仙石権兵衛を主人公として歴史漫画『センゴク』の徳川家康(松平信康)は、武力、知力を兼ね備えたハイスペックな青年戦国武将として登場します。顔もしっかり男前の上、言動も男前。ほぼ欠点のない人物に仕上がっております。
天下をとった江戸幕府初代将軍ながら、タヌキ親父呼ばわりされることが多く、わりと人気のないのが徳川家康。悪役にされることが多い家康ですが、実際のところ漫画の世界ではどう描かれているのでしょうか。
仙石権兵衛を主人公として歴史漫画『センゴク』の徳川家康(松平信康)は、武力、知力を兼ね備えたハイスペックな青年戦国武将として登場します。顔もしっかり男前の上、言動も男前。ほぼ欠点のない人物に仕上がっております。
『花の慶次』の徳川家康は大大名でありながら気さくで陽気な部分も持ち合わせる大人物として描かれます。しかし、秀吉没後は天下を狙う冷徹な面が前面に出てきます。そして、その風貌は明らかに俳優の勝新太郎に似せて描かれています。一方、同じ原作者と漫画家によって描かれた『影武者徳川家康』の徳川家康は細面の美老人に描かれており、勝新の面影はいっさいありません。この落差はいったい何なのでしょうか。
『へうげもの』の徳川家康は、生真面目だが緊張するとすぐ腹を下す青年戦国武将として登場します。しかし、本能寺の変をへて戦国武将として図太く成長。秀吉の死後は揺るぎない信念を持つ謀略家となります。秀吉の妹・旭日を正妻にめとった際、生真面目に夜のおつとめをするシーンは漫画史上における屈指の「だれ得?」な性交シーンとして有名ですね。
『虚無戦史MIROKU』に登場する徳川家康は、主人公の美勒と同族の九龍一族だったという設定。彼は九龍一族の下忍の家系で、微弱な予知能力しか持ち合わせていなかったが、九龍の里を抜けた後に戦国武将となって見事天下をとってしまいます。しかし、九龍の長や美勒にはまったく頭が上がらず、終始家来のようにふるまいます。
『魔界衆』に登場する徳川家康は、何故か真田幸村を異常に恐れる老権力者として描かれます。大阪の役で死んだはずの幸村が生きのびていたと知った時は、腰を抜かしてぶるぶるふるえる始末。さすがにはそれはビビり過ぎなんじゃないかというほどのヘタレっぷりを披露します。
主人公・坂田銀時が、温泉旅館「仙望郷」で遭遇した霊のひとりが徳川家康でした。先に登場した信長、光秀、秀吉の面々は白いブリーフを着用していますが、家康様だけはワンランク上のおしゃれパンツ、ボクサーパンツを着用。しかもそのパンツには葵のご紋がプリントされ、征夷大将軍としての威厳を見せつけます。でも、結局はそのパンツは秀吉にはかれてウ○コをつけられてしまいます。でも、家康様は大人物なので怒ったりしませんでした。あるいは気がつかなかっただけ?
四コマ漫画『殿といっしょ』に登場する徳川家康はとにかくガマン強い性格。そして自分のガマン強さにはめっぽう自信をもっていいます。その一方で父、弟、妻、将軍・秀忠にやたらとガマンを強いられてじっと耐えている真田信之に対しては自分に匹敵する我慢能力があるのではと心中穏やかでない様子が描かれます。
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!