母や妻の「死」を乗り越えた家族の絆!オススメ漫画5選0 Pt.

大切な家族を失った悲しみは耐え難いものだが、その死を乗り越えたとき、家族の絆はより強く深くなる。今回は、母や妻の「死」を乗り越えた家族の絆を描いた作品を紹介していく。亡き人との思い出を胸に、立ち直っていく家族の姿から勇気をもらおう。

作成日時:2024-04-06 19:00 執筆者:マンガペディア公式

母や妻の「死」を乗り越えた家族の絆!オススメ漫画5選

出典:amazon


『違国日記』

『違国日記』

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不器用な小説家が亡き姉の娘と暮らす姿を描いた、年の差同居漫画。少女小説やエッセイを書いて生計を立てている女性・高代槇生(こうだいまきお)、35歳。彼女の姉である高代実里とその夫が、交通事故で亡くなった。姉夫婦の間には朝という15歳の娘がおり、朝は親戚たちの間で厄介者として押し付け合われることになる。そんな状況を見るに見かねた槇生は、勢いで朝を引き取ることを決意。2人は一緒に暮らすことになるのだが、実は槇生は誰かと暮らすには向かない性格だった。

姪っ子を放っておけず、引き取ることにした槇生。彼女は忘れていた。自分が人見知りで、とても不器用な性格であるということを。槇生は、朝を引き取り連れて帰ってきたあとにその事実を思い出し動揺する。一方、朝は驚くほど冷静だった。彼女は両親の死を実感できておらず、悲しみ方もわかっていないのだ。不安要素が多くある中、始まった2人の生活。年齢も性格も何もかも違う槇生と朝は、完全には分かり合えないものの、分かり合えないなりに誠実に互いへと向き合い歩み寄っていく。誰かと分かり合おうと努力することは素敵だが、違う人間である以上、完璧に理解し合うことはない。本作は、分かり合えずとも相手を尊重することが大切で、そんな関係が心の支えになるのだと教えてくれる。


『妻、小学生になる。』

『妻、小学生になる。』

出典:amazon

亡き妻を想い続ける最強の愛妻家と、生まれ変わって小学生として現れた妻の絆を描いた純愛漫画。主人公の新島圭介は、10年前に最愛の妻・貴恵を交通事故で失った。以来、ずっと失意の中にいて立ち直れていなかった圭介と娘の麻衣。ある日、そんな2人の前に、死んだ貴恵の生まれ変わりであると言う小学生の女の子・白石万理華が現れる。最初は信じられなかった圭介と麻衣であったが、万理華は確かに家族しか知らないことを知っていた。2022年1月にテレビドラマ化。

圭介と麻衣の前に現れた、新島貴恵の生まれ変わりであるという少女。彼女は怒っていた。自分の死を引きずり、不甲斐ない生活を送る圭介と、家に引きこもりがちな麻衣に対してだ。貴恵は、家族が自分の死を嘆き続けることを望んでいなかった。悲しみを乗り越えて、前へ進んでほしかったのだ。奇妙な形で再会し、貴恵の想いを知った圭介と麻衣は、生活態度を改めることを決意。顔を上げた圭介と麻衣、そして小学生になった貴恵は、以前のようにとはいかないが、共に過ごす時間を増やしていく。新島家の絆はもちろん本作の大きな見所だが、貴恵の生まれ変わった姿である万理華の家庭の問題や、圭介と彼に想いを寄せる女性・守屋好美との関係などにも注目してほしい。


『甘々と稲妻』

『甘々と稲妻』

出典:講談社

妻に先立たれたアラサー高校教師が娘のために料理に挑戦する、食卓ドラマ漫画。主人公は、妻を亡くし、男手ひとつで幼い娘を育てている高校の数学教師・犬塚公平。彼は裁縫は得意だが料理は苦手だったため、毎日の食事は外食かコンビニ弁当で済ませていた。そんな彼が、食生活を見直そうと思うようになったのは、母親が料理屋を営んでいるという女子高校生・飯田小鳥との出会いがきっかけだ。愛する娘のため、公平は苦手な料理に挑む。2016年7月にテレビアニメ化。

忙しい毎日に疲弊していた公平。彼の意識が、ただでさえ関心の薄い食事に回らないのは当然のことだった。犬塚家ではコンビニ弁当が続き、つむぎはそれを大人しく食べる。しかし、実はつむぎは自分のために作られた温かい食事に憧れを抱いていた。それに気づいた公平は、つむぎに美味しいものを食べさせようと、小鳥の母が経営する料理屋に向かう。ところが、料理屋には小鳥しかおらず、小鳥は包丁が怖くて料理ができないという状況だった。娘に美味しいものを食べさせたい公平と、自分の代わりに包丁を握ってほしい小鳥。利害の一致から、公平と小鳥は一緒に料理に挑戦するようになり、やがてそこにつむぎも参加するようになる。食事を通して深まる家族の絆の温かさを感じよう。


『さよならもいわずに』

『さよならもいわずに』

出典:KADOKAWA

最愛の妻を失った漫画家の悲しみと後悔を描いたドキュメント漫画。主人公は、シュール・ナンセンスを得意とするギャグ漫画家・上野顕太郎。彼は妻のキホと娘のカリンと共に、幸せな日々を過ごしていた。ところがある日、顕太郎は突然の悲劇に見舞われる。妻のキホが、34歳という若さで亡くなってしまったのだ。葬式を終え、漫画家としての仕事を再開させる顕太郎であったが、妻のいない新たな日常は、顕太郎の心を容赦なく押し潰していく。

2004年12月10日のことだ。いつものように漫画の執筆をしていた顕太郎は、休憩を取るため2階の仕事場から1階に降りてきた。そこで彼が見たのは、倒れた妻・キホの姿だった。必死の救命処置もむなしく、亡くなってしまったキホ。死因は心臓発作で、解剖の結果、実は彼女の心臓には以前から疾患があったことがわかった。最愛の妻が死んでも、顕太郎の人生は続いていく。葬儀を終えた顕太郎は漫画を描く日常に戻るのだが、彼の心の傷がその日常で癒されることはなかった。どれだけ時間が経っても、顕太郎の心には「どうして妻の異変に気づけなかったのか」という後悔と、強い喪失感が渦を巻き続ける。悲しみに打ちひしがれる顕太郎に救いはあるのか、最後まで目が離せない。


『没イチ』

『没イチ』

出典:講談社

配偶者と死別した人の「没イチ」ライフを描くヒューマンドラマ。主人公は45歳の男性・白鳥学。彼の最愛の妻・愛が39歳という若さで急逝した。死因は不明だ。「没イチ」になった学は、妻の死から半年後、友人に連れられて婚活パーティに参加し、そこで百瀬美子という女性と出会う。4年前に夫を亡くしたという彼女は、妻と暮らしていたマンションから引っ越そうと考えていた学に、自分が暮らす住居への引っ越しを勧めた。美子が住んでいる場所は、シェアハウスだったのだ。

「没イチ」という言葉がある。配偶者と死別してしまった人を指す言葉だ。それなりに年老いた夫婦であれば、いつかの別れを覚悟しているだろう。だが、まだ若い夫婦であったらどうだろうか。学と愛は45歳と39歳。特別若いわけではないが、年老いているわけでもない。まさかこんなに早く配偶者と死別してしまうなんて、学は想像もしていなかった。家事のほとんどを妻に任せていたため日常生活を送るのにも苦戦し、途方に暮れる学。そんな彼に美子が提案したのが、シェアハウスでの生活だった。妻の突然の死が原因で感情が麻痺してしまった学が、シェアハウスでの生活を通してどう立ち直っていくのか。配偶者を亡くした人間のリアルな虚無感や喪失感が丁寧に描写された作品だ。


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