マッチョなキャラクターに釘付け!オススメ漫画5選32 Pt.

筋肉が物語を作る!? マッチョなキャラクターが登場する漫画を紹介

作成日時:2019-04-16 10:00 執筆者:マンガペディア公式

マッチョなキャラクターに釘付け!オススメ漫画5選

出典:小学館

体を鍛え上げた筋骨隆々な姿の人をマッチョと言う。本記事では、強靱な肉体を持ったキャラが壮絶な闘いを見せるバトル漫画や、鋼のようなマッチョな筋肉を俊敏に操り必殺技を放つ童顔の少年といった、色々なタイプのマッチョなキャラクターが登場する5つの作品を紹介する。


最強を称するマッチョな闘技者と雇用主である企業が、プライドと権利を賭けて闘うバトル漫画。江戸時代中期に発祥したと言われる「拳願仕合」。企業間のもめ事の解決のため、雇った闘技者の格闘仕合の結果でビジネスの取引条件を決める、秘密裏に行われている企業間の代理戦争だ。乃木グループの闘技者を倒した十鬼蛇王馬は、乃木グループの新たな闘技者となり、壮絶な拳願仕合の世界へ足を踏み入れる。外伝作品として『ケンガンアシュラ0』がある。

本作は、主人公の闘技者・十鬼蛇王馬(ときた おうま)はもちろん、対決する闘技者の多くが筋骨隆々なマッチョな者たちだ。壮絶な筋肉バトル漫画である。王馬が初めて戦う相手は、ストリートファイトの相手である、乃木グループ闘技者・駒田茂だ。駒田は、王馬より1回り以上大きい超マッチョな体格だ。また、そのバトルを目撃し、以後、王馬の世話役となるサラリーマン・山下一夫は、マッチョからはほど遠い貧弱な体格の冴えない中年男性だ。マッチョな王馬の側に、彼より小さい体の山下を置くことで、王馬のマッチョ感をより引き立たせている。一方で、闘技者たちの激しいバトルに触れる中で、山下が「精神的に」マッチョになっていく、成長物語としても楽しめる作品だ。


強さを求めて研鑽し続ける、マッチョな男たちの姿を描く総合格闘技漫画。主人公は、空手の白帯である謎の少年・範馬刃牙。彼は、武道館で行われた神心会の大会に出場。全ての対戦者を完膚なきまでに撃破し、優勝してしまう。そんな刃牙の正体は、江戸時代から続く地下闘技場の最年少王者だ。底が見えない強さの刃牙に、次々と猛者たちが挑戦してくる。『バキ道』など、多数の続編がある。2001年、2018年にテレビアニメ化された。

本作に登場するキャラは、主人公の少年・範馬刃牙だけでなく、刃牙に対峙する猛者たちも、すべからくマッチョな体つきをしている。プロローグとなる神心会が主催する空手の大会でも、刃牙は、その屈強な肉体で他者を魅了する。そして、試合終了直後の控え室でもすぐに腕立て伏せを始めるほど、肉体を作り上げることに余念がない。刃牙の自宅の地下にはジムのような設備があり、寝る間も惜しんでトレーニングを行っている。食事も、おからと生卵のスペシャルドリンクのような、マッチョな体を作り上げるためのものばかり。鋼のように鍛えられたマッチョな体を俊敏に操ることで、驚異の格闘術が生み出される様が魅力的だ。刃牙をはじめとする格闘士たちの、勝利のためには何事もいとわない、ストイックな精神にも心揺さぶられる作品である。


『同級生のマッチョ君』

出典:講談社

超マッチョな主人公と、美少女との出会いが波乱を生む学園筋肉コメディ。主人公の少年・爆龍砕優は、童顔で小心者な高校生だ。しかし、優は人間離れしたマッチョな筋肉の持ち主で、その体格ゆえに皆に恐れられ、学校では孤立している。唯一の理解者は、優のクラスメイトで、筋肉フェチの少女・辻園春子だ。優の前には、筋肉マッチョであるがゆえの様々な試練が立ちふさがる。

本作は、現実離れしたマッチョが登場するコメディ作品だ。主人公の少年・爆龍砕優は、童顔で小心者なのに、マッチョ過ぎる筋肉量のために学校の制服がピチピチになってしまっている。前代未聞の筋肉男子だ。優は身体各所の筋肉から、自由自在に衝撃波を飛ばす必殺技「筋肉究極奥義・筋肉砕!!!」が使える。極端に誇張されたマッチョな姿や行動が笑いを誘う作品だ。マッチョなキャラクターがが登場する作品はバトルものになりがちだが、学園ラブコメディに仕立てになっているところが、本作ならではの魅力である。


地獄の部隊「パッパラ隊」の日常を描く、ドタバタ軍隊ギャグ漫画。「死神」と呼ばれる主人公の男性・水島一純は、地獄の最強部隊と名高い特殊部隊「パッパラ隊」に配属される。だがそこは、マッチョな隊長・白鳥沢大佐を筆頭に、美少女隊員・ランコや、謎の忍者・とびかげといった個性的過ぎるメンバーだらけの、銃弾が飛び交い笑いが渦巻く最前線だった。1998年にテレビアニメ化された。続編に『逆襲!パッパラ隊』がある。

本作におけるマッチョは、地獄の部隊「パッパラ隊」に所属するすべての隊員である。隊長を務める白鳥沢大佐は、特に筋骨隆々なマッチョな姿をしている。もちろん、主人公の男性・水島一純も、マッチョで屈強な兵士である。とくに水島は「死神」と呼ばれるだけのことはあり、銃撃はもちろん、戦車による砲撃や、手榴弾や地雷の爆発にも耐えられる、バカバカしいほど屈強な肉体の持ち主だ。ギャグ漫画に登場するマッチョの特徴は、やはり不死身であり、基本どんなことがあっても傷ひとつ負わないことだ。ギャグ作品の中のマッチョなキャラこそが、最強とも言える。そんなことを思い起こさせてくれる作品である。


『部屋にマッチョの霊がいます』

出典:芳文社

自室にマッチョな霊が現れた、ひきこもりの女性をめぐるハートフルコメディ。主人公のアラサー女性・前田木葉は、アニメが好きで、内向的な性格の女性だ。ある日、木葉が住むアパートに、筋トレが趣味の、マッチョな地縛霊・アッコが現れる。始めのうち木葉はアッコの言葉や考え方についていけなかった。しかし共に暮らしていく中で、悩みを打ち明けるほどにアッコと打ち解けていく。

主人公・前田木葉は、内気で人付き合いが苦手な女性。彼女の住む部屋に現れた地縛霊・アッコが、本作に登場するマッチョだ。アッコは、筋肉ムキムキな姿に加え、終始オネエ言葉で喋るという、強烈なキャラである。だが、それ以上にすごいのが、「大抵の問題は筋トレを通して解決できる」という、アッコの考え方だ。木葉の悩みに対する答えも「そんな時は筋トレよ!」であり、筋肉がすべてを解決する、という突き抜けた考え方をしている。一見、何の解決にもなっていないようではあるが、アッコの底抜けの明るさに引っ張られる中で、木葉は前向きな考え方をするようになっていく。そんな2人の姿を見ているうちに、心が温かくなってくる作品だ。


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