いまや日本のソフト産業において大きな貢献をしている日本アニメーション作品。海外でもその人気は定着しつつある中で今回はまたまた海外において人気のあるアニメ作品をご紹介していく。日本とのギャップのある作品もあるため、ぜひ確認してほしい。
日本においてその技術が高く評価されているアニメーション。今回は海外で人気のある作品をまたまたご紹介していく。
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いまや日本のソフト産業において大きな貢献をしている日本アニメーション作品。海外でもその人気は定着しつつある中で今回はまたまた海外において人気のあるアニメ作品をご紹介していく。日本とのギャップのある作品もあるため、ぜひ確認してほしい。
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「殺し屋稼業」がすべての男。それが「佐々木竜一」。通称は「殺し屋さん」。一見ではクールでミステリアスな人物だが、しかし実際の性格としては殺し以外では法律を守ることや「殺し」の言葉で説明されないと虫さえも殺さないという不思議な決まりごとに縛られる電波な人間である。そんな彼を中心とした周囲の人々との日常を描いたコメディー作品である。シュールな四コマ漫画が原作であるがなぜこのアニメが世界的に人気があるかというとマンガ『寄性獣医・鈴音』が1億ダウンロード数超えたといわれるイラストレータ「春輝」がイラストを務めていることからネット上で広まった人気がそのまま海外でも広まっていると考える。台湾およびスペイン版が存在しているがダジャレでの落ちが多いため、内容が本当に理解されているかはちょっと不明である。アニメ自体はシュールな内容と「フラッシュアニメ」との相性は抜群で面白い仕上がりになっている。
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勉強は今一歩ではあるが元気いっぱいスポーツが大好きな小学生「進藤ヒカル」。そんな彼がある日祖父の家の蔵にあった「碁盤」に幽霊として憑りついていた平安時代の天才棋士「藤原佐為(ふじわらのさい)」と出会ったことから始まる一人の少年と心半ばで夭折した棋士の「碁」を極める長い旅を描いた作品。お年寄りが行う趣味とされた「囲碁」を題材にその面白さを小・中学生に広め、その後の囲碁ブームに大きく貢献した作品。内容時代にもアジアでの戦いなども描かれているため、もともとワールドワイドな展開がしやすい作品であったと考える。韓国では『ゴースト囲碁王』、中国では『棋魂』というタイトルで刊行されており、その他もタイ、シンガポール、フランス、アメリカなどでも人気を得ている。日本古来の遊びがこのように世界の遊びになるという点でこの作品の貢献度は半端なものではない。
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東京都四ツ谷に暮らす男子高校生「立花瀧」。ある朝、目を覚ますと彼の視界に飛び込んできたのは東京ではなく片田舎の景色、なんと彼は岐阜県飛騨地方の山奥の「糸守町」に住む女子高生「宮水三葉」と入れ替わっていたのであった。「奇妙な夢」と感じていたことは幾度も続き、そのうちそれぞれの心の中にある思いが生まれていく。しかしその能力を失ったとき二人は互いの存在を求める如く動き始めるのであった。「新海誠」監督によるの6作目の劇場用アニメーション映画で2018年現在で世界125の国と地域で海外配給が決定しているほどに大ヒットとなっている。興行収入においても2017年1月18日時点では、『千と千尋の神隠し』を抜き全世界での合計が2億8,100万ドルに達している。この人気に乗ってロックバンドである「RADWINPS」も世界的に有名になった。作品自体もその壮大なストーリーが評価され、国内外の映画賞を受賞している。
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日本のアニメーションにおける第一人者「宮崎駿」監督が構想16年、制作に3年という時間をかけて形にした作品。室町時代の日本を舞台に描かれる「タタリ神」の呪いを受けた「エミシ」の村の少年「アシタカ」と山犬に育てられた人間の娘「もののけ姫」こと「サン」の美しくも切ない愛の物語である。「タタラ場」という閉鎖的で独特な空間での人の営みと人を超越した世界の存在が醸し出すアニメの骨格は骨太であり、そこに加えられる神格ともいえるようなその映像の美しさ、表現は世界的に評価されて大きな話題となった。「宮崎駿」監督の創造力、その世界観に見る者がみな引き込まれ、彼の評価を世界で一気に高めた作品でもある。日本古来からあるものと現代に見える人々の心の様を見事に融合させ、それぞれの人の心に響く作品に仕上がっている。日本の築き上げてきたアニメーションのすべてがこの作品に詰まっている。
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両親と共に引越し先へと向かう10歳の少女「荻野千尋」。その途中、森の中の奇妙なトンネルを見つける。トンネルの先には無人の街が広がっていた。実はそこは人間が立ち寄っていけない場所。神々が暮らす世界なのであった。罪を犯した「千尋」の両親を救う為、この世界に住む少年「ハク」とともに湯屋「油屋」で奮起する「千」と名を変えられた彼女の姿、そして「ハク」と「千」のつながりを解き明かしていくストーリーが描かれた作品。2003年に第75回アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされ、受賞した日本のアニメーション。手描きのアニメーションとしても唯一の受賞作である。「宮崎駿」監督の集大成ともいえる作品である。神が存在する世界という部分においては『もののけ姫』と共通する内容もあるが、訴えたい内容は違い、少女がただ恋愛をするといったストーリーではなく少女たちが困難に立ち向い、成長する姿、そして日本の良きファンタジーの系譜を今に残すということを目的としていた。それが世を生き抜くために汗を流す人々に共感を与え、世界的な作品となった。
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高校生である「黒崎一護」は生まれつき強い霊感の持ち主である。そんなある日、悪霊退治をする「死神」の「朽木ルキア」と出会い、目の前で起こることそしてその存在を信じようとしない「一護」であったが、悪霊「虚(ホロウ)」に襲われたことによりその存在を信じることになる。そして家族が「虚」に襲われることがきっかけとなり、自分自身が「死神」となり、悪霊と闘うことを選んだ少年の姿を描いたバトルアクション作品。世界的には共有のできる存在「死神」。欧米の「死神」の存在とはまた違い、オリエンタルな内容が世界的に評価されていると考えられる。和装の「死神」というので日本文化にも触れられつつもアクション的なかっこよさがこの作品が愛されるところなのであろう。
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側頭部に2本の角をもち、「ベクター」と呼ばれる特殊な能力を持つ女性型ミュータントの「ディクロニウス」の少女「ルーシー」と大学に通うために鎌倉にやってきた青年「コウタ」。由比ヶ浜で偶然に出会ったこの二人。この出会いによって人とミュータントにおける人種を超えた友情の姿と愛することをあきらめない主人公の姿を描いた作品である。日本のアニメ作品としてもそのグロさが際立っており、なかなか特殊な作品ともいえるが、「スプラッター映画」の文化が根付いている海外ではそのグロさが人気となったようである。それだけではなく、アニメ全体から見える差別のなさやお互いを信じる姿などが世界的に共感できることも要因として挙がっている。その人気から「ニューヨークタイムズ」が記事として取り上げたりと国内と海外の評価が大きくことなる珍しいタイプのアニメとなった。
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自らを「鳳凰院凶真」と名乗る厨二病患者の大学生「岡部倫太郎」は時空を超える機械である「タイムマシン」の講演を傍聴するため、2010年7月28日に幼馴染の「椎名まゆり」と共に秋葉原へと来ていた。そこに天才少女で知られている「牧瀬紅莉栖」の姿もあった。「タイムマシン」の内容が腑に落ちない「岡部」は講演傍聴後に会場の8階で血溜まりに倒れている「紅莉栖」を発見。そのことを彼は携帯メールで「ラボメン」である「橋田至」に報告した瞬間にめまいを起こし、次の瞬間には謎の乗り物が墜落し、会場は封鎖されてるところに佇んでいた。そしてメールはなぜか1週間前に送られていた。時空を超えて未来を渡り歩き、その先にある絶望からすべてを救う為、「岡部倫太郎」の戦いが始まる。「タイムマシン」という昔から大きな題目として取り扱われる内容を付したアニメの名作。日本人のみならず、世界中の人々が共通して興味のもてる内容というのが人気になった秘密であろう。2018年には『シュタインズ・ゲート ゼロ』の放映もあるため、今後も海外での人気は強くなっていくあろう。
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主人公である「岡崎朋也」は夢をかけていたバスケットボールを怪我で断念することになり、そのやるせなさから不良への道をたどっていた。そんなある日、学園前の坂道で女子生徒「古河渚」と出会う。演劇部の復活を目指している彼女の姿に吸い寄せられた主人公や主人公の友人である「春原陽平」、その他の仲間によって演劇部の再建の道へと向かわせていく。ゲーム作品を原作に作られており、第一期の原作である「学園編」に含まれているサブキャラクターのルートやおまけシナリオを含めた内容でまとめられている。日本人の清純な恋愛感というのがまた欧米には新鮮に写るのか人気が高い作品となっている。確かに欧米の作品はどこか恋愛のドラマと見ていてもすこし生々しい印象を受けることがあるが、この作品ではとても純粋かつうぶな内容が展開されていくので普通の現実ではそうはないがその空気感に触れられるという部分がまた評価されている部分なのではないかと思われる。
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幕末に「人斬り」として恐れられた「緋村剣心」。「明治」へと時代が移り行き、刀での戦いは古いものとされ始めた時の流れの中で政治による混乱を利用し、国を我が物としようとする者たちが暗躍。その悪事を挫くために「剣心」を始めとする仲間たちの戦いを描いた作品。実在した明治時代の偉人も登場し、深く歴史とリンクした作品の一つである。「Rurouni Kenshin: Trust & Betraya」という英題で世界でも展開されているこの作品。日本の歴史の中でも複雑で一番エネルギッシュな時代であった幕末は海外でも多くの興味を持たれている時代である。時代背景や海外との接点ができ始めた内容もあり、日本の歴史の勉強として見ている人も少なくはないと考えられる。また日本の有名アーティスト(ラルクアンシエルなど)が楽曲を提供していることも海外人気の影響の一つにあるのかもしれない。
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』連載スタート!!
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「どんぐり共和国」にて『千と千尋の神隠し』グッズ9月から販売!!
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