競走馬としては大成が難しいとされる九州産馬でありながら中央の重賞を制するなど、作中史上最強の駄馬と称されるベアナックル。
個性的なキャラが揃うマキバオーの中でも人気の高いキャラです。
そのベアナックルの父、カツラデエースはカツラギエースに由来します。
カツラギエースはまだまだ世界に対しては日本の競走馬が敵わなかった1980年代、日本馬として初めてジャパンカップを制した馬として知られています。
クラシック競走が行われる4歳時にはそこまで目立った馬ではなく、クラシック競走の皐月賞、日本ダービー、菊花賞は、それぞれ11、6、20着と大敗を喫しました。
そのクラシックを全て制し、見事三冠馬となったのはミスターシービー。
カツラギエースはずっとそのミスターシービーの後塵を拝してきたわけですが、5歳になって活躍を見せます。
春は3連勝でグランプリ、宝塚記念を制し、秋の毎日王冠ではミスターシービーを撃破、その後ジャパンカップをも制し、トップホースへと登り詰めました。