マンガに出てくる元気な少年10選!97 Pt.

主人やその友人として、マンガに登場する少年たち。今回は、特に好感度の高い10人をピックアップしてみた!

マンガに出てくる元気な少年10選!

出典:Amazon.co.jp

概要

マンガの主要人物のひとりとして登場することの多い少年キャラ。今回は、見ているだけ勇気をもらえる元気な男の子キャラを10人をご紹介していこう。

『クレヨンしんちゃん』より 「野原しんのすけ」

埼玉県春日部市の「アクション幼稚園」に通う「野原しんのすけ(しんちゃん)」は、超マイペースな5歳の幼児。家族や近所の人々や、幼稚園の友達や先生を、「しんちゃん」はその奇抜な言動で混乱と困惑に巻き込んでいく国民的な人気マンガ『クレヨンしんちゃん』。説明不要の人気作であるが、前述の幼稚園名のほか、アニメ版(の場合は「ふたば幼稚園」)とこのマンガ版で違いがあるので、改めて見比べてみてほしい。また、外伝や番外編という形で、「しんちゃん」が小学生になったり、0歳児の妹が幼稚園児になったり年齢が変わるもの、「しんちゃん」が考えたキャラが活躍するファンタジー作品(作中に頻繁に登場するのは「ぶりぶりざえもん」というブタの侍)、他にも「しんちゃん」の家族が時代劇や刑事ドラマを演じるなど、多数の派生形が一作の中にある。これも1話完結のギャグマンガの良さと言えるだろう。

『HUNTER×HUNTER』 より 「ゴン=フリークス」

主人公の少年「ゴン=フリークス」が、生まれてから一度も姿を見たことがない父親「ジン=フリークス」と会うために、父と同じくプロのハンターとなり、様々な困難に立ち向かいながら仲間とともに父との再会に近づいていく冒険活劇『 HUNTER×HUNTER』。舞台となるのは、近代的なビルや通信・交通手段が発達した文明社会でありながら、魔獣など異形の者も共存している世界でもある。そして、この世界でのハンターとは、賞金首や財宝から、未知の食材、希少生物、怪物や幻獣まで、あらゆる珍しい物を追い求める職業であり、「ハンター試験」に合格したプロハンターには絶対的な特権が与えられることになっている。ただし、ハンター試験の合格率は数百万分の1と言われるほどの超難関。飛び抜けた身体能力を持つ「ゴン」が、そのまっすぐな性格も武器に仲間たちとともにハンターを目指す姿は必見だ。

『ちちとこ』 より 「日坂 将 」

「日坂洋一」と「将」は、一見どこにでもいる普通の父子。しかし、普段は穏やかで高校教師をしている「洋一」は元不良で、血を見ると理性を失う暴走癖がある。「将」は明るく聞き分けの良い子に見えて、何かにつけて家や家具を壊しまくる天然デストロイヤー。そして、「将」の母親である「真美」は、「将」が1歳の頃、保育園に迎えに行ったまま迷子中という前代未聞の方向音痴。普通に見えてすべてが普通ではない、日坂家の日常━━素直で明るいものの、すぐに物を壊してしまう息子と、今は優しいがかつては折り紙つきの不良だった父親の日常を描いたハートフルホームコメディ『ちちとこ』。「将」は父親のことを「よーさん」と呼んで友達のように仲良くしており、また慕っている。幼少期にあり物をよく壊してしまうトラブルメーカーであるものの、その屈託無い笑顔を見ているとつい何でも許してしまいそうになる、漫画界きってのゆるふわ日常コメディマンガだ。

『リコーダーとランドセル』 より 「宮川あつし」

「宮川あつし」は小学5年生だが、身長180cmでルックスもイケメン男子にしか見えない。そのため、男子が苦手な「盛山先生」には怖がられ、ガールフレンドの「ヒナちゃん」と一緒にいると通報されてしまう。一方、姉の「あつみ」は高校生だけど小さくかつ童顔なので、幼女にしか見えない。そのため、彼女に言い寄る男もロリコンの「吉岡先輩」みたいのばかり。そんな姉弟だが、いつも仲良く暮らしている日常を描いた『リコーダーとランドセル』。「あつし」は足は速いが、運動そのものはあまり得意ではない。特に球技は不得意。ルックスは作中に登場する男性の中でもトップクラスのイケメンで性格も優しいが、中身は小学5年生としても少し幼いのではないかと思うくらいに無邪気。そんな彼が逆に小さすぎる姉と暮らす朗らかな毎日は、見ていて飽きることはない。

『NARUTO -ナルト』 より 「うずまきナルト」

おちこぼれ忍者だった「うずまきナルト」が、戦いの中で仲間との絆を深め、英雄へと成長していく姿を描く大人気マンガ『NARUTO -ナルト』。海外からの評価が高いことも特徴の作品だ。作中に登場する火の国の中にある「木ノ葉隠れの里」その里の忍であり、夢は里の長である火影になることという「ナルト」は、生まれてすぐに、「四代目火影」によって体内に尾獣「九尾」を封印されて人柱力となり、それが原因で里の者からうとまれていた。忍者学校卒業後は同級生の「うちはサスケ」「春野サクラ」らと共に小隊第七班に所属。様々な任務をこなし、どんな困難にもあきらめずに戦う「ナルト」の姿勢は、周囲の者を惹きつけ、やがて里の英雄へと呼ばれる存在になっていく。長期的な連載を誇った作品の中で心身ともに成長する「ナルト」の姿に、多くの読者が彼の友人の1人として見守ってきた。現在は、「ナルト」の息子の姿を描いた『BORUTO-ボルト-』が連載されている。

『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』 より 「星馬豪」

「星馬烈(せいば れつ)」と「豪(ごう)」の「星馬兄弟」が、「土屋博士」からマシンの提供を受けてレースに出場。コーナリングを得意とする兄の「烈」とスピードを重視する弟の「豪」が、それぞれの持ち味を生かし、数々のレースでライバルたちと戦いを繰り広げる『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』。第二次ミニ四駆ブームという社会現象の火付け役となり、アニメや映画、ゲームなど様々なメディアミックスが展開された一作でもある。「豪」は兄「烈」と正反対の性格をしていて、単純明快かつ直球ストレートな性格の持ち主。頭に血が上るとすぐに周りが見えなくなってしまうが、兄と仲間とともに少しずつ成長してゆく。ミニ四駆への熱い思いとガッツで、レースは絶対最後まであきらめない。所持しているミニ四駆は「マグナムセイバー」「ビクトリーマグナム」という弾丸のうような速さと強さを兼ねそろえたマシーンだ。

『からかい上手の高木さん』 より 「西片」

男子生徒の「西片」が、「高木さん」という同級生の女の子から、ただからかわれるだけ、といった日常を描く青春ラブコメディ『からかい上手の高木さん』。進展しそうで進展しない2人のやり取りや、「西片」をからかうときの「高木さん」の絶妙な表情が見どころ。どことなくノスタルジックで、読んでいるだけで、ついつい頬が緩んでしまうような甘酸っぱい笑いを誘う作品だ。2018年1月からはTVアニメも放送された。いつもからかわれている「西片」は一応本人なりに、さまざまな方法で「高木さん」に仕返しをしようとしているが、毎回空振りに終わっている。少し事がうまく運ぶと、すぐ調子に乗ってしまう面があり、「高木さん」にからかわれることに頭を悩ませているが、傍からは、付き合っていると思われるほど仲が良く見えるところが、読んでいるこちらとしてもむずかゆく、そして面白いと思えるマンガだ。

『マギ』 より 「アラジン」

世界の滅亡を望む謎の組織「アル・サーメ」ンとの対決を軸に、「マギ」として世界の運命を託された主人公「アラジン」と「王の器」に選ばれた「アリババ」、2人の少年の友情と成長がメインテーマ。仲間との友情、魔法や迷宮を巡る冒険、金属器所持者による迫力あるバトルと、少年マンガの王道的要素をふんだんに盛り込んでいる一方で、国家間の対立や戦争、奴隷問題、人種差別といった少年マンガとしてはかなり重いテーマについても正面から描いているところも特徴の一つだ。世界を導く王を選定する創世の魔法使い「マギ」のひとりで、かつて聖宮という閉鎖的空間で生活をしていた際には「ウーゴ」というただひとりの友人と暮らしていた。そこで培ったまっすぐな性格と友人思いの優しい性格の持ち主だが、大のお姉さん好きで、胸の大きい女性を見つけては胸元に飛び込むことがしばしばあるところも笑える、好感度のとても高い少年だ。

『僕だけがいない街』 より 「藤沼悟」

「藤沼悟」は28歳の売れないマンガ家。彼には事故や事件の原因が取り除かれるまで、その直前までタイムスリップする「再上映(リバイバル)」という能力があった。母親の「佐知子」がやって来た時に、突然再上映が発生し、周囲で誘拐事件が起きたことを発見し、未然に防いだことを確認する。それと同時に、母は1988年の北海道連続誘拐殺人事件の真犯人の正体に気づく。ところがその名を明かす前に母親は殺害され、「悟」は濡れ衣を着せられ逃げるはめになってーー。1988年と2006年を何度も行き来して事件の原因を取り除いていくタイムリープミステリー『僕だけがいない街』。濡れ衣を着せられた「悟」は、気づくと再上映で1988年の事件前にタイムスリップ。そこで28歳の頃の自分の母を殺害した犯人を探すわけだが、その少年の「悟」が未来の母親や友人を助けるために一心不乱に頑張る姿が何とも心を打つ作品となっている。

『キャプテン翼』 より 「大空翼」

1983年からアニメ版が放送されてきたが、2018年4月再度アニメ化され世代を超えて人気を誇る作品。天才的サッカープレイヤーである主人公「大空翼」が、チームとメイトと共に戦い抜いていく姿を描く、爆発的な人気でサッカーブームを起こしたマンガ『キャプテン翼』。本作は従来のスポーツマンガではあまり見られなかった、サッカー(スポーツ)の楽しさやサッカーの魅力を伝えることに重点が置かれている。主人公の「翼」の「ボールは友達」という言葉がこのコンセプトを象徴している。彼は温和な性格で、難易度が高いサッカー技術を一目で身に付けられるほどの天賦の才を持っていながら、屈託がない。目標も、「プロサッカー選手になって、日本代表をワールドカップで優勝に導く」という明快なもので、泥臭いド根性や特訓などが描かれていた「スポ根」(スポーツ根性)ものとは一線を画する世界観を提示していた、ある意味新しいかたちのスポーツマンガの金字塔だ。当作品に影響を受けたプロサッカー選手は国内外に多数存在しているほどの知名度と人気を誇っている。

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