ネタバレをせずに、超名作マンガを紹介する。これを読んでおけばひとまず安心!
巻数が多すぎて中々踏み込みづらいなどの理由で、未だに未読の作品というのがある人もいるのではないだろうか? しかし、「あの作品は原作ではああだよね」という会話に乗れないもの悔しい。知ったかぶれる名作まとめ。
出典:Amazon.co.jp
ネタバレをせずに、超名作マンガを紹介する。これを読んでおけばひとまず安心!
「宮崎駿」の傑作のひとつ。原作は全7巻。今の人類が滅び、生き残った人々は腐海と呼ばれる毒を吐く森と共存しながら細々と暮らしていた。アニメ映画は2巻のラスト辺りまでをアレンジしたもので、巨神兵の活躍は原作6巻あたりから。ヒロインの「ナウシカ」をはじめ、トルメキア国の皇女「クシャナ」、土鬼(ドルク)の僧侶「チャルカ」など登場人物が、一方から見れば正義で、他方から見れば悪という人間模様が描かれる。全7巻ではあるものの、ワイド版であるためストーリーはそれなりに長い。
「士郎正宗」のサイバーアクションマンガ。全2巻。近未来、凶悪犯罪に立ち向かうべく構成された「公安9課」は、ほぼ全身を義体化した「草薙素子」をはじめ、個性的なメンバーが揃う。1巻と2巻の間には作中かなりの時間が経過しており、公安9課がメインのTVシリーズや劇場映画は1巻の設定を引き継いだものが主。後に、1.5巻が刊行され「草薙素子」がほとんど出て来ない巻も存在する。
マンガの神様「手塚治虫」の医療マンガ。「手塚治虫文」庫全集全12巻。医師免許を持たないモグリの闇医者「ブラック・ジャック」は、恐ろしいほどの腕前だが依頼主には高額な治療費を請求する。基本1話完結だが、必ずしも患者を救えるとは限らないバッドエンド回もあり、読む側に命の疑問を投げつける。ロボトミー手術や、多指症など今の道徳に合わないため、文庫本未収録タイトルがいくつかある。
「大友克洋作」のマンガ。全6巻。近未来の東京「ネオ東京」で起こる超能力バトルもの。アニメ映画は2巻までとラストの構想をまぜている。「アキラ」とは日本政府が作り上げ、暴走させてしまい、東京に壊滅的な被害を与えた超能力のある子供の名で、主人公のことではない。メインキャラは「アキラ」を新時代の教祖とし、東京の支配を目論む元いじめられっこの「鉄雄」と、「鉄雄」の幼馴染みで兄貴分の「金田」の2人である。
「羽海野チカ」作の少女マンガ。全10巻。美大を舞台に学生達の恋愛模様と自分探しを描くもの。柔らかで繊細な絵と、ベタベタなギャグパートでアニメ化や実写ドラマ化など人気を博すが、原作ではキャラクターそれぞれの「才能のある人の葛藤」や「才能のない人の渇望と絶望」「何かを生み出す苦悩」などが描かれ、それを追い求める姿が非常に胸を打つ。
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