朝御飯限定の食堂漫画。両親の離婚で「朝御飯」を失った13歳の日高元、食堂「アサメシマエ」に出会い救われる。成長し、料理人になった日高は、閉店することになった「アサメシマエ」を建て直そうと奮起する。土鍋御飯に卵黄の醤油漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、貧血改善のおむすび、などなど、登場する朝御飯のメニューはこの上もなく豊かで、作り方の分量と手順も作中でしっかり描かれている。朝御飯の温かさは人の心をも温める。そんなハートフルストーリーだ。
「男子、厨房に入らず」というのは、もはや遠い昔の話。料理が趣味という男性はいまや普通になりましたし、毎日の家族の食事を作ったり、学校や会社にもっていくお弁当を早起きして自分で作る「弁当男子」も増えつつあります。世の古臭いオジサンからは「男のくせに、料理なんか喜んでやるとは情けない。頼りない」なんて揶揄されたりもしますが、なぁに気にしない。逆に女子からは「頼もしい!」と大人気ですし、料理ができるということは生き抜いていく術を身に着けていることでもあります。生活費も浮いて、一石三鳥。……え? 料理勝負? いえいえ、なにをおっしゃいますか。料理は競うものではなく、大事な人に喜んでもらうもの、みんなで楽しむものです。さあ、あなたも、めくるめく料理男子の世界へ旅立ってみてはいかが?
朝御飯限定の食堂漫画。両親の離婚で「朝御飯」を失った13歳の日高元、食堂「アサメシマエ」に出会い救われる。成長し、料理人になった日高は、閉店することになった「アサメシマエ」を建て直そうと奮起する。土鍋御飯に卵黄の醤油漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、貧血改善のおむすび、などなど、登場する朝御飯のメニューはこの上もなく豊かで、作り方の分量と手順も作中でしっかり描かれている。朝御飯の温かさは人の心をも温める。そんなハートフルストーリーだ。
年上の従姉3人と同居することになった浩平。手軽に美味しい料理を作れることから、一家の料理係「まかない君」をまかされるのだが……。従姉たちに食べさせるごはんを、毎回実に楽しそうに作る浩平の姿は、まさしく料理男子の鑑。作中に登場する料理は、もちろん作者が実際に試作・試食したものばかり。ので、調理過程も詳細に描かれる。生クリームを使わない「簡単カルボナーラ」など、ちょっと目から鱗のメニューも盛りだくさんだ。一人暮らしの人にもお薦め。
元祖・厨房男子漫画。金丸産業営業二課課長・荒岩一味は、プロ級の料理の腕前をもつサラリーマン。今日も家族のために、同僚のために、親しい友人のために、存分に料理の腕をふるう。基本的に一話完結方式で、荒岩をはじめさまざまなキャラクター(主に男性)が自慢の一品を披露するのだが、「お父さんが料理する」のがまだ珍しかった80年代半ばという時代にこれをやって大人気になったというのは、特筆に値するだろう。もちろん、荒岩流レシピはどれもこれも迫力満点。うまいゾッ!
地方から上京した新人OLの池田咲子は慣れない仕事でお疲れ気味。彼女の楽しみは、週に一度、自分を思いきりねぎらう「ごほうびごはん」。単に豪華な食事というのではなく、たとえば仕事帰りにカレーを食べたくなったけどカレー店には一人で入りづらい、ならばとスーパーで割引の伊勢海老を見つけて、それを使った伊勢海老カレーを自宅で作っちゃう、そんな話だ。給料日には豪勢な食材を使えるけど、給料日前には安い食材で一生懸命なんとかする。そんなけなげな咲子の姿に、共感の声多数。
お弁当がつなぐ家族コメディ。地理学研究者で30歳になる冴えない主人公・高杉温巳は、突然の事情から中学生になる従妹・久留里とふたりで同居することになる。ぎごちない二人の関係は、毎朝作る「お弁当」を通じて、やがて「家族」へと結実していく。久留里は決して料理の技術が高いわけではなく、年相応でしかない。高杉もほとんど同レベルだ。そんなふたりが試行錯誤しながら、少しづつ食卓と家族関係とを豊かにしていくぎごちなさが共感を呼ぶ。派手さはないが、じんわりくる物語。
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