日常から離れて旅に出たい。ここではないどこかへ。読めば旅に出たくなるマンガを集めてみた。
読むとどこかへ行きたくてそわそわしてくるマンガを5作品ご紹介。
出典:Amazon.co.jp
日常から離れて旅に出たい。ここではないどこかへ。読めば旅に出たくなるマンガを集めてみた。
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作者は何と元スチュワーデス! 美しい微笑みの裏側で繰り広げられる気力、体力、そして、やさしさの物語!! 人生で一度は乗ってみたいファーストクラス体験ネタや、地上勤務さんたちの奮闘話、彼女たちのマル秘合コンネタなど実際に経験した作者にしか描けないリアルな世界がここにある。乗り物好き、旅行好きは必読だ。
「日々野鮎美」27歳、趣味は週末の登山。「山ガール」と呼ばれるのを嫌う彼女が、食材をリュックに詰め込み登った先で作る絶品ご飯の数々。景色を見下ろしながらいただくコーヒー、ウインナー麺などなど山のご飯は地上とは違う美味しさに溢れている。ひとりメシを楽しむ彼女を見ていると自然体でとても楽しそうだ。外でお弁当を食べたくなるマンガ。
19世紀の中央アジア。いくつもの山を越えて嫁いで来た「アミル」は20歳。その夫「カルルク」はまだ12歳だった。街でのくらし、文化、遊牧民と定住民のいざこざなど彼等の毎日が描かれてゆく作品。非常に緻密な書き込みとしっかりした世界観に魅了される。特に料理がおいしそうでたまらない。トルクメニスタンやカザフスタンなど彼等の伊吹が感じられる場所へ行きたくなる作品。
明治初頭、イギリス人冒険家「イザベラ・バード」が東京から蝦夷を目指す旅に出る。お供は無愛想だが英語の上手な伊藤。彼女の目から見た不思議の国ニッポンを描く旅行記。初めての人力車で盛大にコケ、日本酒に酔いつぶれ、温泉の混浴に動揺する、今はもう失われた日本の文化や習慣が新鮮な目線で描かれてゆく。国内旅行に行きたくなるワクワクとドキドキの詰まったマンガだ。
この世界には、「ヒト」でもなく「動物」でもない存在「蟲」というものがある。それを調べ、扱うのが蟲師だ。 明治末あたりのような日本。 「蟲師」の一人である「ギンコ」は旅をしながら様々な蟲と、その蟲に関わってしまった人間とをみてゆく。音を食う蟲、意思を持ったコケなどおよそ人の理解の範囲を超えた超常で不思議な世界をギンコと一緒に見てゆく作品。時には依頼人の家でいろりを囲みながら、時には野宿し星を見ながら、飄々と生きるギンコの姿はとてもかっこよく、そして少し切ない。一人旅にあこがれるマンガ。
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