日本史や世界史といった歴史は興味が無ければ暗号に等しい。しかしマンガを読むついでに知識となれば最高ではないだろうか? 今回は、そんな読む楽しみと学ぶ楽しみが同時に味わえるようなマンガ作品を7つご紹介しよう。
素晴らしき歴史マンガ。その中でも馴染み深い日本と中国を題材にしたマンガをご紹介。
出典:花の慶次公式サイト
日本史や世界史といった歴史は興味が無ければ暗号に等しい。しかしマンガを読むついでに知識となれば最高ではないだろうか? 今回は、そんな読む楽しみと学ぶ楽しみが同時に味わえるようなマンガ作品を7つご紹介しよう。
本作は戦国時代末期を舞台とし、当代きっての傾奇者として生きた「前田慶次」の奔放な生き様を描いた作品。『一夢庵風流記』という歴史小説が原作で、『北斗の拳』や『CYBERブルー』を生み出した「原哲夫」の名作としても有名だ。
マンガならではの脚色は多いものの、名将「前田慶次郎利益」のことをワクワクしながら学べるのであれば、読むしかない至高の一冊と言えるであろう。
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップし、その上自分にそっくりな「織田信長」の変わりに生きていく羽目になるというストーリー。
勉強が苦手でふざけて遊んでいることの多い主人公ではあったものの、いざ「織田信長」として生きていくことになると「歴史を変えてはいけない」という認識はしっかり守ろうとするのがなかなか面白い。しかしながら勉強が苦手ゆえに歴史をあまり理解していない為、結局は自然体で生活してしまう。
側室や子供といった存在は史実と違ってはいるものの、「織田信長」という存在をコミカルに学ぶにはとても良い作品だ。
本作の主役である海上自衛隊のイージス艦「みらい」は、ミッドウェー沖合で突如嵐に巻き込まれ落雷を受けてしまう。直後、乗組員達は様々な異常事態に直面し、果てに遭遇したのは自分達の時代に存在するはずのない、「戦艦大和」以下「大日本帝国海軍連合艦隊」。そこでやっとイージス艦「みらい」の乗組員は、ミッドウェー海戦直前の1942年6月4日にタイムスリップしたことに気づくのだが……。
歴史マンガにおいてのタイムスリップネタは王道とも言えるものだが、それらに共通しているのは「歴史を変えてはならない」や、「その時代の人達に未来のことを伝えない」といった歴史を守ろうとする点だろう。しかし本作の他と異なるところは、当時の軍人に未来のことを伝えてしまう部分にあり、そうしたが為に徐々に変化していく歴史が描かれているので、先が読めない展開が面白い作品となっている。
本作は、江戸時代にタイムスリップした医者が現代の知識と技術を駆使し、幕末の医療技術を飛躍的に進歩させていくというストーリー。主人公は歴史を変えてしまうことに躊躇するものの、ついには「坂本龍馬」の命を救うという日本史上最大のタイムパラドックスにまで挑んでいる。
ドラマ版が大ヒットした為知っている人も多いだろうが、本作はそれとはまた違った結末をむかえる為、気になる人は是非読んでもらいたい。
本作の主人公は「織田信長」や「豊臣秀吉」、「徳川家康」といった歴史の授業でも大々的に取り上げられるような偉人ではなく、彼らに家臣として仕えた「仙石権兵衛秀久」という武将。天下人ではない為、華々しさは余りないが、名君らに仕えた家臣の視点だからこそストーリーは面白く、「仙石」が失敗と挽回を繰り返して成長する様は、質の良い少年マンガを読んでいるようで気持ちが良く、とても魅力的だ。
出典:Amazon.co.jp
「戦わずして勝つ」や「背水の陣」といった言葉はどこから来たものなのか。その答えは本作を読めば解決するだろう。
もう一人の「孫子」と名高い「孫臏」という軍人の活躍を、「孫子兵法」の事例を交えながら描いている本作品は、時に笑え、時に泣ける素晴らしいストーリーとなっており、読めば『キングダム』や『三国志』といった中国関連の歴史マンガがさらに面白くなること間違いなしである。
学校の図書室にも置いてあることの多い本作。歴史を忠実に再現しているので、一見教材のようにも思えるが、読んでみるとその面白さに気がつく。
ストーリーはもちろんのこと、やはり魅力的なのは主人公「劉備」を始めとするキャラクターたちだ。可愛らしいビジュアルで描かれた他作品とは違うものの、読んでいくと武将たちの見せる愛嬌ある姿に、思わずクスりと笑ってしまうこともあるだろう。
教材っぽさや、古めかしいといった先入観を捨てて是非とも読み進めていただきたい。
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