楽園or地獄!? 島が舞台の漫画オススメ５選0 Pt.

本作の舞台となるのは「彼岸島」という島だ。主人公の明はごく普通の青年。そんな彼の運命を変えることとなったのは、行方不明となった兄の行方を告げる謎の女性、青山冷との出会いだった。幼なじみのケンちゃんら仲間と共に彼岸島へ向かった明だったが、島に巣食っていたのは恐るべき吸血鬼たち。吸血鬼は人間よりはるかに強く、明たちは危機に陥る。そんな中、明の仲間であるポンが感染し、吸血鬼へと変貌し始めた。ポンの懇願により、明はポンが完全に亡者となる前に彼の命を断つ。明は吸血鬼たちのボスである雅を倒す決意をするのだった。また本作は『彼岸島 最後の47日間』と『彼岸島 48日後…』に続いている。

本作は人語をしゃべったり、巨大だったり人間のような足や上半身をした生き物がいる謎の島「パプワ島」を舞台にした物語。主人公の少年であるパプワと、流れ着いたシンタロー以外の人間はいないこの島は、そんな奇妙な生き物たちの楽園であった。パプワは島の生き物たちを名前で呼び、基本的に生き物たちは人語を解している。その中でパプワが赤ん坊の頃にこの島に来た時から一緒にいる犬「チャッピー」だけは普通の犬で、人の言葉をしゃべることができない。パプワに秘石を取り上げられたシンタローは、石を取り戻すために一緒に生活をすることに。だが平和な島にガンマ団の刺客たちがやってくる。さらにこの島は秘石の謎と大きく関わりを持つ場所であった。

本作の舞台となるのは離島である古志木島。人口1000人ほどのこの島は、漁業が盛んで本土まで船で片道6時間かかる。都会の大病院に勤務していた五島は、とあるスキャンダルに巻き込まれて「島流し」となった。都会の大病院と違い島の診療所は様々な設備が欠落。さらに排他的な島民たちは五島をこれまでの「信用できない医者」と同じ者とみなし、診療所は開店休業状態であった。だが五島は自分しかこの島に医者はいないと自負し、的確な診療と治療で信頼を得ていく。だがそんな中、五島の過去を誤解する者や、名医である彼の腕を利用しようとする者が現れる。またタイトルの「コトー」は五島の名前を「コトー」と間違えて作られた看板に由来する。

本作は無人島に漂流した女子高生たちのサバイバル生活を描いた作品。飛行機の墜落事故から無人島への漂着といったハードな内容と本格的なサバイバル知識が満載だが、コメディタッチで描かれるシーンも多い。主人公のほまれはこれまでに何度も遭難したことがあり、女子高生とは思えないほどサバイバルの知識と経験を持っている。そんなほまれをリーダーに明日香、紫音、睦の4人は協力してサバイバルな無人島生活を乗り越えていく。一方彼女たちとは別に、同じ遭難者である鳥居累と服部宗二もまた、島の反対側に漂着していた。それぞれが無人島で生き延びるため、飲み水や食糧の確保に奔走。そんな彼女たちは厳しい環境の中で衝突しながらも絆を深めていく。

本作の舞台となるのは絶海の孤島にある学園。この島には学校と寮しかなく、集められた生徒はみな特殊な能力を持っていた。ただしその能力は危険なものもあるため、他者に能力を明かすかは各自に委ねられており、さらに成長によって能力が変化することがある。そんな特殊な能力を持つ少年少女が集められた理由はおぞましい怪物「人類の敵」と戦えるよう訓練するため。だがその計画にはとてつもない陰謀が隠されていた。一見、能力バトル的な作品に見える本作は、孤島という限られた場所で、特殊な能力を持つ者が力を駆使して「敵」に対峙する「知略サスペンス」である。様々な能力を持つ者が各話で登場し、読者の予想を裏切るストーリーが展開していく。