「ガンダムシリーズ」カッコ良すぎて痺れる敵役ガンダム!!3,074 Pt.

ガンダムシリーズの作品によっては、主人公機の象徴ともいえる「ガンダム」を敵が搭乗する場合がある。敵となったガンダムは、何故だろうか、ダークヒーローのような魅力を放つ。そんな敵役ガンダムを紹介したい。あなたの心を撃つガンダムはどれだ!?

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』からはもちろん「RX-78GP02A ガンダムサイサリス」。この重量感、条例違反の核弾頭装備、どう見ても悪役の顔付き。敵役ガンダムの名にふさわしいガンダムだ。本来連邦のガンダムと言えばスマートな見た目であり、ゴツゴツとした見た目はジオン側に多いフォルムであるため、最早ジオンに奪われる前提だったのでは?　と思わせるフォルムだ。因みに私のド本命。

『機動戦士Zガンダム』からは「RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ仕様)」。ティターンズカラーで染まったガンダムは、やはりカッコイイ。武装はシンプルだが、頭部バルカンポッドがエリートを感じさせる見た目だ。シールドのデザインも好きだ。白いガンダム（エゥーゴ仕様）に対して黒いガンダムと言うのが相対的なものとなって、「敵役ガンダム」を強調させている。個人的な意見だがエゥーゴカラーよりティターンズカラーの方が好きだ。

『ガンダムUC』からは「RX-0[N]ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン」。黒と各関節から金色のサイコフレームにより、これまでのガンダムの中でも派手!! 流石に真っ赤っ赤、真っ金っ金なモビルスーツほどではないが、NT-Dが発動していない状態でも頭のトサカがとても目立つ。特殊な兵装も多いため、作中でもその禍々しさが表現されている。最終的には味方となってしまったが、その脅威を十分に発揮したので敵役ガンダムとしてピックアップした。

「Gガンダム」からは「GF13-001NHII マスターガンダム」。"悪"そのものである「デビルガンダム」にするか、"悪役"としての「マスターガンダム」にするか迷いましたが、見た目が好きな「マスターガンダム」を挙げさせて貰いました。背面のウイングシールドも4枚羽のように展開する姿がカッコイイ。悪魔のようなその見た目からも、敵役ガンダムとして相応しい。一番腕組が似合うガンダムだと思っている。

『ガンダムW』からは「OZ-13MS ガンダムエピオン」。武装に対してはトレーズの騎士道精神が色濃く反映されているため、射撃武器が一切ない。ビームサーベルよりも刀身の大きいビームソード、鞭のような特殊な武装のヒートロッド、エピオンクローなどのやや特殊な近接武器が多い。搭乗者にはトールギス以上の加速度に耐え得る肉体と、ゼロシステムに似たシステムを制御する精神力、ヒートロッドなどの変則的な武器を使いこなす技術力が求められる。基本性能はウイングゼロと同等の最強機体だ。ロマンの塊とも言える。

『ガンダムSEED』からは「ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム」。やはり敵モビルスーツに求めるのは圧倒的火力と重量感! ドラグーンシステムにより、大型3基、小型8基、計11基、総砲門数43門のビームポッドを有しており、急な設計変更（元々格闘機）のため基本性能が低下してしまったが、それでもなお最強機体の地位に立つ。フォルムや武装、搭乗者からもラスボスとしての威厳が極まっている敵役ガンダムの常連さん。

『ガンダムOO』からは「GNW-20000 アルケーガンダム」。これまでのガンダムシリーズの中でも特異なフォルムであることが見て取れる。巨大なGNバスターソードを持つ細長い腕、巨大な足に対して華奢な体、4つ目のツインアイ。武装も両足にGNビームサーベルを隠し武器としている。ラスボスではなかったにしろ、搭乗者と機体のフォルムは多大な印象を残したことだろう。捻じ曲げられたガンダムとして敵役ガンダムにエントリー。

いかがだっただろうか? 今回だけでは紹介しきれない敵役ガンダムはまだまだ存在する。あなたはどのガンダムに痺れただろうか?