骨董好きお勧め漫画集。裏の世界も見えるかも！63 Pt.

表向きは贋作・レプリカ専門のアートギャラリー「ギャラリーフェイク」のオーナー、裏の顔はいわくつきな美術品のブラックマーケットでディーラーを営む藤田玲司が、美とは何かを追い求める。

漫画専門の古書店「金魚屋古書店」に集まる常連客やセドリ屋などの人々が、思い出に残る漫画を鍵に、人生を交錯させる作品。思い出の漫画がテーマだけに、作中では実在の漫画作品も数多く登場する。

豊富な知識と優れた五感および記憶力を持ち、「彼が作るものは本物そのもの」と謳われる贋作作家・ゼロこと榊零が美術品はもちろんのこと、工業製品や料理まで依頼に応じて完全に再現する。

幼き日にフェルメールの「レースを編む女」を狙った3人の男たちに両親を殺されたリュウ・ソーゲン(本名は氏家一郎)が世界的美術鑑定家となり、美術界の闇と対峙しながら復讐の旅を続ける。

物に秘められた“想い”を見聞きする力を持つ蓮は、入口に大きな柳の木がある骨董屋「雨柳堂」の主人の孫。そんな彼が骨董と人が織りなす愛情と因縁を、己の能力を使って読み解いていく。

曰く付きな骨董品にまつわる怪しげな事件、そしてそれらの事件に関わる人々の複雑な人間模様を、幼い頃から物の真贋を「温もり」で見分ける力を持っている、骨董屋の優子がその優しい目利きで解決に導く。

東京郊外にある、明治から続く骨董屋の「寒鰤屋」。この店の主である倉本駆馬は義理人情に厚く、骨董の目利きとしても評判の男。実は公儀隠密の末裔でもある彼が、骨董にまつわる様々な依頼を解決していく。