漫画家になりたいあなた。漫画家入門漫画が存在した　136 Pt.

手塚治虫によって1952年に描かれた漫画。漫画大学の校長・ナンデモカンデモ博士が漫画の描き方を講義する。道具の説明から始まり、表現方法、キャラクターの作り方、果ては漫画家の私生活まで、漫画家を目指す人が知りたい情報を何でも詰め込んだ一冊。

石ノ森章太郎によって1965年に描かれた入門書。大部分をストーリー構成や画面構成の解説に割いており、そのハイレベルな内容に、当時の漫画少年のバイブル的存在となる。大友克洋が漫画家を目指す切っ掛けにもなった一冊。

つのだじろうにより1976年に描かれた作品で、漫画家を目指す少年・君輪園太の奮闘を描く。作中では手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、そしてつのだじろう本人等、実在漫画家が多数登場。タメになるアドバイスを沢山くれるが、現実的な意見もビシバシ飛び出してくるので、心が折れないように要注意。

相原弘治と彼のマネージャー・竹熊健太郎の二人が、漫画家を目指す姿を描いたギャグ漫画。竹熊の解説によるハウツー形式でストーリーは進むが、その内容は漫画入門よりも漫画評論としての意味合いの方が強い。

絵が得意な真城最高と、文才に秀でた高木秋人がコンビを組み、「週刊少年ジャンプ」で人気漫画家を目指すサクセスストーリー。ハウツー漫画ではないが、漫画家の成長や、苦労がリアルに描かれ、また、漫画編集部内で実際に行われているであろうやりとりが垣間見え、非常に興味深い。