ほのぼの夫婦&ほのぼのカップル漫画49 Pt.

11月22日は語呂合わせで「良い夫婦の日」

作成日時:2018-11-22 10:00 執筆者:マンガペディア公式

ほのぼの夫婦&ほのぼのカップル漫画

出典:小学館

仲睦まじいほのぼの夫婦やカップルは、その周囲の人々をも幸福な気分にさせてくれる。「良い夫婦の日」である本日は、そんな「ほのぼの夫婦」「ほのぼのカップル」が登場する作品を紹介していこう。


『トニカクカワイイ』

出典:小学館

交際期間を一切経ず、いきなり結婚した若年夫婦の生活を描くラブ・コメディ。主人公・由崎星空は、中学からの帰り道、偶然見かけた少女に一目惚れ。少女に声を掛けようとした時、トラックに撥ねられてしまう。重傷を負いながらも、星空は思いの丈を少女に告白。少女の返事は「私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる」だった。星空は、直後に意識を失い入院。結局、少女の名前も解らず終いだ。そして3年後。1人暮しをしていた星空の前に、3年振りに少女が現れた。しかも少女は、婚姻届を携えていたのだった。

夫婦の形はそれぞれだが、本作の夫婦はとても特殊な部類といえるだろう。なにしろ、告白から3年もの空白を経て、一度もデートをしない状態で、再会した当日に即結婚。結婚後に初めて手を繋いだという、ピュアすぎる新婚夫婦である。主人公・由崎星空にとって、「妻」はまさに謎の塊。彼女の「月読司」という本名さえ、役所に婚姻届けを提出するときに初めて知ったのだ。ハッキリしているのは、結婚して「由崎司」となった彼女が「とにかく可愛い」こと。そして、命を賭けても悔いはないほど、星空が司を愛していることだ。星空と司の新婚生活は、ドキドキの連続。司は意外と寝相が悪いこと。そして極めて料理上手なこと。日ごとに明らかになる司の素顔が、星空をときめかせる。微笑ましさが溢れるピュアな2人は、ユニークな形の「ほのぼの夫婦」だ。


『1122』

出典:講談社

30代夫婦の一風変った関係を軸に、結婚の表と裏、そして夫婦の在り方に鋭く迫った異色のドラマ。ウェブデザイナーの妻・相原一子(いちこ)と、文具メーカーに勤務する夫・相原二也(おとや)。結婚7年目の2人は、夫婦仲そのものは良好ながらセックスレス。一子と二也は、お互い以外の恋人を持つことを認める「婚外恋愛許可制」を選択する。

伴侶以外の恋人を持つ、所謂「浮気」を公然と認める夫婦は、果たして良い夫婦と言えるのか。しかし、相原一子は夫の気持ちを大切にしているし、夫・二也も、妻に対して常に優しく接している。世間一般の常識とはかけ離れているものの、2人は十分「ほのぼの夫婦」といえる関係だ。一子は性に対して淡泊で、基本的に「性欲は凪(ほぼない)」という女性。二也が家庭外で性欲を発散させるのは、一子にとって都合が良かった。二也は、一子公認の美月という浮気相手を持つ。ところが、二也の美月に対する熱が高まるに連れ、一子の気持ちに変化が訪れる。果たして、一子が抱いた感情は、浮気相手への嫉妬心なのか。それとも、単なる欲求不満か。ユニークな設定で夫婦の関係を問う意欲作だ。


『新婚のいろはさん』

出典:双葉社

新婚夫婦の日常をユーモアたっぷりに描いた、ほのぼの新婚コメディ4コマ漫画。シュールな作風で人気の漫画家「軒並ライジ」こと新妻始と、妻・彩葉。2人は新婚ほやほやのカップルだ。結婚と同時に新居に引っ越した2人は、ゼロから自分たちの生活を作っていく。お互いの知らなかった一面に触れていく毎日は、平凡だけど掛け替えのない日々だ。

新妻始と彩葉は、同じ町で暮らしていた幼馴染み。始が中学を卒業して都会に出たことで、2人は離れ離れとなっていた。ところがある日、彩葉が田舎から上京。始のもとを訪ねて、いきなり求婚した。幼い頃から彩葉を想っていた始は、求婚を受け入れ、電撃的に結婚が成立。始と彩葉は幼馴染みではあるものの、離れていた期間が長いため、お互い知らないところも多い。人気漫画家で、いつも締切りに追われ、カップ麺ばかり食べていた始。それに対し、生まれて1度もカップ麺を食べたことがない彩葉。都会暮しに慣れた始に対して、都会的なオシャレ感にカルチャーショックを受ける彩葉。まさに凸凹夫婦の始と彩葉は、お互いの「初めて」を交換し合いながら、少しずつ隙間を埋めていく。不器用ながらも笑いの絶えない関係の2人は、間違いなく「ほのぼの夫婦」だ。


高校時代からつき合っている、同い年の町田りつ子と野々山修一。交際10年目、同棲生活8年目の2人の日常を描いたラブストーリー。1つのエピソードを、りつ子と修一それぞれの視点で描いているのが、本作の大きな特徴だ。また、脇役を主軸に据えた話がたびたび描かれる。2014年5月にテレビドラマ化された。

本作の町田りつ子と野々山修一は、恋人以上夫婦未満の同棲カップル。同棲生活8年目ともなると、お互いのことをほぼ知り尽くした状態だ。とは言え、すべて以心伝心とはいかない。ちょっとした行き違いから、衝突が発生することもよくある。相手の愛情を信じるが故の甘えや、性欲への意識の違い、料理に対する譲れない拘り。日々の暮らしの中で、2人の関係を危うくする火種は、そこかしこに転がっている。それでも、相手を思いやる気持ちはお互い同じ。りつ子と修一は、小さな諍いを乗り越えながら、絆を深めていく。やがて2人は、今ひとつ実感がもてなかった結婚について、真剣に向き合うようになる。果たして、「ほのぼのカップル」が「ほのぼの夫婦」になる日はいつか。


燻製好きの同棲カップルの日常を描いた、スモーキーなグルメ漫画。カフェで店長を務める頼子とフリーターの巡は、東京の片隅で暮らす同棲カップルだ。頼子と巡の楽しみは、日曜日に美味しい燻製を作って贅沢に過ごすこと。休みを共にすごすたびに、2人の関係もじっくりと燻されていく。各エピソードのラストには「いぶりめもり」と題したオマケページを挿入。燻製の豆知識やエピソードに関連するメニューが紹介されている。

カフェの店長で26歳の主人公・頼子は、2歳年下のフリーター・巡と同棲3年目。性格も好みも異なる2人だが、その違いが楽しいと思える良い関係だ。彼氏がフリーターであることに対する世間の風当たりも、頼子は一切気に掛けない。2人にとって大切なのは、お互いが居心地よく感じられる、日々の暮らしだ。しっかり者の頼子と甘え上手な巡は、まさに「ほのぼのカップル」と言える。そんな2人の何よりの楽しみが、休日に作る燻製料理。ゆで卵、チーズ、ソーセージ、枝豆、醤油、シュークリームほか、和洋問わず、2人は様々な素材を燻製にして味わっていく。また、映画鑑賞やゲーム、ヨガなどをしながら、燻す時間を2人で過ごすことも醍醐味の1つとして描かれている。


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