「P.A.WORKS」が手がけたオススメ作品7選815 Pt.

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思春期の少年少女の一部が発症するという特殊能力を人知れず駆使し、順風満帆な学園生活を送る主人公の「乙坂有宇」。本作は、そんな彼の前に突如「友利奈緒」という少女が現れた事から物語が展開する。
これは青春を駆け巡る能力者たちの物語であり、「有宇」と「奈緒」の出会いにより、特殊能力を持つ者の宿命が次第に暴かれることになる。ストーリー前半は特殊能力を駆使したギャグ満載で突っ込みどころが多く面白いが、後半になると少し重い話が増え、次第に物語の核心に迫っていくので飽きることなく視聴できる。

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ガラス工房を営む一家の娘「深水透子」は友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友達との憩いの場としている。高校3年の夏休み、そんな彼女達の前に転校生「沖倉駆」が現れた。彼は「透子」に自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし自分が未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのか。今までに感じたことのない動揺を覚えながら、「透子」は自分の中に生まれた新たな感情に気がつくことになる。
登場人物はそれぞれ何かしらの傷やわだかまりを抱えているが、「駆」の登場からひと夏の間に大きく成長していく過程、人間らしさが描かれている。

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その昔、人々は海に住んでいた。時が経つにつれ、次第に海を離れ陸で暮らすようになる者が出てきたのが今の世界。
そんな世界にある海底の村で暮らす「先島光」は、同じく海で暮らす「向井戸まなか」に恋心を抱く。しかし、「まなか」もまた、ある日出会った陸の人間に恋をしてしまうのだった……。
恋心を抱いている相手が、別の相手に恋をするという、現実にもありえそうな展開が共感出来て楽しめる。

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ある日を境に音楽からはなれた「坂井和奏」、歌うことを諦めきれない「宮本来夏」、親友のために力を貸す「沖田紗羽」たちは笑ったり、喧嘩したり、悩んだり、恋をしたりとありふれた日常を送っている。
本作は、高校生活最後の夏に合唱部として成功しようと努力する少女達の姿が描かれており、初めは本音を隠していた彼女達が、共に過ごす内に仲間と真摯に向き合っていく姿が心に突き刺さる。忘れてしまった青春を思い出させてくれるような、そんな惹きつけられるような作品となっている。

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「夜見山北中学校」に転校してきた「榊原恒一」は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。そんな状況に疑問を感じつつも、不思議な存在感を放つ美少女「見崎鳴」に惹かれ、接触を試みるが……。
本作は、ホラーとミステリー、サスペンスが融合したようなストーリーとなっており、予想もしなかった惨事が「恒一」とクラスメイト達を襲うことになる。『Another』と言えばグロテスクな作品と言われる通り、色々なことが原因でクラスメイトが死んでいくのだ。そんな恐怖の状況の中どのような結末になるのか、最後まで目が離せない作品。

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突然母の「皐月」から夜逃げをすることになったと伝えられた「松前緒花」。母親から渡された手紙を見ると、そこには「喜翆荘」という名前と電話番号だけが書かれていた。
住み慣れた街、母親、クラスメイト達に別れを告げ、祖母が経営するというその「喜翆荘」に身を寄せた「緒花」は、住み込みの仲居見習いとして働くことになったが……。
本作は、新生活を通して、個性豊かな人間に囲まれながら成長する「緒花」の姿を描いた物語。仕事に打ち込む彼女達の一生懸命な姿に感心させられる。また、とあるマンガ家が登場する回でのギャグシーンなど、しっかりと笑わせてくれるような要素も含んだ作品。

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舞台は、理不尽な運命によって死に至った者達が暮らす学園。生前の記憶を無くした少年「音無」は、死後の世界で「ゆり」とその仲間達と出会う。「ゆり」は「死んだ世界戦線」のリーダーであり、学園の秩序を守る天使と日々激戦を繰り広げていた……。
本作は、理不尽な人生を強いた神に対し復讐を誓った少年少女達が、戦いを通して成長していく姿を描いた作品であり、ストーリーが進むにつれて死後の世界についての理解が深まり、色々な疑問が解消されていくため、見ていて飽きが来ない。また、本作の魅力の1つにオープニング曲があり、透き通ったピアノの旋律に加え綺麗な歌声が響いていて心地よい。