売れない女流漫画家・山田ブン。当然、暮らしぶりは貧しい。しかし、生きていくには食べねばならぬ。どうせ食べるなら、できるだけおいしいものを。というわけで、ありあわせの材料に最低限度の予算をプラスして、今日もブンは安くておいしいメニューを考えるのだった。その悪戦苦闘ぶりが微笑ましい。
あなたにとってのおふくろの味とは? お味噌汁? 肉じゃが? カレーライス? それとも、お弁当のタコさんウィンナー? 百人いれば百通りの意見がありそうですね。共通しているのは、毎日でも食べ飽きないもの、そんなに高い材料を使っていなくても心のこもったもの、そして「お母さん」にしか出せない味がしみこんでいるもの、といえるかも知れません。そんな、おふくろの味がよみがえってくる、あったかい作品を選んでみました。
売れない女流漫画家・山田ブン。当然、暮らしぶりは貧しい。しかし、生きていくには食べねばならぬ。どうせ食べるなら、できるだけおいしいものを。というわけで、ありあわせの材料に最低限度の予算をプラスして、今日もブンは安くておいしいメニューを考えるのだった。その悪戦苦闘ぶりが微笑ましい。
オムニバス形式の一話完結式サイレント漫画。毎回、市井に生きる普通の人が登場し、セリフまったくなしでストーリーが進行する。極めつけは、故郷の両親が送ってくれたじゃがいもで作る、何の変哲もない、思い出いっぱいのじゃがバター。
ひょんなことから子育することになった、ふたりのシングルファーザー。彼らはそろって郊外でのルームシェア生活をはじめるが、毎日の料理に悪戦苦闘。食べ物で遊んだり、母親の作る料理が食べたいと泣き出す子供に苦労の連続。「おふくろの味」とはなにか? を問いかける子育て漫画。
エキセントリックなタイトルだが、この漫画は江戸の浮世絵師・葛飾北斎の晩年を軸にした人情噺だ。主人公である北斎の弟子・捨八は高名な絵師の家を勘当同然に飛び出した男。そんな彼が少年時代の思い出として回想するのが、母が旬のふきのとうを手ずからとって作った『蕗味噌』である。母への憧憬と共に江戸の季節情緒を伝える印象深い一編だ。
ひとりでも多くの子供たちに料理をつくる楽しさを伝えたい。そんな思いから「こども料理教室」を始めた今田妃代子をめぐる人間模様を描いた食育ストーリー。これもまた、次世代に伝えていきたい「おふくろの味」だろう。
78 Pt.
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26 Pt.
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