桜井画門の代表作。第0話から第5話まで三浦追儺が原作を務めている。絶対に死なない未知の新生物「亜人」をめぐる戦いを描いた物語。亜人は17年前にアフリカの戦場で初めて確認された存在で、死んでも瞬時に完全な状態で復活する能力を持つ。交通事故で死亡したはずの男子高校生の永井圭は、復活したことで自分が亜人であることを知り、同時に政府に追われ逃亡生活を余儀なくされる。そんな中、圭は自身と同じく亜人である佐藤と出会い一時的に行動を共にするが、佐藤の過激な思想と行動により袂を分かつ。佐藤は政府に対する大規模なテロ行為を計画し、それは圭や厚生労働省の戸崎を巻き込んだ激しい戦いへと発展していく。本作は、死なない存在である亜人の戦いを描くSFアクション。亜人にはさまざまな特殊能力があり、叫び声による麻痺効果を会得している者や、「IBM(Invisible Black Matter)」と呼ばれる黒い幽霊のような存在を呼び出す者がいる。世界設定として亜人管理委員会による亜人の捕獲・管理制度が確立されており、亜人は人権を認められない存在として政府によって管理や研究の対象とされている。これにより、政府と亜人の対立構造が生まれている。講談社「good!アフタヌーン」で2012年7月号から2021年3月号まで連載。テレビアニメ第1期が2016年1月から、第2期が2016年10月から放送。アニメ映画(劇場)第1作が2015年11月、第2作が2016年5月、第3作が2016年9月に公開。実写映画(劇場)が2017年9月に公開された。