どのマンガ作品にも友情が垣間見れるシーンは描かれていることは多い。その中で特に印象的な友情シーンが描かれているマンガを10作品紹介する。
共感や懐かしさなど、いろいろな気持ちにさせてくれる友情が描かれているマンガを10作品紹介する。
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どのマンガ作品にも友情が垣間見れるシーンは描かれていることは多い。その中で特に印象的な友情シーンが描かれているマンガを10作品紹介する。
いつもクラスで一人ぼっちの「藤宮香織」のことが気になる「長谷祐樹」は、仲良くなりたいと思い「友達になってください」と伝える。しかし「香織」は「祐樹」を拒むのだった。仲良くなろうと話しかけ、屋上で一緒にお昼を食べるようになる。冷たい態度が続くと思ったが、「香織」はとても人懐っこかったのだ。しかし、金曜日に突然「もう話しかけないで」と言われるのである。この1週間楽しかったのは自分だけだったのか。突然のことでショックを受ける「祐樹」。だが、実は「香織」はあるトラウマから1週間で友達との記憶が無くなってしまうのだと打ち明ける。仲良くない人との記憶は大丈夫だが、「香織」が一緒にいたいと思える相手との記憶は無くなってしまうのだと言う。だから忘れてと涙ながらに言う「香織」に「祐樹」は、何回だって友達になってくださいって言うよと宣言するのだった。そして週明け、「香織」に話しかける「祐樹」だったが、明らかに先週の「香織」の態度にショックを受ける。それでも約束したから、あの笑顔を見たいから、勇気を持ってもう一度言う、友達になってくださいと……。
高校生になった「黒沼爽子」は、黒髪ロングで見た目も暗いためクラスメイトからも「貞子」と呼ばれていた。見た目は怖いが、とても心優しい子である。しかし、なかなかクラスに馴染めないでいた。そんな「爽子」とは正反対で、クラスや男女関係なく人気者も「風早翔太」は噂など気にせず「爽子」にも笑顔で話しかけるのである。次第に「翔太」と仲良くなっていく「爽子」は、「翔太」をきっかけに「矢野あやね」と「吉田千鶴」とも仲良くなる。そんなある日、トイレで「あやね」たちの悪口を言う女子生徒と鉢合わせした「爽子」は、彼女たちにそれは誤解だからその言葉を取り消してほしいと頼む。しかし、「爽子」がその噂の根源だと言われてしまう。何度も2人の悪口を取り消してと言う「爽子」との言い合う騒ぎを聞きつけた生徒たちがトイレの前に群がる。そこに現れた「あやね」と「千鶴」は「翔太」に事情を聞き、「爽子」の元へ。そして2人はその噂の根源は「爽子」ではないと女子生徒たちを言い負かしたのだ。トイレに残った3人。「爽子」は涙を流しながら2人と「友達になりたい」と初めて言葉にしたのである。しかし「千鶴」はもうとっくに友達だと言い、「あやね」も涙ながらに2人と抱き合う。こうして「爽子」に初めての友達が出来たのだった。
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夏休み残り2日という日、引きこもり生活をしていた高校生「宿海仁太」の目の前に突然「めんま」こと「本間芽衣子」が現れた。夏の暑さのせいか、ストレスのせいか。「めんま」が現れることなんてあり得ないのだ。だって、「めんま」はあの日亡くなってしまったのだから……。「めんま」はみんなに叶えてもらいたいことがあると言う。それが何かは自分でもわからないと言うのだ。みんな、それは昔一緒に遊んでいた超平和バスターズの仲間だ。「あなる」こと「安城鳴子」、「ゆきあつ」こと「松雪集」、「つるこ」こと「鶴見知利子」、「ぽっぽ」こと「久川鉄道」の6人は秘密基地でよく遊んでいたが、「めんま」の死をきっかけに距離が出来、関わらなくなっていたのである。だが、「めんま」の願いを叶えるために再び集まる6人。当時の胸の内をぶつけ合う5人は次第にまた気持ちを一つにしていく。みんなが会いたかった「めんま」の願いとは何なのか。5人は「めんま」の願いを叶えるために再び絆を深め合っていくのである。
「綾瀬千早」のかるたとの出会いは小学6年生だった。転校生の「綿谷新」がきっかけで始めたかるた。「新」は全国大会で優勝経験のある実力者だ。「千早」の幼馴染で好意を寄せる「真島太一」は「千早」と仲良くなった「新」が気にいらなく、いじめるようになる。しかし、いじめに負けずかるたの大会で頑張る「新」に「太一」は反省して頭を下げるのである。それを機に「新」と「太一」の間には友情が芽生え始めるのだ。「新」の将来の夢は名人の祖父のように競技かるたで日本一になること。「新」のかるたへの情熱に心動かされた「千早」と「太一」は本格的に競技かるたを始めるのだ。かるたの楽しさを感じてきた矢先、「新」の祖父が倒れてしまう。そして「新」は小学校卒業と共に福井へ行くことになってしまうのである。最後の大会でチームちはやふるとして団体戦に参加。しかし、そう簡単に勝てるわけもなくほろ苦い敗北を経験することに。別れる際に泣く「新」に「千早」と「太一」は競技かるたを続けてさえいればいつかまた逢えると約束。そして、高校でまた再開するのである。
幼い頃に両親を亡くし、親戚をたらい回しされてきた少年「夏目貴志」は、妖が見えることでまわりからは虚言や奇妙な行動をする子だと嫌がられてきた。そんな「貴志」を可哀想に思い引き取ったのが「藤原滋」「塔子」夫妻だった。「貴志」も2人の優しさに触れていくうちに大切な家族として打ち解けていくのである。そんなある日、「貴志」は妖怪に襲われている途中で偶然、囚われていた「斑」の封印を解いてしまう。祖母の「レイコ」の遺品である友人帳を「斑」に知られた「貴志」は、自分が死んだら「斑」に友人帳を渡すと約束、他の妖に取られるわけにはいかないからと「貴志」の用心棒になることに決めた「斑」。「貴志」は「斑」を「ニャンコ先生」と呼ぶようになった。「ニャンコ先生」と生活するうちにクラスメイトや妖たちと仲良くなり、友達と呼べる間柄になっていくのである。「貴志」の妖が見える能力を理解してくれる友達や祓い屋との出会い、そして妖たちの事情を抱えた心に触れていくうちに、大切な人との繋がりや大切なものを知る。そしてその大切なものを守ろうと「ニャンコ先生」と日々奮闘していくのである。
叔父が週刊少年ジャンプで連載していたマンガ家だった「真城最高」も画力が高かった。しかし、将来の夢もなくただなんとなくの日々を過ごす中学生活。そんなある日、マンガ原作家を目指しているクラスメイト「高木秋人」から俺と組んでマンガ家にならないかと誘われるのである。一度は断る「最高」だったが、思いを寄せる「亜豆美保」とアニメ化したら結婚するという約束をした為、マンガ家になることを心に決めるのだ。叔父の使っていた仕事部屋を譲り受けて「秋人」とマンガを描き始める「最高」。完成した初作品をジャンプ編集部に持ち込んだ2人は敏腕編集者「服部哲」と出会い、マンガ家としての資質を認められたのだ。王道ではなく邪道という方向性で作品を描くことになった「最高」と「秋人」。ペンネームを「亜城木夢叶」としてマンガ家の道を歩み出す。ライバル、天才と努力、理想と現実など様々な壁にぶち当たり迷い、悩みながらもジャンプ連載作家としての道を突き進むのである。
高校2年生になった4月の始業式の日、「高宮菜穂」は自分宛ての手紙を受け取る。その手紙には10年後の26歳になった自分が、今の16歳の自分へのメッセージが書かれていたのである。誰かのいたずらかと思って気にしないようにしようと思ったが、始業式のその日、手紙に書かれていた通り転校生「成瀬翔」が現れた。驚きが隠せない「菜穂」だったが、手紙に書いてあることは本当なのではと思い、手紙に書いてある通り「翔」を救おうと心に決めるのだ。手紙には、5月に「菜穂」が「翔」を好きになるということ。17歳の冬に「翔」が事故で亡くなること。そしてその事故は防ぐことが出来たということ。10年後の今、その時のことを後悔しているということが書かれていたのである。「翔」のいない未来を変えるために「菜穂」は手紙に書かれている通りに行動しようと努力する。そして、その手紙には友達の「須和弘人」「村坂あずさ」「茅野貴子」「萩田朔」にも、それぞれ10年後の自分から届いていたと知る。「翔」のそばにいたのに気づいてあげられなかった「菜穂」たち。思い悩んで自らの命を落とすことに決めた「翔」。いつどこで何が起きたのかは手紙に書かれている。だけど日々の出来事を変えることで、手紙に書かれていないことが起きてしまう。果たして5人は「翔」を救うことが出来るのか。
母親と2人で生活してきた「松前緒花」は、片親だけどそれなりに楽しく生活してきた。しかし、ある日母親が借金のある恋人と共に夜逃げ……。「緒花」は会ったこともない祖母の元へ行くことになったのである。平凡な毎日から抜け出して新しい自分になりたいと思い描いていた夢は、1日にして現実のものとなったのだ。楽しい生活を夢見たが現実は厳しいものだった。祖母は温泉旅館・喜翆荘を切り盛りする女将で厳しい人。「緒花」は高校に通いながら喜翆荘で住込みの仲居見習いとしてバイトすることを命じられる。同じ部屋になった「鶴来民子」は板前見習いで同じ高校2年生。すぐ仲良くなれると思いきや、「緒花」の空気が読めない言動や騒ぎの火種になる言動が多いことから嫌われてしまうのだ。また同じく高校2年生で仲居見習いの「押水菜子」とは目も合わせてもらえず毒舌を吐かれることばかり。そんな2人と仕事を通して苦楽を共にしていくうちに、打ち解け合えるようになっていく。次第に旅館での仕事にやりがいと誇りを持つようになり、喜翆荘の人たちへの愛情も大きくなっていくのである。
不良ばかりの私立軟葉高校への転校を機に金髪パーマにした「三橋貴志」は、転校初日に同じく転校生の「伊藤真司」とケンカしそうになる。実は「真司」も転校をきっかけにツッパることにした同類だったのだ。不良高校なだけあってまわりにはガラの悪い生徒ばかり。目立つ金髪に目を付けられた「貴志」は、さっそく屋上で不良たちに詰め寄られる。内心臆病な「貴志」は相手との人数差に逃げようかと思ったその時、「真司」が助っ人だと現れた。弱い者いじめは嫌いだと言う「真司」に俺は弱くないと殴りかかる「貴志」。やり合う2人を見て「貴志」をやろうと思っていた不良たちは引き返すのであった。しかし翌日、またも「貴志」に襲い掛かってくる不良たち。またそこへ現れた「真司」と共に不良たちをボコボコにすることに成功する。そこで「貴志」と「真司」は気づく。俺たち2人は強い、俺たちは無敵だ。仲良くやろうぜとつるむようになった2人。対照的なようで根本は似ているそんな2人が不良たちの珍事や事件に巻き込まれていくのである。
高校受験の「椎葉歩」は親友の「篠塚夕子」と一緒に志望校に受かることを約束していた。しかし、受かったのは「歩」だけ。不合格だった「夕子」に絶好だと言われてしまうのである。永遠に親友だと思っていた「歩」は大きなショックを受け、自傷行為をするようになる。入学した高校でも周囲と馴染めず、友達を作ることは諦めていた。そんな「歩」に手を差し伸べてくれたのはクラスメイトの「安西愛海」たち。優しい「愛海」たちのおかげで前向きになれつつあった「歩」に事件が起きる。その事件を誤解した「愛海」は「歩」に激怒し、「歩」に対して残酷ないじめするようになる。クラスメイトも「歩」を冷ややかな目で見るくらいで助けてもくれない。そんな「歩」の味方をしてくれたのはクラスメイトで「愛海」たちから嫌がらせを受けていた「羽鳥未来」だった。自殺を考えるほど追い詰められていた「歩」だったが、「未来」のおかげで希望を持ち、強い精神力を身に着けていくのである。次から次へと起きる悲劇に心も身体も引き裂かれるような光景が続いてく。それでもいじめに立ち向かう「歩」に心動かされ、新たに見方になってくれる人たち。果たして「歩」はいじめに打ち勝つことが出来るのか。そして「愛海」の誤解を解くことは出来るのか。人間の細やかな心情が描かれている。
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