このマンガは泣ける!涙なしでは見られない作品10選!297 Pt.

面白いマンガは笑いだけのマンガなんかじゃない!涙必須の感動できるマンガを10作品紹介!!

日本を代表し、世界からも愛される大人気マンガ!主人公「モンキー・D・ルフィ」が海賊王になるために仲間たちと共に冒険を繰り広げていくストーリーである。『ONE PIECE』の魅力はまず「悪魔の実」。不思議な能力を得られる「悪魔の実」はバトルシーンをより迫力にしてくれるものであり、『ONE PIECE』の面白さをより引き立たせてくれる、なくてはならない存在である。もう一つの魅力は何と言っても仲間との絆。「ルフィ」が見せる仲間への想いは誰よりもまっすぐで、例え裏切られようとも「ルフィ」は決して仲間を見捨てず、仲間を奪われれば最大の敵である政府へも乗り込んでいくほどである。また、仲間だけに限らず出会った人が困っていれば「ルフィ」は全力で彼らの守りぬきたいものを守り抜く。「ルフィ」の真っ直ぐな気持ちと行動が人の心をいとも簡単に虜にし、感動と涙を誘う最高の作品となっている。

人気少女マンガ家「咲坂伊緒」が描く大人気王道少女マンガ作品!誰もが憧れる学年一のイケメン男子との恋愛を描いた作品で、少女マンガ特有の現実にはない胸キュンの中にリアリティを含めた最高のストーリー!主人公「仁菜子」はある出来事から、学年一人気の男子「蓮」に初めての恋をするも「蓮」には彼女がいることを知ってしまう。初めて恋をした「仁菜子」はショックを受けるも、それを受け止め「蓮」とは友達として接していくようになる。一方「蓮」も彼女が居ながら「仁菜子」の純粋さに惹かれていく。お互い好意をもつようになったにも関わらず、「蓮」の彼女の存在、新たなライバルやすれ違いに振り回され、本当の気持ちに向き合うことができない切なさが読者の涙を誘う。人を好きになるということは言葉ではうまく伝えきれない感情。恋をすることの意味を登場人物の純粋な恋心から教えてもらえる、誰もが共感できる作品となっている。果たして「仁菜子」と「蓮」の恋愛はどのように結末を迎えるのか。

「開盟学園高等学校」学園生活支援部、通称「スケット団」を中心に、依頼にやってくる個性豊かなキャラクターたちと繰り広げる学園コメディ!基本単話形式のギャグストーリーで進行していくが、時々数話形式のシリアスストーリーで進行していく。大体が「「スケット団」にやってくる生徒たちの依頼から物語は進んでいくが、その中でも涙を拭うような感動ストーリーという結末を迎える話も少なくはない。しかし、何より一番感動するのは「スケット団」に所属する「ボッスン」「ヒメコ」「スイッチ」の3人の絆である。過去壮絶な経験から誰も信用できなくなっていた3人は、現在の明るい姿はなく殻に閉じこもっていた。しかし、それをこじ開けてくれるのが他の誰でもない「スケット団」の部長「ボッスン」である。彼にも暗い過去は存在した。しかし彼はそれをぶち破ったことで、他の人の助けになりたいと思うようになり「スケット団」を結成。「ボッスン」は2人に寄り添い見事殻を破らせたのである。また、ある出来事から話すことをやめた「スイッチ」には感動のラストが待っている。このシーンは涙なしでは見られないだろう。

北海道の田舎街に住む主人公「ちせ」は可愛くも気が弱い女の子。憧れていた「シュウジ」に告白しめでたく交際に発展するも、お互い戸惑いを隠せない状態にあった。すれ違いはあったものの二人はお互いのことを理解し、順調に交際を続けていった。しかしそんなある日、街は謎の敵から空襲を受けることに。そんな状況の中「シュウジ」の目の前に現れたのは、政府に「最終兵器」として体を改造された「ちせ」の姿だった。変わりゆく街、兵器にむしばまれていく「ちせ」の体と心。その中でも変わらない「ちせ」と「シュウジ」の好きという気持ち。例え彼女が人間では無くなろうとも、ただ好きという理由から一緒にいると決めた二人。本当に人を愛した思春期の少年少女の恋愛はあまりに一途であまりに切ない。そんな彼らの恋愛を繊細に描いた涙なしでは見られない作品である。

やんちゃな小学6年生の少年「石田将也」のクラスに転校してきた聴覚の障害の少女「西宮硝子」。話すときには筆談が必須であり、そんな彼女を最初は親切に扱うも「将也」のある行動がきっかけでいつしかそれはいじめに発展していった。ある日「硝子」は転校してしまい、次は「硝子」をいじめる先頭者の「将也」がいじめのターゲットになってしまう。誰かを犠牲にして自分を守る学校という組織の中では、一人にされた「将也」が何を言っても勝てるはずがなく、「将也」は小中学校といじめられる立場になってしまった。この作品は「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」をテーマに描かれた作品であり、いじめをやめてと言えなかった「硝子」と、言葉を発しても味方をしてくれる者がいなかった「将也」から伝えても伝えなくても変わらないものもあると学ばされた。では変える方法はあるのか。伝える方法は一つだけではない。一体「聲」とは何なのか。すべての答えは作品の中に含まれている。

人と関わることを嫌う主人公が拾った一冊のノート。それは人気のクラスメイトの「山内桜良」のノートで、彼女の余命が膵臓の病気によりもう長くはないことが記されていた。偶然みたそのノートから主人公は唯一「桜良」の病気を知る人物となり、それにより主人公は「桜良」の死ぬまでにやりたいことに付き合っていくことになる。「桜良」は主人公とは正反対で、誰からも愛され人との関わりを大事にする女の子。そんな彼女と関わっていく主人公はいつしか自分にはない部分をもつ彼女に憧れを持つようになる。また、「桜良」も主人公の持つ自分とは違う部分に憧れを持っていくのだ。初めて誰かを認めたことにより主人公は徐々に明るさや感情を見せるようになっていく。また、本作では主人公の呼び方は「僕」や「桜良」からは「地味なクラスメイトくん」や「仲良しくん」など不思議な呼ばれ方をしている。一体なぜこんな呼び方をしているのか。それには意外な答えがあるため、是非マンガで読んでいただきたい。

産科医や助産師出産に悩む家族など、さまざまな立場から出産にまつわるリアリティを描いた作品。出産とは嬉しくあるも、その対価として過酷な日々が続くもの。主人公「鴻鳥サクラ」はそんな妊婦さんに安心を与える産婦人科医である。「鴻鳥(コウノトリ)」は恐らく新しい命を運んできてくれるという意味から名付けられたのはないかと考えられる。順調に出産をする人もいれば、中には中絶の道を選ばざる得ない妊婦も存在する。望まない妊娠をする人もいる。そんな人に「鴻鳥」はどのように向き合っていくのか。新しい命の重さ、誕生の感動。人生においてこれらを意識するのは数少ない瞬間しかない。そのことを私たちは常に知っておくべきなのだ。この作品はそれを読者にも理解してもらおうとしているのではないだろうか。

少女マンガを代表する大人気作品である。暗い見た目のせいで周りから「貞子」と恐れらている「黒沼爽子」は、人と仲良くなることを願う誰よりも優しい女の子。そんな彼女の憧れは同じクラスの爽やかな人気男子「風早翔太」。分け隔てなく誰にでも平等に接することから彼の周りにはいつも人が溢れていた。ある日、「風早」に話しかけられたことがきっかけで二人の距離は徐々に接近していき、そのおかげで「爽子」には友達もできるようになった。お互い好意を持つにも関わらず、邪魔やすれ違いで二人の関係は友達どまり。そうしている中でもお互いの気持ちは募っていく一方だった。ラブストーリーが中心であるが、その周りには「あやね」「千鶴」との友情や、それぞれの進路といったものも描かれている。恋愛をするにあたって、恋愛一本でものごとは進行していかない。他の問題を乗り越えての恋愛といったリアリティ溢れる作品で読者の共感を最も獲得しているのだ。

謎の生物「殺せんせー」とその生徒たちが繰り広げる暗殺学園ストーリー!ある日、月を破壊した「黄色い生物」を暗殺する任務を言い渡された「椚ヶ丘中学校」のE組。この日から卒業まで暗殺ターゲット自らの暗殺指導で殺しのテクニックや、実践を学ぶことになった。この作品の魅力は何と言っても「殺せんせー」である。ある理由からE組の教師となった彼は暗殺ターゲットでありながら、その生徒の短所を長所に変えるためのアドバイスや、生徒一人一人の個性、特徴を掴みより良い暗殺者になるための指導をしていく。これによって生徒たちは暗殺者としても、人としても成長していき、暗殺を通して大事なことを知らされていくのだ。落ちた心の生徒たちが集まる落ちこぼれのE組は「殺せんせー」のおかげでどのクラスよりも輝かしい存在感となり、そして彼らは人として最高の実力と成長を遂げたのだ。