感動しすぎて涙が止まらない、読むと一日感動で胸がいっぱい。心理描写とストーリーがすばらしい作品を紹介する。
別れ、決断、葛藤など、登場人物に思わず感情移入してしまい涙腺崩壊……。そんな経験はないだろうか? 涙なしでは読む事ができない作品を紹介する。
出典:Amazon.co.jp
感動しすぎて涙が止まらない、読むと一日感動で胸がいっぱい。心理描写とストーリーがすばらしい作品を紹介する。
ある日、3姉妹の元に幼い頃に離婚して出て行った父親の訃報が届く。長女「幸」次女「佳乃」三女「千佳」は葬式に参列するため山形へ赴いた。そこには、既に実母も亡くしていた異母妹「すず」が頼りない義母に代わり気丈に涙をこらえながら立ち回る姿があった。そんな彼女に「幸」が感謝の言葉をかけると、これまで我慢していたものが一気にあふれ出し、号泣する姿を見かねて「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い共同生活をするようになる。情緒溢れる雰囲気で描かれている鎌倉を舞台に、4姉妹のそれぞれの想いが複雑に絡み合いながらも、本当の家族になっていく物語。末っ子「すず」の大人になりきれていないが大人びた複雑な心理描写に思わず涙してしまう。
以前から思いを寄せていた「シュウジ」に「ちせ」が告白し、二人は付き合うようになる。ぎこちないが静かに愛を育んでいたある日、謎の敵に街が空襲される。空襲から逃げる「シュウジ」が見たものは、腕は巨大な武器になり、背からは鋼鉄の羽が生えた「ちせ」の姿だった。彼女は自衛隊に改造された「最終兵器」だったのだ。地球各地で起こる戦争のたびに呼び出され、次第に力が暴走し、肉体も精神も「兵器」となっていく「ちせ」を救うため「シュウジ」は彼女を連れて街を出る。非情な運命にある2人の繊細な心模様が細かに描かれ、何気ない台詞1つ1つが心に突き刺さる、涙が止まらくなる作品だ。
美大を舞台にした青春群像劇である。ある日「竹本祐太」達は大学の教師「花本修司」から彼の親戚の「花本はぐみ」を紹介される。「竹本」は「はぐみ」に一目ぼれ、さらに先輩「森田忍」も気に入ってしまう。「はぐみ」も「森田」を気に入り互いの気持ちに気づくが、「恋愛」と呼ぶには少し不思議な関係の2人。そんな2人の姿に「竹本」は疎外感を持つようになる。彼らの恋愛模様やそれぞれが抱えている闇などを時にシリアスに、時にコミカルに描いている。片思いの切なさ、苦しさが共感できる作品だ。『ハチミツとクローバー』というタイトルは、まさにあのラストシーンのためだけにあったのだといっても過言ではない。
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主人公の「宿海仁太」を中心とした幼馴染の6人組はお互いをあだ名で呼び合い、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし「芽衣子」の突然の死をきっかけに5人はバラバラになった。ある日、引きこもりになっていた「仁太」の前に死んだはずの「芽衣子」が現れ、「お願いを叶えてほしい」と頼まれる。困惑しつつも願いが何なのか探るようになり、それをきっかけに再びかつての仲間が集結するようになる。それぞれが抱えている想いをぶつけ合いながら絆を修復していく。登場キャラ達の関係はかなりドロドロであるが、それぞれの「芽衣子」への想いが丁寧な描き込みで巧みに表現されている。キャラ達が大泣きして感情をあらわにしており、その姿につられて涙してしまうことだろう。
「湘北高校」に入学した不良少年「桜木花道」は、バスケットボール部主将の妹「赤木晴子」に一目ぼれ。彼女に背の高さと身体能力からバスケットボール部へ誘われ入部することにした。彼女に好きになってもらいたいという安易な考えでの入部だったが、次第にバスケットの魅力に気づき才能を開花させていく。そして、強豪校ひしめく神奈川県内でインターハイ出場、全国制覇を目指す。圧倒的な画力で描かれる試合は圧巻であり、手に汗握る展開でかなり熱い。「花道」がチームメイトでありライバルである「流川」とハイタッチするシーンは台詞がなくても画が全てを語っている‼ 他にも書き尽くせないほど名シーン、名言がたくさんあり、発売から時を経ていても色あせない名作である。
主人公「鴻鳥サクラ」が産婦人科医として勤める「聖ペルソナ総合医療センター」での妊婦とその家族を中心にした物語。妊娠を望むがなかなか妊娠ができない女性、出産後無神経な親族の言葉に傷つく母親、障害を持って生まれたわが子を受け入れることに葛藤する母親など、現場で起こるリアルな問題を題材にしており医療関係者から高い評価を得ている。妊娠、出産の大変さ、健康に生まれることが当たり前ではないと改めて考えさせられる。ハッピーエンドばかりではなく、かなり重いテーマも扱っており、涙を禁じ得ない。出産なんて自分には関係ないと思っている方にもぜひ読んでいただきたい、今ある命は奇跡なんだと感じさせてくれるマンガである。
耳の聞こえない「硝子」は授業を止めてしまうことがあり、それが原因でクラスで嫌われていた。クラスメイトの「将也」は執拗に「硝子」をいじめていたが、度が過ぎていた為にクラスメイトからつるし上げられ、いじめの対象が「将也」になっていく。そして分かり合えないまま「硝子」は転校することになった。数年が経ち「将也」は「硝子」に再び会わなければいけないと強く思うようになる。いじめる側からいじめられる側へ……。後悔や葛藤、様々な思いが丁寧に描かれており、キャラ達に感情移入し涙が出てしまう作品だ。
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