全1巻という短い話数で完結したマンガ作品を10個紹介する。
長編作品とは違い、短時間で簡潔に読める短編マンガ。今回は全1巻で完結したマンガを10作品紹介する。
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全1巻という短い話数で完結したマンガ作品を10個紹介する。
高校1年生になった「大島志乃」はうまく話が出来ない病気である。入学式前日に部屋で一生懸命に練習するも、早速クラスの自己紹介で躓いてしまうのだ。どうしても名前を発することが出来ず、口をパクパクするだけの「志乃」。その姿を見たクラスメイトたちはふざけていると思い、クラス中に笑われてしまうのだ。うまく名前が言えなかったこととクラス中に笑われたことにショックを受ける「志乃」は、必死に弁明する。「志乃」は「吃音症」という病気で母音から始まる言葉を発しにくいのだ。なので苗字の「大島」がまずうまく言えないのである。ふざけているのではないと言ってもクラスメイトたちは笑うばかり。変な奴だと思われてしまった。そんな中、「志乃」を笑わなかった女の子「加代」。「加代」はギターは弾けるが音痴だという悩みを抱えていた。そんな「加代」と友達になる事が出来た「志乃」は、ぎこちないながらも一生懸命にコミュニケーションを取ろうと頑張るのである。
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小学生5年生の「七尾なつる」は年初めに、東京から転校してきた少年。しかし、「なつる」はクラスメイトの女子から嫌われていた。なぜなら、クラスメイト「姫川」からのバレンタインチョコを拒否してしまったからだ。クラスメイトたちが見ている中で渡されたこともあり、「なつる」は逃げ出してしまったのである。それ以来、女子は「なつる」と会話をしてくれなかった。季節は夏になったある日、捨て猫を拾った「なつる」は家に連れて帰るが、母親が猫アレルギーのため外へ連れ出すことに…。落ち込む「なつる」の前を偶然通りかかったのは、クラスメイトの「鈴村理生」だった。「理生」はクラスでもズバ抜けた高身長の女子で他の女子と違って、「なつる」を無視することはなかったのである。「理生」は猫を飼う代わりに養育費1000年を要求。猫を見捨てることが出来なかった「なつる」は条件を飲んだ。その日を境に、「理生」と関わることが増えた「なつる」は、「理生」の抱える秘密を知ることになる。
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高校生の「田辺」はクラスメイトの「鈴鹿」に告白する。しかし、クラスメイトとして認識されていなかった上に、鏡見たことあるのかと言われてしまうのだ。自分のことに無頓着だった「田辺」は家に帰り鏡を見て見ることに。そこで初めて、眉毛が繋がりかけていたり、髭のような産毛がたくさん生えていたことに気づくのだった。そこで翌日、度の強いメガネをコンタクトに替えて学校に登校。クラスメイトたちは「田辺」の変貌ぶりに驚くのである。そしてクラスでは「鈴鹿」が昨日の告白の振り方が原因でクラスの女子全員を敵に回していたことが判明。モテライフが終わったと落ち込む「鈴鹿」だったが、元々顔しか取り柄がないやつだからと言うクラスメイト。「田辺」に気づいた「鈴鹿」はダサいと言い放ちクラスから出ていくのである。人間らしくなりたいと言う「田辺」に興味を持ったクラスメイトの女子たちは、「田辺」をより可愛くしようと女子磨きに協力し出すのである。
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高校生の「英子」は友達の「もえ」のことが大好きである。「もえ」は芸能人のように可愛くて優しい子。2人はいつも一緒だった。ある日、クラスで彼氏がいないのは「英子」と「もえ」だけだと判明。みんなは「もえ」にはすぐ彼氏出来ると言う。それはそうだ。告白してきた人も数知れず、「もえ」が断っているだけだ。「もえ」はなぜか自分よりも「英子」を大事にしてくれることを条件にしていたのである。ついに「もえ」に彼氏が出来た。「土田」という彼は、「もえ」が「英子」を優先することを快諾している。遊びに行くのも下校も「英子」を優先する「もえ」に、「土田」のことを思うと心苦しくなる。しかし、「土田」は「英子」といる時の「もえ」がとても楽しそうでそこを好きになったのだと言う。だから、「もえ」が「英子」といることに不満はないと。それどころか、仲良い2人の迷惑になっているかもしれないけど「もえ」が好きだから「英子」とも仲良くなりたいと言うのである。正直、「英子」にとっては居心地いい。しかし、このままでいいのだろうか…。
バカな両親の不手際で、父親の知り合いの家に居候することになった純情女子高生「たえ子」。しかし、その家の住人「升田」は30代の男で裸族だった…。玄関が開いたその瞬間からお目見えの初めて見る男性の裸体に、どう反応していいかもわからない「たえ子」。処女にその姿はハラスメントだと言ってはみるが、萌えだという「升田」。パンツや服は着ないのに料理中のエプロンはOKな感覚がわからない。普通ってなんだっけ?服の代わりに股間の動線上に障害物を置き、それで死角に持ってくることを考えついた「升田」だったが、そういう意味ではない。普通に服を着てほしい。こんな男と一緒に暮らしていけるのかと不安になる「たえ子」。バカな両親のせいで苦難な日々を過ごすことになってしまった。そして、「升田」の友達「陣内」も変態。「たえ子」の友達2人は謎のスルースキルを持っていて…。次第に感覚が麻痺してきて、順応してきている自分がいる。果たして、純情女子高生「たえ子」の新生活はどうなる?
小学4年生の時に東京へ引っ越した幼馴染の「多喜二」が高校生1年の夏に戻ってきた。家族と離れて祖母のいる田舎に帰ってきたのである。母親が3年も入院中で寂しい思いをしている「春野小麦」は学校でも馴染めないでいた。兄の「スバル」は遊んでばかりで一人ぼっち。父親は夜勤で家にいないことばかり。そんな時に戻ってきた「多喜二」。寂しさを紛らわすように無口な「多喜二」と子供の頃のように一緒にいるようになっていた。あまり表に感情を出さない2人は、懐かしいのに久しぶりで表面的な接し方ばかりになっていたが、次第に感情を表に出せるようになってくるのだ。「小麦」といると素直になれる自分がいると気付く「多喜二」は、自分の感情を押し殺すような言動をする「小麦」を変えてあげたいと思い、「小麦」のために行動するようになるのである。幼馴染の関係に居心地の良さを感じている「小春」と「多喜二」の友情のような、恋のような青春ストーリー。
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ごく普通の高校生活を送っていた「綾子」は、ある日の学校帰りに落ちていた1万円を見つけた。思わず追いかけた「綾子」だったが、1万円の先にいたのは怪しい科学者だった。1万円をあげるから3分ほどの実験に付き合ってほしいと言われるのである。物質転送機の実験だと言われ箱の中に入れられる「綾子」。スイッチが入ると体が分解されていく感覚に陥ったが、気が付けば実験終了。元の箱とは違う箱から脱出するのである。すると、元いた箱から声と音がする。そこから現れたのはなんと自分だったのだ……!!見た目も声も同じ、考えていることも同じ。いったい何が起きたのか。しかし、その怪しい科学者は失敗したと言って消えてしまうのである。2人の「綾子」はとりあえず家に帰ることに。一緒の布団で寝てみることにした2人。初めて共有した思いは、亡くなった姉のことだった。誰にも言えなかった胸の内を吐露したことで涙が溢れた「綾子」。全く一緒の「綾子」たちのこの先にあるものは……?
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法事で何年かぶりに田舎に帰ってきた35歳になった「サトシ」は、高校生になった「ミヨ」と再会する。何年も田舎に帰ってきていなかった理由は「ミヨ」に会いたくなかったから。昔「ミヨ」は「サトシ」が大好きでよく後ろをついて回っていた。ある日、森で遊んでいた高校生だった「サトシ」と4歳だった「ミヨ」。犬に吠えられ驚いた「ミヨ」はおもらしして泣き出してしまうのである。仕方なく、家に戻ってお風呂で洗ってあげた「サトシ」。4歳の子供を世話してあげただけ。やましいことはない。だが「ミヨ」に、おもらししてしまった小さい子だから嫌いかと聞かれた「サトシ」は小さいほうが好きだからと言ってしまうのだ。その記憶は今も鮮明なのである。久しぶりに再会した「ミヨ」はいたって普通に接してきたので、そんな記憶があるのは自分だけかと思っていた。しかし、「ミヨ」と2人きりになった時、「ミヨ」は自分はもう範中外だろう、小さい子にしか興味がないんだろうと言う。彼女は覚えていたのだった。
高校3年生「滝本ちほ」は田舎暮らしにうんざりしながらも大学から東京へ行く決心がイマイチつかなかった。噂話が娯楽の友達。付き合って2年になる彼氏「高岡」とも話が合わなくなり、ヤることばかり求めてきてうんざりしていた。そんな時、一緒に帰っていた「高岡」との目の前に現れた「高岡」の高校時代の女の先輩。一昨日、一緒に呑んだ時に流れでヤったのだという。嘘でもいいから否定してほしかったがその願いは叶わず…。こんなやつめんどくさい、別れたいと思うがこの小さな町だ。あっという間に話は広まるだろう。それに更に嫌気がさした「ちほ」は「高岡」を最低だと突っぱねるが、寂しい思いをさせた「ちほ」が悪いと言われてしまう。だったら今この辺で済ませてくれと言ってしまう「ちほ」。もうやけである。だが、「高岡」とヤった女の先輩、ビッチ先輩こと「田淵りなが」との出会いが「ちほ」を変えていく。自由で自然体、違う視点から世界を見ている「りな」に惹かれていく「ちほ」も、次第に世界観が変わっていく。
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大学進学から東京へ出てきた「夏野房夫」は、何の目的もなく退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、偶然見つけた墓場へ続く道。その道が田舎にある道に似ていることからなんとなく、その道を歩いていったその先にいたのは、向いの家で引きこもりしているの男性だった。その男性は月に1度だけ家から出掛けて行くのを近所の人たちも不思議に思っていたが、その理由は墓参りだったと知る。つい声をかけてしまった「房夫」に驚く男性。しどろもどろになりながら田舎出身だと話すと、自分も新潟から出てきたのだと話をしてくれた。わりと普通に話をしてくれる品のいい人だったのである。しかし、不謹慎な一言から「房夫」は死をまともに考えたことがないのだと男性を怒らせてしまう。その日からなんとなく気になって男性の家を部屋から眺めてしまう「房夫」。偶然実家から大量に送られてきたみかんを届けようと思い、勢いで訪ねるのだ。その男性の家には壁いっぱいに本が並べられていた。過去を話したがらないその男性の秘密に興味を持ち始めた「房夫」は…。
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