彩子。隼人やまなみとの交流はそんな彩子を少しずつ変え、やがて彩子は隼人に好意を抱くようになる。彩子の心の成長と隼人との関係の行方、まなみとの友情など、見所が満載の作品だ。


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