対立していた魔王と勇者が手を組み、世界の改革に挑むという、web上の即興小説から発展したメディアミックス企画の漫画版。魔王は魔族ではあるが図書館族という種族の若い女性であり、戦闘能力は極めて低い。だが経済学などの知識を21世紀相当のレベルで備えており、魔族と人間の間の問題や、それぞれの社会問題を改善しようと考えている温厚な平和主義者。そして対峙した勇者を説得し、共に世界の改革に取り組むと誓い合う。
ロールプレイングゲームの流行によって、ファンタジー世界での冒険を題材とした漫画も数多く登場してきました。そんな剣と魔法の物語に欠かせないのが、「魔王」。強く恐ろしいラスボス、というのが魔王の定番イメージですが、そのイメージにピッタリな者からあえてハズした者まで、魔王たちを取り揃えてみました。
対立していた魔王と勇者が手を組み、世界の改革に挑むという、web上の即興小説から発展したメディアミックス企画の漫画版。魔王は魔族ではあるが図書館族という種族の若い女性であり、戦闘能力は極めて低い。だが経済学などの知識を21世紀相当のレベルで備えており、魔族と人間の間の問題や、それぞれの社会問題を改善しようと考えている温厚な平和主義者。そして対峙した勇者を説得し、共に世界の改革に取り組むと誓い合う。
ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズを元にした冒険ファンタジー。物語は既に魔王ハドラーが勇者に倒された時代から始まるが、ハドラーはより強大な大魔王バーンにより復活する。大魔王バーンはハドラーを配下に加え、多数の強力な軍団をもって地上界を侵略した。その目的は、魔界の上空にある地上界を破壊し、魔界に太陽の光を降り注がせることにあった。姿は人間に似ており、最初は老人の姿で主人公たちの前に現れる。さらに、部下に預けていた全盛期の肉体と合体する青年の姿、全ての力を開放した魔獣の姿を持ち、最も力の低い老人の姿でも凄まじい魔力を発揮する。力ある者は敵味方に関わらず敬意を示す(その究極が太陽への憧憬と思われる)反面、弱者には容赦がなく、強大な力であしらう事の快感を隠そうともしなかった。
ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズを元にした冒険ファンタジー。大魔王ゾーマが倒されてから100年後、新たに出現した「異魔神」の出現で平和はまたも脅かされた。元は魔界出身の魔物だが強大な力ゆえに追放され、古代のムー帝国で召喚されて不死の肉体を得る。その後精霊ルビスによって精神と肉体を別々に封じられたが、後にいずれも復活した。
巨大なバイオリンによる演奏で魔族を倒す力を持つ青年・ハーメルを主人公とした冒険ファンタジー。ハーメルの父は魔族を統べる大魔王ケストラーであり、母は人間と天使のハーフ・パンドラ。ケストラーは冷酷無比な魔王で、魔族たちの魔力の源となっているため絶対的な王として君臨している。部下は全て利用するものとしか考えておらず、パンドラとの間に子をもうけたのも野望のためでしかなかった。異常に強い肉体と魔力の他に特殊な能力を持たないが、それだけでハーメルと仲間たちを窮地に追い込む。
大魔王の命で最高の大和撫子を探しに人間界へ降りた二人の跡取り息子が活躍する漫画。兄のヨミは順調に日本の政財界を牛耳っていくが、弟のソラは人間界の様々なトラブルに巻き込まれ、寄り道をしながら人々と交わり、成長していく。大魔王が大和撫子を求めるのは、死別した妻に代わる後妻を求めるためであり、妻の代わりに妾は千人以上とかなりの好色。ソラの潜在能力に目をかけているふしもあるが基本的に短気で、大和撫子探しが進まないソラを恐竜時代などへ送り出すような荒療治をすることもある。
魔界に住む魔王たちの勢力争いを描いた漫画。ここでの「魔王」とは魔界の頂点ではなく、帝王サタンの下につく数十名(おそらくはソロモン王に仕えた72柱の魔王から)の実力者に過ぎないが、中でも主人公・アスタロトは魔界の四大実力者の一柱と目されている大公爵。他の魔王を平気で殺す冷酷さと、きまぐれに弱き者(おおむね人間の美青年)を救う心を持つ。サタンとベールの勢力争いではサタン派だが、独断で動いたため追われる身になり、人間界へ逃れる。『パタリロ!』など同作者の他作品に登場することもある。
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