主人公達がどうやって作品と向き合って行くのかをハラハラしながら追いかけて行く作品が多い。生み出す苦悩、描かれる絵と本人のキャラクターのギャップ、作品を見た人がそれによりどう心動かされるかが注目ポイント!
いつの時代にも絵を描いて生業としている人はいる。その作品に人々は感動し、驚嘆し、時には涙を流す。絵を描く主人公とその絵が人を惹き付けて止まないマンガ作品を集めてみた。
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主人公達がどうやって作品と向き合って行くのかをハラハラしながら追いかけて行く作品が多い。生み出す苦悩、描かれる絵と本人のキャラクターのギャップ、作品を見た人がそれによりどう心動かされるかが注目ポイント!
連載3本を抱える熱いマンガ家「炎尾燃(ほのお もゆる)」が描く、熱いマンガとマンガ哲学を叫ぶマンガ愛に満ちた作品。「一、命がけで描け」からはじまる冒頭の「熱血マンガ家十訓」はマンガ史に残る名言ともいえる。昨今主流のコンピュータ作画と異なり、画面一杯に描かれた迫力満点の集中線の重厚感と美しさは手描きならでは。マンガ家の仕事は、まさに命がけであるという事がひしひしと伝わってくる、熱い作品となっている。
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舞台は昭和初期の日本。生者を描けば魂を奪い、死者を描けば甦るという不思議な肖像画家「菅沼英二郎」。彼の元に集まる依頼人は誰を、そして何を描いてもらいにくるのか。繊細な線と美しい画面構成で、するりとこの物語世界に入り込めるファンタジー作品。 一話完結なのでどこから読んでも楽しめ、 それぞれの人間ドラマが美しく描かれ、読後に不思議な気持ちにさせてくれる作品である。人々の思いが詰まった「英二郎」の描く絵に、きっと目頭が熱くなることだろう。
生前、1枚しか売れなかった「フィンセント・ファン・ゴッホ」が、現代で炎の画家として世界的に有名になった陰には実の弟の奇抜な策略と野望が隠れていた。描く才能がありながらも、その才能を自覚しない兄「フィンセント」と、冷静で頭脳明晰な弟「テオドルス・ファン・ゴッホ」。欲しくても手に入らない才能への嫉妬と兄弟の愛情が交錯する「才能」を廻るストーリーに胸が痛くなる。誰もが知っている天才画家「ゴッホ」の歴史的事実をベースに描いたフィクションであるが、読み進めているうちに実話なのでは? と錯覚してしまうような世界観は素晴らしい。
現代の美大を舞台にした学生達の人間模様と恋愛、そして芸術を志す彼らの奮闘を描いた物語。ヒロイン「はぐみ」は将来を有望視されている存在だ。しかし、感情表現の苦手な彼女は周りの期待に押しつぶされ苦悩する。一見、繊細で可愛らしい線で描かれているが、才能を持つ人と持たざる人それぞれの目線で描かれた狂おしいまでの葛藤がうずまく骨太な名作だ。
江戸時代後期、「鉄蔵」こと天才絵師「葛飾北斎」とその周りの人々を描いたマンガ家「杉浦日向子」の傑作。江戸時代の絵師の毎日や、版元とのやりとり、絵にかける情熱などが活き活きと描かれている。締め切り破りや、同業者への嫉妬など今のマンガ家と全く変わらない彼の奔放なキャラクターと、描き出す絵の美しさを堪能していただきたい。
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