「キャリア官僚」が登場する漫画52 Pt.

行政の中枢を担うエリート「キャリア官僚」たちの意外な姿も垣間見える!?

作成日時:2019-02-04 10:00 執筆者:マンガペディア公式

「キャリア官僚」が登場する漫画

出典:小学館

いわゆる「キャリア官僚」とは、中央省庁の幹部候補生として採用された公務員を指す俗称である。採用には、難関試験への合格が要求される上に、各省庁へ入った後の競争も激しい。そんなキャリア官僚が登場する作品をピックアップ。


『現在官僚系もふ』

出典:小学館

財務省の新人キャリア官僚の奮闘と成長を描いた、キャリア・コメディ。物語の新人キャリア官僚の主人公・平山茂夫は、三流大学出身にも関わらず、まぐれで国家公務員試験Ⅰ種に合格し、権力の中枢である財務省に入省する。財務省は、同期も先輩も、ほとんどが東京大学法学部出身という超エリート集団。そんな中で、場違い感丸出しの茂夫は、重圧に押しつぶされそうになりながらも、懸命に日々の仕事をこなしていく。

国家の予算編成権を手中に収める財務省は、霞ヶ関の省庁の中でも、もっとも強大な権力を持つ。「官庁の中の官庁」とも称される、行政の中枢機関だ。主人公・平山茂夫が配属されたのは、その財務省の中でも、出世コースとされる主計局総務課。本来なら、国家公務員試験Ⅰ種でトップクラスの成績を収めた者しか入れない部署である。生活の安定を求め、普通の公務員を夢見ていた茂夫にとっては、思いもよらない別世界だ。しかも同僚たちは、優秀なだけでなく、性格的にも曲者揃い。元・ミス東大で、お色気過剰な長谷川緑。押しの強いオネエキャラの蒲生一穂。昼行灯を装う切れ者課長・加藤よしお。彼らに振り回される茂夫だが、その一方で、茂夫の普通さが課内に新風を吹かせていく。


『国が燃える』

出典:amazon

『俺の空』『サラリーマン金太郎』ほか、数々のヒット作を生んだ巨匠・本宮ひろしが、1人のキャリア官僚の視点を中心に、激動の昭和初期を描いた歴史巨編。物語の始まりは昭和2年。第一次大戦の好景気の反動、関東大震災での打撃、経済のブロック化。様々な要因が重なり、日本は未曾有の不況に陥っていた。主人公・本多勇介は、そんな日本の将来を憂える、農商務省の若きキャリア官僚だ。やがて彼は、中国大陸での日本の政策に深く関わることになる。

本作の主人公・本多勇介は、小作農の出身だが、学力を買われて本多家の養子に迎えられた。勇介は架空の人物だが、本多家にはモデルがあり、本作のストーリーラインも、基本的に実際の歴史に沿ったものだ。勇介は帝国大学を卒業し、農商務省のキャリア官僚となる。小作農出身の勇介は、地主と小作農の旧態依然とした関係を憂いながらも、根本的な解決策を見いだせずにいた。そんな中、不況に喘ぐ日本では、次第に軍部が台頭。大陸進出の気運が高まっていく。やがて勇介は、理想の新天地を求め、満州開拓事業に参加。大きな役割を果たしていくこととなる。しかし、そこで彼を待ち受けていたのは、予想外の事態の連続だった。


『激昂がんぼ』

出典:講談社

『極悪がんぼ』の3年後を舞台にしたシリーズ第2弾。本作の主人公・二宮亮は、地方の二流大学卒というコンプレックスを抱える、総務省の若きキャリア官僚だ。彼は出世の野心を胸に秘め、地元の広島県庁に出向する。広島県の裏社会では、前作の主人公・神崎守が、若きフィクサーとして足場を固めつつあった。表と裏、それぞれの世界で上を目指す2人の人生は、運命に導かれるように交わっていく。

中央省庁のキャリア官僚は、国内でも指折りの人材の集まりだ。そのため、東京大学や京都大学のような難関大学出身者が大半を占める。本作の主人公・二宮亮は、そんな主流派とは異なる、二流の国立大卒。局長の派閥に入り努力したものの、希望とは異なる地元・広島への出向を命じられる。しかし、出世を諦めない彼は、政権交代による地方政策の転換を察知。本省の意向を予測しながら、広島県庁での仕事を進めていく。ところが、そんな二宮の方針が思わぬ結果を招く。それは、前作『極悪がんぼ』の主人公・神崎守との衝突だ。自分が描いていた利権の構図を妨害された神崎は、裏社会の住人らしい手段で二宮に接触。やがて2人は、出世のためにお互いを利用しあう奇妙な関係を築いていく。


田中芳樹の同名小説のコミカライズ作品。物語の主人公・薬師寺涼子は、東京大学法学部をオール優という好成績で卒業。司法試験、外交官試験、国家公務員試験Ⅰ種に合格し、警視庁に入った極めつきのエリート、キャリア官僚だ。そんな彼女が、人ならざるものが介在する奇怪な事件に挑む、オカルト・ミステリー・アクション。

基本的にキャリア官僚は優秀な人材だが、本作の主人公・薬師寺涼子は、その中でも並外れた傑物だ。東京大学でトップクラスの成績を収めたのみならず、英語、フランス語が堪能で、イタリア語やポルトガル語ほか、さまざまな欧州の言語に通じる。しかも、アジア最大の警備会社「JACES」の社長令嬢で、抜群の美貌の持ち主。おまけに格闘技にも精通しているというスーパーガールだ。もっとも、優秀すぎるが故に、涼子は傍若無人にして傲岸不遜な性格の持ち主でもある。そんな彼女についた渾名は、ドラキュラも避けて通るという意味の「ドラよけお涼」。特別すぎる警視・涼子は、扱う事件もまた特別。妖怪や魑魅魍魎、この世の理から外れたモノたちが絡む事件を、颯爽と解決する彼女の姿は実に痛快だ。


補給や輸送のような後方支援を担当する兵站軍を中心に、軍や戦争の様子を描いた、一風変った軍事コメディ。大公国には陸海空の三軍の他に、後方支援を主任務とする兵站軍が存在した。前線に出ることがほとんどなく、ペーパーワークが中心の彼らは「紙の兵隊」と揶揄されている。キャリア官僚である主人公のマルチナ・M・マヤコフスカヤは、そんな兵站軍に任官したばかりの新任少尉だ。生真面目な性格のマルチナは、不慣れな現場に戸惑いながらも、懸命に任務をこなしていく。

本作が描くのは架空の国の軍隊だが、軍も国家機関であるため、キャリア官僚に相当する人材が存在する。幹部候補生を養成する士官学校で学び、任官と同時に少尉となった主人公・マルチナは、いわゆるキャリア組の軍人である。マルチナは生真面目な性格で、型式にこだわりすぎる女性だ。
後方支援を主任務とし、「紙の兵隊」と揶揄される兵站軍にはうってつけ。典型的な官僚気質といえる。
そんな彼女が配属されたのは、戦略上の要衝・アゲゾコ要塞。陸海空の実戦部隊が駐留する要塞での「紙の兵隊」の扱いは、なんと犬以下である。しかも、彼女の配属先の第二中隊は、まともな命令書もなく、経験と勘で任務をこなすという、大層いい加減な部署だった。現場の実態に呆れつつ、任務に就いたマルチナは、兵站に関わる重大な秘密に突き当たる。


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